イギリス教育改革

 

1998年の2月のはじめの頃に、読売新聞の朝刊におもしろい記事が載っていた
イギリスの教育改革の話(実話)です

 英国ブレア政権のもとで、教育の質の向上ために起用されたイギリスの教育相が、教育改革の一環として、児童の暗算力向上のため、児童の電卓の使用禁止の方針を打ち出している

 この教育相がおもしろい人で、ラジオ番組で「児童はみな、1日1時間は算数を勉強すべきだ」堂々と政府の戦略を発表したという

 そのあと、その番組の司会者から「では7×8は?」と聞かれたのに対し、「そうくると思ったよ」自信満々で 「54」と答えたという。司会者から答えが間違っていることを指摘されると、「明日から私も1時間勉強する」と恥ずかしそうに答えたという

 この件に対して、この教育相の弁護の記者会見をした首相府報道官も、記者から「7×9は?」と聞かれて「56」と答えたという

カウンター1000オーバー記念エッセイ第1弾