- 減価償却計算は定額法・定率法ともに計算量が多いだけでも大変面倒なものです。しかも定率法では、ある年度での計算誤りが尾を引き後年度に影響します。
月次決算で減価償却費を計上するにも、年次決算と同程度の面倒な計算が必要となります。この事情は2007年の税法改正により一段と厄介なものになりました。
- 手書き感覚の資産一覧表に入力するだけで、後の作業を一手に引き受けてくれるシステムがあったらどんなに使いやすいことでしょうか。
具体的には、2007年3月以前取得資産についての10%から5%まで及び5%から1円までの償却、新たな250%定率法についての通常の償却から
改定取得価額と改定償却率に基づく償却計算への転換、これらの年償却額を基にした月次償却費計算、会計償却と税務償却の調整計算
などのように複雑な計算をすべて片付けてくれることです。OOo減価償却はこれらの計算を素早く正確に片付けてくれる経理マンの頼れる味方となることをめざして作られています。
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- OOoの上で動くこの減価償却システムでは、償却資産を一覧表形式の表に入力します。したがって、入力したデータは見えるままの状態で一覧したり、
印刷したりできます。資産一覧表への記入データがそのまま会計報告書にもなっています。
- OOoデータですから、会社の様々な目的のために加工してデータを利用することが容易にできます。
- 会社の利益計画・予算作成のために減価償却費は不可欠な情報です。OOo減価償却は、この点、
当期だけでなく5年10年など任意の将来年度の償却費シミュレーションができ、また、当年度の状態にもいつでも戻れる能力を備えています。
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- 固定資産の一覧表を所在地ごとにフィルターをかけて印刷すれば、会社が行う実地たな卸しで使う照合表になります。
また、会計監査においてはこのOOo減価償却の表をそのまま監査人に渡せば、これを利用して必要な資料の作成及び実地たな卸しを実施できます。
- OOo減価償却には資産番号、取得月、資産摘要、購入先、管理者データなどの入力欄があります。これらにより、原始証憑との突合が容易に行えます。
- ある場所から別の場所へ、ある部門から別の部門へと資産が移動するケースはよくあります。このためには、資産の履歴を跡づけられるような記録方式が有効です。OOo
減価償却は資産振替の機能によりこれに対処し、移動資産についての資産と記録の照合を容易にします。
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- 法人税申告書別表16は法人税申告書を作成する上で重要かつ神経を使う作業のひとつです。
特に、前事業年度以前取得資産のうち次期繰越資産及び当期除却資産、当期取得資産のうち次期繰越資産及び当期除却資産に分けて
会計での償却額及び税法に基づく償却限度額などを集計する作業は、前年度及び次年度との整合性が要求されることもあいまって、高い精度が要求されます。
- このOOo減価償却では、長年の経験に基づき、大規模会社はもちろん、小規模な会社であってもこれだけはできた方がよいとの考えから、
法人税法申告書別表16(1)(定額法用)又は16(2)(定率法用)としてそのまま使える別表作成機能を設けました。
- このOOo別表16シートは企業会計と税務会計が一致している場合はもちろん、異なる場合であっても精確に償却超過額、償却不足額を算出します。
- ユーザーの選択により、Adobe® Acrobat® PDF フォームに取り込み可能なXFDFデータまたはXMLデータを書き出すことができます。
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- 償却資産税申告書の作成は償却資産の所在地が一市区町村に限られる場合はそれほど難しいことではありません。
しかし、会社によっては多くの市区町村に資産があり、それぞれについて免税点を判定して申告書の作成・不作成を決めなければなりません。
- このため、小規模な企業では殆ど使われないとは思いつつ、これも望ましい機能として備えました。
いくつかの会社に対して償却資産税申告書を作成する税理士さんにとってはクライアントが変わっても同じシステムを使える方が便利だからです。
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