(2004.04.30/2005.03.13)

98NOTE修理メモ

■時計用電池の交換

98NOTE NS/EやNS/Tの中には、電池切れで時計が止まるものも多い。時計用の電池は、キーボードの下に入っているコイン型リチウム電池CR2320(3v)。これを新しい電池と交換すればよい。ところが、この電池は基板にハンダ付け(溶接?)されてしまっているため、作業は意外に面倒。
  1. 98NOTEを分解して、キーボードの下の基板をむき出しにする。
  2. テスターで電池の電圧をチェックし、電池切れであることを確認する。
  3. ニッパなどで時計用電池を接点金具ごと切り取る。
  4. 新しい電池にリード線をハンダ付けする。
  5. 電池全体をビニールテープまたは熱収縮チューブで覆って絶縁する。
  6. 電池のリード線を接点金具のあった場所に半田付けする。
なお、電池に直接ハンダ付けするのはやや面倒。私もウデが落ちているのか、少々手間取った。接触がちょっと不安。15wの半導体用ハンダこてでは小さすぎたのかも知れない。電池の細工が面倒な場合は、細工済みのコイン電池を買うという方法もある。もっとも、秋葉原のラジオ○パ○トの地下で買った細工済みコイン電池は、全部放電しきったシロモノだった。4個200円で買ったんだから、仕方ないけどねえ…とほほほほ。

  熱収縮チューブはパーツ屋ではあまり扱っていないようだ。いろいろ探しまわって、秋葉原のヒロセ無線の地下でようやく発見。サイズは15mmφで、1mあたり420円だった。適当な長さに切って、電池に被せてドライヤーで加熱すれば、半分くらいに縮む。

この他にも、接点金具のあった部分に、CR2032用ソケットを半田付けするという方法もあるが、こちらは多少技術が必要だろう。ソケット自体は入手したし、接点の位置が合うことも確認したが、自信がなかったのでやめた。ソケット自体は200円以下で買えるが、縦サイズは確認していないので注意。

▼ところが……
上記の方法で電池交換しても、時計の異常が直らない機体が一台ある。日時の設定がまったく有効にならず、常に2066年…とか、165時165分とか…とんでもない数字を表示する。時計が止まる云々ではなく、そもそも回路が正常に動作していなようなのだ。当然これは故障なわけで、電池交換は無意味。最初電池切れだと思い込んで、上記のような分解をしたのだが、取り外した電池には十分な残量があった。少なくとも、これに関しては無駄骨であった。分解前に必ず電池の電圧をチェックすること。(2005.03.13)

■LCD開閉感知スイッチの除去

NS/E改のLCD開閉感知スイッチが誤動作をして、不意にLCDが消えてしまう現象が頻発した。そこで、開閉感知スイッチを除去することにした。きちんと確かめもせずにフレキごと切り取ってしまったのだが、これはまずかった。何と、このSWはオンでLCD点灯。つまり、ショートさせなきゃいけなかったのだ。仕方ないので、フレキ配線追っかけて外に出ているピンを見つけてリード線でつないだ。超みっともない。が、まあ結果オーライとするか。しかし、変だな、オープンでLCDが点く仕様だと思ってたんだが…NS/Tとは違ってんのかな?(2004.04.30)

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