2007 SHOT SHOW

国の猟銃、猟具、猟装の国際見本市 SHOT SHOW は毎年年初に開催されます SHOT とはShooting, Hunting ,Outdoor Trade の頭文字からきています。世界中の銃器メーカーを始め関連企業の2005新製品の発表の場となります。今年は4万人を越すショット・ビシネスマンが各国から集まりました。1月11日から4日間米国フロリダ州オーランドで開催されましたので今年も参加いたしました。雑誌「狩猟界」5月号、6月号で記事を載せますが本ページで逸早く皆様にニュースとしてお知らせいたします。写真は会場となった「オレンジ・カントリー・コンベンション・センター(OCCC)

私はハンターで、毎年10月の北海道出猟から始まり、近県の猪鹿猟で終猟日まで狩猟を楽しみます。今年は鹿猟は2月28日が終猟日になりました。ハンターの立場で米国のSHOT SHOWを見ると、どうしても日ごろの猟で役に立つもの、便利なものに目が行きます。「百聞1見にしかず」実際に見てきたものについてハンターの立場でコメントいたします。又、こうしたものを、このページwww.JSHOT.com で紹介しております。ご質問がございましたら、ご遠慮なくメール(ここをクリック)をお寄せください。

市場の動向

昨年を凌ぐ656100平方フィートの会場は過去最大の展示スペースとなり、42215名のショット・ビジネスマンが訪れた。昨年6月にニューへブンの主力工場を閉鎖したウインチェスターの動向が注目されたがボルト式ライフル銃M70,レバー式ライフル銃M94は今年は同社の展示場から完全に姿を消した。同じく去就が注目されていたダコタは例年にない広い展示場を確保して、ダコタとネシカの両方のブランド銃を展示して健在感を示していた。業界の資本系列化が益々進み製品そのものが資本の論理で飲み込まれていく姿を見ていると、猟銃に男のロマンを託すような時代でなくなった思いだ。一方、武器としての銃器の分野であるローエンフォースメント(LE)部門の成長性と展示会での招客力は年々眼を見張るものがある。モデルガン雑誌のレポーターなら面白かろうが実猟ハンターを自認する者としては取材分野が狭められるようで寂しい思いもある。10年以上も毎年SHOTSHOWを見ていると時代の流れが読み取れて興味深い面もあるので、日本のハンターに興味を持たれるような2007新製品をこの欄で4月から毎月少しずつ紹介していこう。


今年の新製品

「.ブローニングBARレフトハンド」

BARのショートトラック、ロングトラックに左撃ち仕様銃が発表された。半自動ライフル銃では珍しいことだ。 


 


「レミントン・モデルセブンXCR」

モデルセブンのカミフラージュ・モデルで20インチ銃身のステンレス製コンパクトな造りで山猟やガイドライフル銃として好評


「レミントン・ウルトラ・マグナム装弾」
レベルT、レベルU、レベルV

同じ300RemUltra.Magライフル銃で3種類の強さの装弾が撃てる。レベルTは30-06SRG途同等の強さ、Uは300WinMag,Vは本来の300RemUltraMagの強さになる。T挺のライフル銃で3種類の強さでの使い分けが可能になった。大は小を兼ねるか?


「レミントン750シンセティック」

昨年発表された半自動ライフル銃モデル750の樹脂製の先台と銃床のモデル。全天候型の用途に向く。


「マーリン・モデル308MXLR 」

マーリンのレバー式ライフル銃に新装弾「308マーリン・エキスプレス」の薬室を備えて新製品として発表。ステンレスにラミネート銃床で従来の30-30Winのモデル336XLRよりも308Winに近い強い装弾威力が期待できる。


「308MX装弾」

マーリン308MXLRで採用された装弾メーカーのHORNADY社から発表された新装弾。308Winに比べて互角の性能がある。30-30WinとはかなりのパワーUPになる。弾頭は先端が柔らかくてチューブラ弾倉で使えるRevolution装弾である。


 

「トンプソン社 ICONボルト式ライフル銃」

トンプソン社初の大口径ボルト式ライフル銃で後発メーカーであるだけに数々の特徴を持つ。最大の特徴は「30TC」という新装弾ヲ発表してこの装弾が使えるライフル銃となった。他に22-250Rem,243Win,308Winの口径が用意されているが何と言っても「30TC」が話題を呼ぶ。30TCは308Winとほぼ同じ大きさのケースでありながら30-06Sprを凌ぐパワーを示す。装弾はHRNADY社から発売される。レシーバーに削り出しのウイバータイプのスコープベースが一体になって備わっているのでライフルスコープの装着に便利である。かなりの高品質高品位を狙っている。100ヤードで1インチ以内のグルーピングを示す。


「ルガーHarkeyeアラスカン&アフリカン」

アラスカンは20インチ銃身のマウンテンライフルでアフリカンは23インチ銃身のサファリーモデル。共に新装弾「ルガー375」ヲ採用している。装弾提供はホナディー社である。375H&Hマグナムよりも短いベルトレスケースを使用して短いアクションで375H&H並のパワーを得ている。コンパクトなライフル銃で大口径の弾頭を使うハンターには興味が持たれる。


 「ルガーM77MarkUフロンティヤー」

338Federal装弾の適合するコンパクトなライフル銃で銃身は16.5インチと短いので日本では持てないが20インチのモデルがあれば面白い銃だ。338Federalは昨年Sako85に採用されて市場に出た間だ新しい装弾だがいろんな銃器メーカーが興味を示して適合するライフル銃を作り出してきた。


「ルガー-No.1スポーター」

ルガー社の単発ライフル銃に「9.3x74R」の装弾適合銃がでた。385grSP-RP弾頭で初速2360fps、エネルギー3536ft.lb。昔ドイツで造られた装弾の生まれ変わりである。


以下新製品を順次紹介しますので時々覗いてください。