彼岸花。この花は長い間、”死人花”などと呼ばれ忌み嫌われていました。鱗茎に毒をもつ上、秋の彼岸の頃に咲くからということらしいです。
しかし飢饉のときには鱗茎を水にさらして毒を抜き、非常食にしたとのことです。そうした人の生活との負の関係をもってきた歴史が
この花を死のイメージと結びつけることになってしまっていたとのことです。
私はそんな背景を知らなかったので、個性的な形をしたきれいな花だなぁ、くらいに思っていました。