(2016.05.03)

Kodak DC210A

28mmの単三OVF機が欲しくていろいろ物色していたのだが、仲々思うようなものがない。私が把握しているのは; くらい(工事用カメラ等は除く)。実用機種となると、実質的にはPowerShot A1200系とCoolpix P50くらいだろう。Caplioは品質にかなりの問題があるなぁ…というのが使ってみた実感。Finepix E510は未入手だが(近々入手予定)、なぜか不人気で、ネットにも情報があまりない。A1200とP50は1台ずつ持っているが、オークションでもけっこうな値段で、使い潰し用にはちと惜しい。てんで、骨董品のKodakのDC210系はどうだろう?と思い至ったワケだ(正確には、28mmじゃなくて29mmだけどね)。

で、ガタイがデカくて頑丈なDC210Aを引っ張り出してきた。まあ、固定焦点機なので、そもそも画質は期待できないのであるが、試写をしてみて《あっれ〜〜?》というカンジ。昔はDC215Zなんかもけっこう使っていたのだが(中身は多分DC210やDC210Aと同じ)、こんなに酷かったかな?よく、固定焦点はボケると言われるが、そういう次元ではないように思う。同じ固定焦点機のCAMEDIA C-120(35mm単焦点)と比較してみると;

△Kodak DC210A△CAMEDIA C-120

△Kodak DC210A△CAMEDIA C-120

う〜ん、解像感も階調表現力も段違い。つか、C-120は固定焦点でこれって、凄すぎるだろう(^_^; これを見ちゃうと、ちょっとDC210Aを使ってみようという気にはならないねぇ…。C-120にスマホ用ワイコンをくっつける方が奇麗だもん。ひょっとすると、私の機体は故障かなんかで、ピント位置がズレているのかも?とも思ったけれど、ネットでDC210やDC210Aのサンプル画像を探しても、似たり寄ったりの感じで、まあ、VGAに縮小すれば見れないことはないかな、程度。故障ではなく、これが実力でしょう。

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