静電気対策
![]()
毎年、冬になると静電気が発生しやすくなります。
この静電気、僕はこれまでにいろいろな対策を考えたのですが、そのなかで見つけた対策を書きます。
カミナリは静電気のかたまり。といっても数億ボルトの電圧だそうです
カミナリの時、車の中は特に安全だそうです。 が、絶対車の車体の金属部分には触れてはいけないそうですよ^^ちなみに冬場、人の静電気は数万ボルト〜数十万ボルト程度、静電気を帯びることもあるそうです
毎年冬場になると、セルフのガソリンスタンドで人の静電気で発火して車が燃えたというニュースが報道されます
どうぞ、ここに書いている静電機対策を活用して頂ければと思っています
冬場になると、車を降りる時、よく静電気で痛い目に遭うことがあります。
ましてや不意打ちで静電気が来るので、痛いのなんの! (>_<)
でも、降り方に工夫をすれば、そういう痛い目に遭うことはないので、その対策をはじめに書きたいと思います。
![]()
まず車から降りる前に、扉を開けますね。 (座ったままで、シートから「絶対」身体を離さないようにします)
そして、シートから身体を離さないまま、車の扉の金属部分に手をかけます。(これも重要です!)
それから、手をかけたまま扉の金属部分から手を離さずに、車を降ります。
これで大丈夫です。
なぜ車から降りる前に、まず車の扉の金属部分をさわるのかというと、着ている服がシートから離れるとき、猛烈な静電気が発生するからです。
静電気が発生してから、扉を触れば、当然「パチッ」と放電します。
けれども、静電気が発生する前から扉に触れれば、静電気を放電しながら車から降りられます。
ちなみに、車に乗っているときに窓を開けてドアの金属部分に触っても、静電気で痛い目に遭うことはないです。これは、じっと座っている状態では静電気は発生しないからですね。
車から降りる時、着ている服がシートから離れるときに静電気が発生するので、静電気が発生する前から金属部分に触れておけば、大丈夫ということです。
注意事項としては、必ず、降り終わってから、ドアの金属部分から手を離してください。
降りる途中ドアから手を離すと、降りる途中からまた静電気がたまり、次に触った時、痛い目に遭います。
![]()
今度は、車に乗る時。
車から降りるときは上記の方法いいけれど、車に乗るときも静電気で痛い目に遭うことがあります。
それはもともと身体が帯電している(静電気を帯びた状態の)ため、車に触れた途端「パチッ」となって痛い目に遭います。
それを防ぐ方法は、金属の棒があれば、金属の棒の先で車に触れます。すなわち、金属の棒の先で、放電させるのです。
静電気の痛みは、放電する場所が特に痛いので、放電する場所を身体ではなく、金属の棒の先で放電させるのです。
なければ、車のキーや、最悪コインでもいいと思います。
それを握って、その先を車の金属部分につけます。そして静電気を放電させるのです。
静電気が身体から抜ける時に多少のショックがあるかも知れませんが、だいぶマシになります。
静電気対策グッズなんて、買う必要はないと思います。
![]()
僕が昔ホンダの製造ラインで研修をしていたとき、金属のカゴに大きなプラスチックカバーを積み替える作業がありました。
特に冬場、金属のカゴにそのプラスチックカバーの積み替えをするとき、猛烈な静電気を発生していました。
まさしく、髪の毛が逆立つくらいの静電気でした。(帽子かぶってますけど)
また金属のカゴに触れれば、「バチッ」と白銀の火花が必ず見えるくらいなので、社員さんはいつもビビリながらその仕事をして、いつも痛い思いをしていました。
けど僕はいつも20cmくらいの金属の棒を持っていて、その金属の棒で金属のカゴに触れて「バシッ」と放電させて静電気を消してから、金属のカゴを素手で移動させていました。その方法をしらない社員さんは、僕のことを勇気があると思っていました(笑)
そうやって金属の棒を使うと、ショックはかなりマシになります。
でも多少のショックは受けます。
もともと数万ボルトの電圧が身体にたまり、それを一瞬で放電するので、痛みはないけれど身体には多少のショックを感じます。
でも、痛烈な痛みはなくなるので、僕はいつもこの方法を使っていました。
社員さんや班長さんさえも嫌がるその作業を、僕だけが平気でその作業をしていたものです。
(電圧が高いと、短い金属棒や車のキーでは、金属棒で触れる前に身体から静電気が放電してしまい、とても痛い目に遭います。だから、電圧が高いというか、静電気がひどい場合は、長い金属棒が良いようです)
あと僕は昔、ホテルニューオータニでアルバイトしていたのですが、ホテルはエアコンがかかっていていつも乾燥しているので、絨毯を歩くだけで静電気を発生してしまいます。
だから、エレベーターのボタンを押すときには金属部分を押さないけれど、2cm程度なら放電してしまうので、金属パネルの中のボタンを押す時、よくとても痛い目に遭っていました。ホテルでは金属の棒や余計なものを持って歩くということも出来なかったので、僕はある工夫をしました。
