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宮崎・北海道旅行記 第4日目 −8/26(木)−

 朝から小樽へ。昨日候補に挙がった硝子製品を再びチェック。
不思議なことに前日最初の方に見て、「これ素敵! 買おうかな〜」と思っていた物が今ひとつに見えた。 妹も同意見。そこで気が付いた。
「私たちってたった1日で目が肥えたんだわ!! すごい!!」
勝手に感心しながら、それは買わずに前日「高いから・・・」とひよっていた物を買ってしまった。
 他にも素敵なランプや看板を見て妹は
「いつかお店を開くときはまたここに買いに来る!」と決心を固めていた。


北一硝子内にある喫茶ホール。ここの灯りは全部北一硝子製の石油ランプ。素敵!



 そしてお寿司!ここははずしたくない・・・と祈るような思いで入った寿司屋。 神様は私たちを見捨てなかった。もう最高!! とろけそうに美味しくて、値段は前日はずした寿司屋の半額だった。なんてことだろう。


ここのお寿司は最高!小樽へ行ったらどうぞ



 北一硝子で買い物を済ませ、札幌へ戻る。札幌でお土産を買って空港へ。
帰りは最終便なので21:30発。それなのに空港内のお店は全て8時には閉まってしまう・・・。 が、いいところを見つけておいたのだ。空港にくっついている三井アーバンホテルのバー。 ここで札幌最後の時を過ごすことにしたのだ。
 ほの暗い空間。窓からは滑走路の灯り、離着陸する飛行機の灯り・・・。 さーっここで大人の時間を過ごそう!と行ってみたら・・・・・。
おや?お店の人がいない。 入り口できょろきょろしていたら、中にどっさりいた「いかにもゴルフ帰り!」というおじさん達が 「お〜、ここに座んなさい」「○○さんが呼んだのかい?」「ほらほらここ開いてるよ」とわめき始めた。
「何これ・・・ やめようか」と話していたら、おじさんの間に埋もれていた お店のお兄さんがやっと出てきて奥のカウンターに連れていってくれた。 そして小さな声で「すみません、もうすぐ帰ると思いますので・・・・」と言った。
 やっと落ち着いて飲んでいたら、後ろの方で「おまえ行って来いよ」「よーし」とか聞こえてきて おじさんが一人やってきて、「ねぇねぇ、こっちで一緒に飲まない?」なんて言いやがった!
 当然お断りしたが、「駄目だってさぁ〜」と大声で騒ぎながら戻っていった。全くもう・・・。 皆様そんな事してませんよね??

 バーテンダーのお兄さんの予想通り間もなくおじさん達は帰っていった。 妹とホッとしていたら、お兄さんはほとほと疲れたらしく、大きなため息をついた・・・。客商売は大変だ。 その後は静かに飲んで、いよいよ札幌とお別れ。
 千歳発の最終便。羽田から浜松町行きのモノレールも最終便。家に着いたのは1時頃だった。あー疲れた。
その後北一硝子で買ったグラス、北海道産ワインで妹と乾杯。こうして無事に過酷な国内旅行は終了したのだった。


北一硝子で買ったもの その1 ぐい呑み


北一硝子で買ったもの その2 お棗(茶道でお抹茶を入れる器)



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