Others
その他、雑多なお気に入り
私のお気に入り]
HOW INSENSITIVE (A,C,Jobim/Noman GImbel)
歌 : 橋本 一子
シャープな知性としっとりとした艶を併せ持つ歌声に惚れ・・。
(ALBUM : MOOD MUSIC)
青い船で (作詞・作曲:松任谷由美)
歌 : 松任谷 由美
松任谷由美には素晴らしい名曲がたくさんありますが、私にとっては中学時代に聞いたこの曲が、
一番です。20年以上カセットでしたが、最近CDを買い直してみたら、やっぱり良かったです。
狗奴 (作詞・作曲:川井憲次)
歌 : 西田佳づ美 清水多永子 伊藤予示子 他
川井憲次という作曲家を意識するようになったのは、私が27歳の時のアメリカ滞在中に観た
押井守監督の映画「GHOST IN THE SHELL」の冒頭の曲、謡〜Reincarnationで、
当時私は、絵描きになるかアメリカで修復職人になるか、迷っていた時期でした。
しかし、アメリカで聴いた川井憲次氏の曲は私にカルチャーショックを与え、アメリカで何かを探そう
としていた私を叱責されているように感じ、日本へ帰ってできることがあることを感じさせてくれました。
その後、続編である映画「INNCENCE」でも川井憲次氏は同様に西田社中のみなさんを
コーラスに据え、さらに発展させた音楽を世に送り出し、その名声を確立したと思います。
しかし、私は押井守監督の映画を通して川井氏や西田社中の人々の活躍を知るにとどまり、
その後の展開も知らずにきました。先日Youtubeで2007年に横浜で川井氏のコンサートが
あったことを知り、知らずに行けなかったことを後悔するとともに、その時のDVDを入手しました。
パーカッションと西田社中の方々とストリングスのコラボレーションが素晴らしかったのですが、
そのDVDの中に、私の知らなかった川井氏と西田社中のコラボによる「百禽」という曲があり、
それをコンサートで楽しそうに歌い演奏する姿を羨ましく思い、また、スタジオ録音だと
どんな曲になっているのか知りたくて当CDを入手しました。
CDは、どの曲も川井氏と西田社中のコラボレーションの集大成のような曲で素晴らしく、
「百禽」ももちろん期待通りだったのですが、最後の「狗奴」の後半のサビ部分には痺れてしまい
ました。民謡の専門家である西田社中の方々が、川井氏という現代へ翻訳家の力を受けて、その
魅力を開花している姿は非常に素晴らしく、日本画を学んだ私にも大いなる示唆を与えてくれます。
※この音楽は愛・地球博のためにつくられ、特殊な14.1chという音響環境で再生されたものがベースです。
そのため非常に音がクリアです。オーディオの質が高いほど、各音の分離が良く味わえ、この曲の
美しさが引き立ちます。このリンク先のyoutubeの音響は参考程度に・・。
アヴァンチュリエール (作詞・作曲:大貫妙子 編曲:坂本龍一)
歌 : 大貫 妙子
お小遣いで生まれて初めて買ったLPレコードは、アニメ映画「999」のサントラ盤でしたが、
アニメ以外で初めて買ったLPは、大貫妙子さんの「アヴァンチュール」で、プレーヤーのない現在も
処分しがたく手元に置いています。
半音階を多用するような影のあるメロディが美しく、センスのいい、独特な情景を浮かびあがらせる
曲創りとボーカルは大貫さん以外の誰にも真似できない世界です。
その素晴らしい個性はいつも気になりつつも、なぜか熱烈に入れ込む対象にはなりませんでした。
先日、50代になった彼女のコンサートをNHKで視聴して、その理由を発見しました。
“歌詞”ですね。彼女のつくる歌詞は、言葉がきれいすぎて自分との距離を感じ、それがそのまま
彼女の音楽との距離になるなのだと思いました。とはいえ彼女の作り出す音楽世界は大好きです。
