2月14日

近所の本屋を覗くと江戸東京博物館で

開催中の「円山応挙展」の図録を

売っていて驚きましたが、美術館の

新しい販売戦略を歓迎したいです。

 

ところで私は円山応挙の絵が

あまり好きではありません。

構図のセンスのなさを徹底的な描写で

押し切る姿が(おこがましくも)

私にかぶってみえるからです。

できれば、応挙の仕事を反面教師にして

私は描写だけに頼らない方向

進みたいと、常々思っているのです。

 

ただ、この展覧会の出品作に、男性器まで

徹底して描写している作品があり、

その職人魂には頭が下がりました。