僕が工夫したのは、濡れたタオルかハンカチを持って歩くことです。
濡れたタオルで金属部分に触れれば、なんのショックもなく静電気が放電できます。
この効果は劇的です。できる環境にあれば、一度お試しください。
金属棒よりもショックはないです。
あまりにもショックがなさすぎて、静電気に安心して、ついつい濡れタオルを忘れてエレベーターのボタンを押して、痛い目に遭うこともありましたけど。
濡れタオルか濡れハンカチ、是非ともお試しください。ちなみに、濡れタオルが乾燥すると、それで触っても静電気で痛い目に遭います。
濡れた状態で静電気を放電させてください。
![]()
あと、洋服を脱ぐとき、よく猛烈な静電気を発生します。
そしてそのあと、たとえば水道の蛇口やトイレの金属部分や、いろいろな金属製品、そして他人に触れると放電し、とても痛い目に遭います。
そういう場合は、なにか金属部分を絶えずどちらかの手で触りながら、洋服を脱ぐのです。風呂のアルミ扉や、流し台、階段の手すりなど、なんでもいいです。(スプーンとか小さなものはだめです。出来れば表面積の大きいもの)
上記の車で降りる時と同じですが、静電気を発生させる動作を行いながら放電させれば、静電気で痛い目に遭うことはないのです。
もしも、脱いでから静電気に気がついたら、持っている金属の棒や車のキー、コインなどで何かの金属部分に触れて、静電気を放電させる方法があります。
この場合は、金属のものを持っていた場合です。、脱いで静電気まみれのまま金属の棒をつかめば、そこで放電して痛い目に遭います。
持っている金属のものがなければ、濡れタオルをつくって、それで金属部分をつかんで放電ということでもいいと思います。
ただ、水道の蛇口が金属ならば、静電気まみれで蛇口をつかんだ瞬間、放電して痛い目に遭いますので、ご注意下さい。
ちなみに、片手で金属に触れながら脱ぎはじめても、そのままでは金属に触れたほうの手の服は脱げませんね。
だから、一旦両手をその金属部分につけてから、もう片方の手を離して、もうかたほうを脱ぎます。
そしてこれも重要ですが、脱ぎ終わって、洋服をどこかにおいたときに、はじめて金属部分から離してください。
洋服には静電気がいっぱい残っているため、先に金属部分から手を離し、それから洋服から手を離したら、そこで静電気を帯びて、また静電気で痛い目に遭います。
だからかならず、金属部分に触れたまま洋服から手を離し、そして最後に金属部分の手を離してください。
![]()
あと、もう一つだけ静電気対策の工夫があります。
100円ショップで、小さなスプレーが売っています。
それに水を入れて、持ち歩きます。
そして静電気を帯びていそうな時に、自分の手の甲や身体(衣類)などに、少し離してしめらせる程度にシュッ、シュッ、シュッとかけます。
そして、一呼吸をおいてから(重要)、これから触れる金属部分にかけます。
それでOKです。
静電気は、空気が乾燥している時に発生しやすいものです。
そして、湿度が高いと、帯電しても(静電気がたまっても)、空気中に放電(静電気が発散)しやすくなります。
それと同じ状況を、一時的、部分的に作り出すのです。
静電気というものは、湿度と密接な関係があります。
だから、夏場はあまり静電気で痛い目に遭わないし、風呂では静電気で痛い目に遭うことはないです。
すなわち、小さなスプレーで身体にスプレーすることによって、夏場と同じような状況を一時的に作り出すのです。
あと、身体にたまった静電気は、放っておけば、自然に放電してゆきます。
そこにスプレーなどで水を拭きかけることにより、放電スピードを速めるわけです。
湿気のある空気は、身体の静電気をやさしく放電してくれます。
確実性で言えば、濡れたハンカチで金属部分をさわればいいのですが、濡れたものを持ち歩くというのは大変なので、こういった方法もありかもしれません。
![]()
ということで、静電気に関していろいろ書きましたが、車から降りるとき、降りはじめる前に扉を開けたときにドアの金属部分を持ってから降りはじめる、ということは特におすすめです。
そして、濡れハンカチかタオル、服を脱ぐときは金属部分を持ちながら脱ぐという方法、さらに、霧吹きスプレー。
ぜひお試し下さい^^
この文章を掲載したら、こういうコメントを頂きました
>私が困っているのはお布団をベランダに干してからしまうとき。
>干し終えたお布団を抱えてドアを開けるとバチバチ☆
>目からも火花がバチバチ☆です^^;こういう場合、いつもおなじところで静電気が来るなら、そこに濡れたハンカチでもかけておけば、それに触れると痛みなく一気に静電気が取れます。
静電気で痛い目に遭う場所が決まっていなかったら、濡れたハンカチで何か金属手すりなど金属部分を触って、先に放電させてしまうとかもあります^^
霧吹きもいいですけど、身体と布団の両方にかけて放電させないと意味ないので、せっかく干した布団が濡れるので、これはおすすめしにくいですね〜
Snowman-Yukio 2007年12月16日アップ