デッドンの作り方





柔らか目のバルサ5mmに
左右対称に型を写す。
カッターで切り抜く。
黒く示した場所に両面テープを貼り、
仮止めする。
紙やすりで形を整える。
写真の様な模型用のヤスリが使いやすい。
形を整えた物。
ステンレスの針金20番(0.9mm)を曲げ、
スレッドを巻いて補強する。
仮止めした物を剥がし
0.4gの重りを2個用意して、
左右に分けて埋め込む。
針金を挟み込む溝を掘り、
木工用の瞬間接着剤で張り合わせる。
エラを書き込む。
カッターで切れ込みを入れ、
形を整える。
テール部を削り形を整える。
頭部を切り出す。
背中になる部分のエッジをカッターで落とす。
ヤスリで形を整えた物。
同様に腹側も削り、
エラの溝を切り出す。
白のセルロースセメントに
4回(上下交互に)どぶ漬けする。

どぶ漬け間隔は、最低6時間以上取って
しっかり乾燥させる。
1日以上乾燥させた後、
ヤスリを掛け、形を整える。
凸凹が有ると、アルミを貼った時に
綺麗に仕上がらないので、丁寧に。
クリアのセルロースセメントに
1回どぶ漬けする。
キッチン用のアルミテープに、
ウロコ模様を描き、切り抜く。

インクの切れたボールペンが使い易い。
中央部から貼り、腹や背中にシワを逃がす様に
丁寧に貼る。

その後、セルロースセメントに
上下交互に3回どぶ漬け。
エアブラシでシルバーマイカを薄く吹き、
光沢を消す。

吹き過ぎるとウロコ模様が消えてしまうので注意。
顔の部分に、アルミテープを貼る。

その後、セルロースセメントに
上下交互に6回どぶ漬け。
1日以上乾燥させた後、
ヤスリを掛け、形を整える。

その後、セルロースセメントに
上下交互に3回どぶ漬け。
パーマークの型をあて、
エアブラシで顔料を吹き付ける。
腹側にシルバーマイカを吹き付ける。
背中にダークグリーンUを吹き付ける。

好みで側線部に極薄くクリアレッドを吹く。

色止め
シンナーで薄めたセルロースを吹き付け乾燥させる。
3〜4回繰り返す。

その後、薄めのセルロースセメントに
1回どぶ漬け。
アルミテープにアゴのパターンを描き、
サインを入れ切り抜き、貼りつける。

通常のセルロースセメントに
2回どぶ漬け。
アルミテープの下の、白い下地が見える深さまで、
4.5mmの穴あけポンチで目を入れる穴を抜く。
グラスアイを入れる。
セルロースセメントに
上下交互に5回どぶ漬け。
2mmのポリカーネートに針で傷を付ける様に
リップを書き込む。
金切りハサミで、大雑把に切り出し、
ベルトグラインダーで形を整える。

その後、手作業でヤスリを掛け仕上げる。
カッターで切りこみを入れリップを接着し
隙間をエポキシ系の接着剤で埋める。

リップのエッジはクリアー塗料で仕上げる。
仕上げに、エラに掘った溝に沿って
赤を入れる。
リングとフックを付け、スイムテストをすれば完成。

以上、制作工程を簡単に掲載しました。
これを参考に、ルアー作りに挑戦してみては如何でしょうか?







乾燥室はこんな感じ

ヒーターや除湿器を完備し、年間通して一定の環境です。