雪道の事故(総集編)
こちらは、事故の経験談や事故につながる寸前の話を載せています。体験談なので、ほんとうにリアリティがあります
車の装備 by Dukeさん (2001/3/1追加)
埼玉在住のDukeと申します。年間20〜40日ほどスキーを楽しんでいます。
5年ほど前に奥利根スキー場に向かう途中で、深夜に走行していたせいもありますが、前方を走っていた車がスピンしたのです。
私の車(当時はFRセダン+スタッドレス)は止まりましたが、なんとルームミラーを見ると、後ろの車がだんだん大きくなってきました。
そうです、滑ってきているのです。(この間・数秒)
オカマをほられたらいやだったので、前に行こうかとも思いましたが、前にも横になった車が・・・・
結局、反対車線に車が来ないのをみてそちらに逃げまして、無事事なきを得ました。
いくら自分が装備を万全にしても回りが・・・・という思いを持ちました。それ以来、駐車場泊のために深夜の走行はしなくなりました。
特に若者が多いスキー場そばでは、ノーマルタイヤで走る人がいるので・・・・
やっぱり都市近郊のスキー場は、ほんとうにノーマルタイヤで雪道をゆく車が多いものです
都市近郊では雪が降らないので、雪道を経験したことがなく、やはり雪道の危険性をあまり知らない人が、かなり多いと思います
そういう人たちもいるので、止まるときはやっぱり前方だけでなく、後方にも気を配っておかないといけないということが、大変よくわかる話だと思います
また、スキー場への渋滞もあり、ついつい車間を詰めがちになってしまいますが、車間距離は十分にとっておくのが、雪道を走る基本ですね
Dukeさんからは、車の装備に関しても頂いていますので、ご紹介させていただきたいと思います。
私がスキーに行くときの準備です。
1. スタッドレス(あたりまえ)
2. チェーン(鉄)
3. 冬ワイパー
4. 長靴
5. 雪かき用の長くなるブラシ
6. ライト(暗い中作業するため)
7. 牽引ロープ
8. ブースターケーブル1〜3は結構多くの人が装備していますが、4以降を全部という人は少ないのでは!!
私はセダンの4WDに今は乗っていますが、上記装備はからなずです。
ほかにもいろいろとあるけれど、やっぱり僕も上記の装備は必ず必要ではないかと思います。
もし付け加えるとしたら、スコップですね (スコップを持っている人は、かなりの雪道経験者だという気がします。大雪の時は、ものすごく役に立つ道具ですから、あるとないとでは、大違いと言っていいくらいです)
こういう「亀状態」のときにスコップがあれば、どれだけ重宝するか、体験した人でないとわからないですね^^;
ちなみに、上の写真は、たった3時間でかなりの車を「亀」に追い込んでしまうほどの大雪の時でした
ちなみに、僕もおなじく「亀」になってました(苦笑) 自然の猛威のすごさは、甘く見てはいけませんね。。。
雪道の事故 by しゅうべえさん
峠の積雪路で、チェーンをつけようとした人が、コーナーに車を止めて(この辺が信じられんことをすると思うのだが…)、チェーンをつけていると、私の2台前を走る車がスリップして、装着中のお兄ちゃんをはねた。びっくりしたなぁ
「びっくりしたなぁ」で終わるところが何とも言えないですね^^;
でも、カーブの途中で車を止めてチェーンをつけるのは、本当に危険ですね。
免許取り立ての初心者なら、やりそうなことですね。。。
畑に落ちたこと by 進一郎@AwaTOKushimaさん
長野の一般道で畑に落ちた事が有ります (^^ゞ
まだ12月初旬で、雪も殆ど降ってなく、志賀高原から途中仮眠して白馬に移動しようとした未明、『黒氷』の道で飛びました (^^;;;
その前にちょっと滑ったので減速しましたが、足りなかった…
40km/h弱で右コーナーの出口で滑って横に向き、対向車が3台来ていたので正面衝突しないように、必死で操舵して、なんとか回避したのですが、4回振られた後、左の畑に頭から突っ込みました。。。後輪が道路に残っていたので、2時間後にJAFのランドクルーザに引き上げて貰い、壊れた左後輪を応急タイアに代えただけでナントカ自宅まで帰り着く事が出来、少しの修理だけで乗り続けましたが、バディがかなり歪んでしまったみたいで、結局、翌年の継続車検を取らずに乗り換えました。
…あの状況では、チェーン(持ってなかったケド)を着けるワケにもいかず、道路は濡れているように見えるだけで、凍ってるとは思わなかったです。。。夏タイアなら、もっと早く、最初に滑った時に犀川に飛び込んでたでしょう・・・とにかく、黒氷は恐い〜〜〜〜〜。
皆様も御注意を。積雪がある方が、まだ全然マシです。。。
(スタッドレスタイアである事は、スキーに行く以上、前提条件ですよね?)