Harvest Rain (作詞:小峰公子 作曲:吉良和彦)
歌 : ZABADAK
ZABADAKは1990年前後に活動していた吉良和彦さんと上野洋子さんのユニット。
私が彼らを知ったのは、NewWave系のイギリスのバンドのコンサートに行った時、
予告なしに、彼等が前座として登場し、数曲のライブをしてくれた時でした。
吉良さんの民族音楽的な要素を取り入れた音と、上野さんの透明な声が印象的でした。
彼等の曲で、私が一番好きだったのが、このHarvestRain。
“恵みの雨”というテーマの小峰さんの歌詞と吉良さんの曲がよく合っていて、
今でも、自然の素晴らしさを讃えたひとつの表現として心地よく聴けます。
君をのせて (作詞:宮崎駿 作曲:久石譲)
歌 : 湯川潮音 演奏・ 編曲 : WORLD'S END GIRLFRIEND
私のスタートがアニメファンであることは、ここの曲のラインナップをみれば、
想像がつくかと思いますが、その中心には、やはりといいますか宮崎作品があります。
これも「天空の城ラピュタ」の主題歌です。しかしこのアレンジはとてもいいですね。
そしてこの、Youtubeへの投稿をされたGlico84さんがグレゴリーコルベールの映像と
あわせてくれたこのビデオクリップは、とても素敵で印象的でした。
著作権のトラブルなどで消されてしまうかもしれませんので、早めにご覧ください。
HELEN MERRILL WITH CLIFFORD BROWN
歌 : HELEN MERRILL
温室育ちの私には、起承転結や構成のはっきりしたクラッシックは聴き易くても、
人生の重さを知らねば理解できなさそうなジャズは、逆に敷居が高かった。
今でもビリー・ホリディは少しつらい。もう少しサッパリしてコケティッシュな面もほしい、
なんていう私に、ヘレン・メリルはぴったり。このアルバムはバランスもよく、
近頃、車の運転をする時に必須のお供です。彼女のことをネットで知り、はじめは
ベスト盤を購入しましたが、のちに中古でこちらを発見、購入。愛聴盤になりました。
PERISANIM SIMDI / HERKES YARALI
歌 : SEZEN AKSU
1995年にトルコを訪れたとき、トルコのTVで聴いた
Sezen Aksuの「Onu Alma Beni Al」という曲が気に入り、CDを入手して帰国しました。
それから10年、実はトルコの国民的歌手であった彼女は、
その後も精力的にアルバムを出し続けていました。
アラブ音楽の香りと独特の言葉のイントネーション、深みのある魅力的な歌声は素晴らしい。
FLY ME TO THE MOON (B,Howard)
歌 : Keiko Lee
深みのあるハスキーボイスとシンプルでゆったりとしたアレンジが絶妙。
(ALBUM : VOICES)
FOLLOW ME (Rodrigo/H,Kretzmer/H,Shaper)
歌 : 伊藤 君子
ロドリーゴのアランフェス組曲を、歌に編曲した人の発想にまずは拍手です。
伊藤さんの歌は上手で聴きやすいですね。(個性が弱いのかもしれませんが)私は好きです。
すばらしい日々 (作詞・作曲:奥田民生)
歌 : 矢野 顕子
自分のスタイルを持ち肩の力がよくぬけた質の高いミュージシャンというと、
まず矢野さんと奥田さんが思い浮かびます。その二人の絶妙なコラボ・・。
野の花 (作詞:工藤順子・作曲:外間隆史)
歌 : 遊佐 未森
青年時代に好きだった多くの曲が「いまさら聞いてもね」と感じてしまう最近でも、
この曲は、延々とリピートして聴き続けることができます。私にとっての癒し曲No,1。
津軽のふるさと (作詞・作曲:米山 正夫)
歌 : 塩田 美奈子
私は美空ひばりさんの魅力がわからない人間なのですが、塩田さんが歌うのを聴いて
「いい曲だなぁ」と・・・。