ながやま的 
釣りのはなし
(1)
こんにちは。 松島で生活する自称、釣り名人をめざすが、その実ただ魚の話が好きなだけの永山ともうします。この度 皆さんの憩いのひとときを「さかな一色」に染めるべくデビューを決心いたしました。ＦＵＮ☆Ｑをお知りの方は もしかして私の性質をもご存じな場合もござろうかと思いますが、「またか・・」と思ってご容赦ねがいます。
さて勝手に始まった第一回は「おもしろい釣り用語」と題してお伝えします。釣り好きにしか分からない、いわゆる業界語です。しっかりと憶えてもらって、どんな時でも釣師とブラザーになれるようにしておいてもらいたいのです。
早速ですが、まずは「ぼうず」 これは全く釣れなかった事を表します。「どうだった？」と聞かれ「ぼうずだった」と答えるときの悲しみは、失恋の痛みにも似ているようです。 反対に大変釣れた時は、「爆釣（ばくちょう）」とか「大釣り」などといいますが、実際はもっと具体的に自慢します。「いやぁー昨日雨降ったから底荒れ してて、あさまずめは、ちょっと食いが渋くてさー。２，３本釣れたんだけど型がなくて、今日は貧果かなーと思ったら来たよ。尺越えのアイナメ！ ３５センチかなぁ？ 刺身！刺身！」と言う感じ。などなどです。どうでしょう。 これらの言葉を日常生活に取り入れたなら、それは素敵な日々になると思うのですがー。なんと美しい響きなのだろうと、しみじみしてしまうのです。
この想いー 誰かーにー とどけー （つづく）
| 底荒れ ・・海の底が波などで荒れている状態。 あさまずめ・・朝早い時間のよく釣れるとされてる時間。 食いが渋い・・なかなか釣れない又はハリに掛からない。 型がない・・釣れてはいるのだが小さい。 貧果・・ほとんど釣れない。 尺越え・・３０センチを越える大物。 |