バスには浮き袋が無いって知ってましたか? ディープのバスを釣り上げた時、水圧の変化に負いつけずに、体内にエアーがたまってしまう時があります、こんな時は体内のエアーを抜いてあげると良いと思います。 但し、一番良い方法は、釣り上げたら即その場でリリースしてあげるのが1番です。エアーが溜まってしまうのは、ライブウェルなどに魚をキープする事でおきる場合が有り特に水温の高いときに多いのが目立ちます。 エアー抜きをせずに、その場でリリースした場合、所定の水深まで潜る事が出来たなら、血液の循環で徐々にエアーが抜けると言われています。 あくまでも、ライブウェルに入れた際、苦しんでいる魚を楽にしてあげる事が目的ですので、なるべくその場でのリリースをお願い致します。 |
まず針の刺す位置ですが、背鰭の付け根から肛門にかけておおよそ直線状に見当を付けます もう一方は、胸鰭の上のほうから直線に尾びれのほうに見当をつけます。 写真のように黄色の部分当たりが、針を刺す位置です。(注射針はシャローに売っています) |
この写真では魚の背鰭が寝ています |
注射針は、目詰まりの無いように口で一度息を吹き入れ、良く空気が通るか確認しておきましょう 針は、平らになった方を上に向けうろこを持ち上げるようにして指しこみます。 少し針先が入ったならば、ある程度角度を付け(30度ぐらい)一気に指しこみます |
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針を刺した状態です エアーがたまっている時は、ライブウェル内で下に潜れないような状態で、魚体が横を向いています、その他の場合はむやみにエアーを抜かないで下さい。 針が入ったならば、シューと音のする時も有りますが、確認の方法としては、水の中にバスを浸し確認を行なったら良いと思います。 |
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エアーが出ている状態です。 自然に出るくらいならベストな位置に針が入った事と思いますが、出にくいときはお腹の部分を少しだけ押してあげると良い場合が有ります。 あまりにエアーを抜いてしまうと、魚体がライブウェルの下に沈んでしまい、魚体が平目のように横向きになってしまいます。 このような場合は、エアーを抜きすぎてしまった場合ですので、先ほどの針穴からもう一度針を刺し、口でほんの少しだけ空気を入れてあげると縦に戻ると思います。 ベストなエアー調整は、ライブウェルの底のほうに魚体が沈んだ状態で、尚且つシッカリと背中が上に向いている事が理想です。 |
その他の方法としては、肛門より注射針を入れる方法や、お腹の下におもりを付けて置く方法などが有ります。 その他小さな魚は針先が心臓に届く場合が有り特に注意が必要、と言うよりもキープせずコバッチーはリリースする事が一番です。 命有る生命体と遊ぶ釣りは、一歩間違えば虐待になってしまいます。 魚がいなければ、釣りは出来ません皆で魚を労わりながら釣りを楽しみましょう。 一匹の魚の命を大切にしよう........ |
スモールは特にフックのみの多い魚です、綺麗にはずせる様に先の細いペンチやフォーセップなどを絶対にご用意の上釣行に起こし下さい。
写真はマス針がのどにかかった状態です。 ラインを少しだけ引っ張ってフックの付け根をのど元から少し引き出します エラからフォーセップなどを指しこみ、フックの付け根をシッカリとつかみます。 |
フックをつかんだら、ゆっくりとフックを回転させ、針を外します! 魚が沢山釣れるときは、フックをバーブレスなどにして魚へのダメージを極力減らすように配慮願います。 フックの返しがひっかかってダメージが大きくなるような場合は、元に戻さず一度完全に貫通させ、フック先端を引き出し付け根側から外しましょう! どちらがダメージが少ないか判断して取り外してくださいね。 |