次男 Xv13/W16

 背景

 そう、あれは1999年8月。暑い暑い夏の夜の出来事だった・・・・・・・・・(汗

 いくつかのPC関連のサイトに少しづつ顔を出すようになり、拡張の知識も少しづつ増えていた頃、その知識を生かし
拡張を行っていたが、どうしても長男だけでは、拡張の方法も、それによる性能のアップも限界がきつつあった。

新しいマシンが欲しい・・・・・・・・・

 そう思うようになるのは自然のことのように思えた。

 このとき黒鬼にはひとつ、憧れの機種があった。PC−9821Xv13/W16である。

 98では珍しいPCIスロット3本、Cバス4本、ファイルベイ3つ、HD用ベイ2つという充実した拡張性

 430HXを用いた高速なチップセット

 標準で今なお2D最強と言われるMillenniumを搭載、

 200Wの大容量電源

 VRMソケット、ジャンパによる電圧・遮蔽倍率が変更可能

 そして、タワー型の筐体。

98以外のマシンを欲しいと思わなかった黒鬼にとって、まさに羨望の機種だったのである。

 

 しかしながら、前述のような部分は多くの98ユーザーにとっても同様であり、人気が高くなかなか中古市場で手に入れることは難しかった。

ところが、あるサイトの掲示板で、なんとXv13が通販で相当の数が出ている,と言う情報を入手。

あわててその店のホームページを捜索。そして、ついに見つけたのである。

 憧れのXv13/W16・・・・・・・・・たしかお値段¥49,800(税別)だったと思う。即購入を決定。

注文の後の数日、落ち着かない日々(二日間だけだけど(汗)を過ごす黒鬼。

 

 そして・・・・・・・・・1999年8月13日のことであった。

その日黒鬼なんと飲んだくれ、終電を乗り過ごす始末(涙)途中の駅まで親に迎えに来てもらうと言う醜態を
さらしながら、車の中で親父様の声が響く。

 

 

 「なんかパソコンきてるよ〜〜〜( ̄▽ ̄)

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

き、きたぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!!!!\(≧□≦)/

 

 

ついに、ついについに。ついにやってきた!!

夢にまで見た(嘘)マシン。ついにこの手に・・・・・・・・・

しかし現実はただの酔っ払い(死)。届いた宅急便の箱を横目に寝たのであった(-_-)zzz

 

 そして、次の日。

 

 

 

 

 

 

 

起床!!\( ̄▽ ̄)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・( ̄▽ ̄???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・( ̄〜 ̄???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・(@▽@???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・(≧□≦???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二日酔いでした(死)

 

結局一日中ぐでぐでしていて、Xv13とご対面する気が起きたのは17時くらいのことでした。

ついに箱に手をかける黒鬼!!

 

/( 。 。)\  (パカッ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

/( 。 。)\□ (ガサゴソ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

/( ..??\〇〇〇 (ガサゴソ ガサゴソ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??? ̄▽ ̄???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねぇ、本体どこ???(激爆死)

 

 

 

 

 

 梱包材の嵐に襲われ、難破した模様(ぉぃ

 それでも、ようやく本体にたどり着く黒鬼。

 

 

・・・・・・・・・神々しい・・・・・・・・・

 

 そんな思いを胸に、寝床についたのでした。

 

などなど、紆余曲折(笑)ありましたが、現在では次男は、基本的にはホビー用。ゲームしたり、MIDI鳴らしたり、
ホームページ作ったり、拡張の実験台になったり。元気に遊ばれています(^^)

 

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