これも、雪が降っていない状況で、さらに雪道ではない話です。
雪道だけが危険なのではなくて、冬場の道は危険がたくさん潜んでいるということでしょう。また、たとえスタッドレスであっても、滑るときは滑ります
僕も以前、圧雪路で快適にゆっくりと走行していて、カーブでハンドルを切ったら、今までグリップしていたはずのタイヤが、なんの前兆もなくあっけなく滑り、そのまままっすぐガードレールに。。。
なんと、圧雪路の雪のすぐ下に、 「ツルンツルンのアイスバーン」 が隠れていたのです!!
あと10cmで接触事故でしたが、なんとか慎重に運転していたために事故だけは免れました。雪道だけは、何が起こってもおかしくはないです。ほんとうに気をつけたいものですね。
一般的なこと by 店主さん
死にかけたような話は無いんですがまあ 一般的な事で。
雪の無い地元の道路
コーナーでちとスピードを出していたら、雪を積んでいた車が落としたらしく、
雪が落ちていまして滑りました。(;^_^A
幸い対向車が来なかったんで、何とか難は免れましたが・・・。雪を積んたまま帰るのは止めましょうね。
飛んだり 落ちたりして他の車の迷惑や事故に繋がります。
雪がなくても、他車が落とした雪でスリップすることはよく起こることですね。雪道だけ危険なわけではありません。
シーズン前の忙しい時期に、原稿依頼にこたえてくださってありがとうございました。>フリード店主様
車の屋根の雪の危険性 by Qさん (2001/3/13 追加)
上の方のお話のように、新雪を積んでいて、これを舞いあげたり、ドサドサと落としている車は多く、これはまあ、それほど危険を感じたことは少ない(生命に関わるほどの)のですが、最近気になるのが、「都会ナンバーの方の車が、屋根の上に溶け残って、完全に氷になった雪を積んだままで、高速を走っている」ことです。
最近はかなり暖かくなっているので、屋根につもった雪は昼間溶けて、夜間また凍ります。この氷を乗せたままで高速を走ると、室内の温度と気温で氷が溶けて、高速走行中に破片となって飛び散ります。
時速100kmで走る車から剥がれ落ちた氷のかけらは、それに向かって100kmで走り込んでいく車にとっては凶器です。(長野道の制限時速は80kmですが…)
私も何度と無く、そう言う細かい氷の直撃は受けていますが、先日は目の前10mのところに、直径30cmほど(当然数cmの厚み)の氷の塊が落下してきました。正直言って、もう少し車間が近くてフロントガラスを直撃したら…、と考えたらぞっとしました。
都会の皆さん、屋根の上の雪や氷は落としてから高速道路に乗りましょう。
僕もそうだったんですが、車の屋根に降り積もった雪をそのまま積んで、地元まで持って帰れたらいいなと思ったことがあります。実際は燃費が悪くなるのでやらなかったという、セコイいきさつもありますが。。。
けれども、それは他者(他車)にとって、かなり危険な行為であることが、このお話を読めば、よくわかると思います。ごく普通に走っている乾燥路でいきなり雪のかたまりが落ちていたり、カーブで雪のかたまり落ちていたりしたら、わずかなスリップでも大きな事故につながることは大いにあります。
それは一般道路でも、高速道路であっても同じだと思います。自分の車の屋根の雪が原因となって事故につながることがないように、車の屋根の雪はかならず降ろしてから車を動かすということを守らなければいけないと思います。
現実に、車からの落雪で、高速道路や一般道でも死亡事故にもつながったケースもあるそうです。
どうか僕もみなさんも、このお話を心に留めておいて、他車が安全に走行できるように心配りをしてもらえれば、と思っています。
しゅうべえさん 、店主さん、進一郎@AwaTOKushimaさん、Dukeさん、Qさん、
ご協力いただきまして、ほんとうにありがとうございました!
1999/11/16アップ
2001/3/1 2001/3/13追加更新