十男 V200/MZD2
背景
青札のバリュースターが欲しい・・・・・・・・・
そう思うようになったのは2000年の何時ごろであったろうか
98で遊ぶことに目覚めて以来、黒鬼にはどうしても手に入れたい機種が幾つもあった
その中のひとつが青札のバリュースター、タワー型である
ミスティーク相当のVGAを搭載し
98では少数部類である4.3Gの壁のないPIOmode3対応のIDEインターフェイス
430VXを搭載し、SIMMよりも高速なDIMMに対応したマザーボード
当時まだ出始めであったUSBポートを2基搭載
黒鬼の心が揺さぶられるのも当然のことであった(ぉ
しかし・・・・
なかなかの人気機種
さらに98の歴史における最後の普及機
中古で見つけても
五万円もしたら買えないよぅ( T□T)(T□T )( T□T)(T□T )
ということで横目で見ることしかできなかったのである
しかし!!
98の神は慈悲深かった!!!(滅
従兄弟の兄ちゃん「黒鬼さぁ、新しいPC買ったから、98いる?」
黒鬼「も、もしかしていらなくなったんですか??」
従兄弟の兄ちゃん「おまえ98欲しいんだろ?」
黒鬼「(一心不乱にうなづきながら)い、いります。ほしいです!!」
従兄弟の兄ちゃん「あのほら、98の最後に出たバリュースターのタワーの・・・」
・・・・・・・・
・・・・・・・・
( ̄▽ ̄)
( ̄▽ ̄)
( ̄▽ ̄)( ̄▽ ̄)
\( ̄▽ ̄)/\( ̄▽ ̄)/
やったぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!\(≧□≦)/
念願の青札バリュゥゥゥゥゥ〜〜〜〜〜〜!!!!\(≧□≦)/
なんと、兄ちゃん丁寧に全ての付属品をとってあり、それも全てくれまして
さらにICMのSCSIボード、5インチベイ用増設FDD、などもいっしょにくれました(^^)
最初はただでくれるといっていたのですが、あまりにも申し訳ないので少しばかり御礼をして
満面の笑みで頂きました(^^)
現在(2000年11月)
その後十男は四男に代わり、研究室で黒鬼のお仕事マシンとして使われることになりました。
しかし・・・・・・・・・
そこにはとんでもない苦難が待ちうけていたのです(ぉ
それほど机周りに余裕がないのにでかいタワーマシンを置き、更に
17インチのモニターを使用しているせいで、熱が上手く排気できない
と言う状態に陥ってしまったのです(TT)
VGAにメルコのPermedia2、CPUは同じくHK6−MS333−N2000を利用したのですが
少し負荷を掛けると、落ちる落ちる。
ソフトウェアMIDIの再生を1時間やろうものなら、冷めるまで当分”保護エラー” 連発です。
内部前面にクーラーを取りつけ空気の流れを良くしたのですが、なんとそれでも暴走してくれました。
黒鬼的結論としては、暖かい程度にしかなっていないのに、CPUの熱暴走である、ということになりました。
そしてついに、黒鬼はある決断をしました。
そう・・・・・・・・・
下駄電圧可変改造
です。
1.27mmという間隔で並んでいるDIPスイッチをVRM上の電圧生成チップに
はんだ付けをし、1.8V〜3.5Vまでの電圧を生成できるようにする、というそこそこはんだの技術を要するものです。
これによりデフォルトで2.2Vである電圧を1.95Vまで下げ、熱による問題は解決したのです\( ̄▽ ̄)/
普通はクーラーを取りかえる、ということをするところなのですが、個人的にはそのほうが面倒だったので
さっさと改造をしてしまいました(^^ゞ
今ではようやくいい子になり、MIDIを聞きながら気持ちよく勉強しています(^^)