四国カルスト

(2000.10.15)


 

 四国カルスト(1)に行きました.四国カルストは愛媛県と高知県の県境に広がる高原です(2).高知市から西に向かい,春野町,土佐市,須崎市,葉山村,東津野村を通って,檮原町へと向かうコースです.四国カルストの東の端にある天狗高原までへは車で約2時間半かかりました.

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途中,東津野村(3)にある「道の駅布施ヶ坂」で休憩しました.コスモスが咲いていて,とっても綺麗な道の駅です.このあたりは急な斜面に村々が広がっています.ご覧の通りです.「おむすびころりん」を思い出しました.


四国カルストの中の「天狗高原」です.一面に笹が生い茂っていました.その中のあちこちに「石灰岩」が白い肌を見せて点在しています(4).典型的なカルスト地形が広がっています.写真中央の山の頂上のすぐ下に,「へこみ」が見られます.これは「ドリーネ」と呼ばれる,雨の溶食(4)によってできた「窪地」です.落ちると大変です.

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道ばたを占拠する怪しい家族?!
五段高原で休憩.ガスコンロでお湯を沸かし,紅茶を楽しみました.今日は「フォーション」にしてみました.広々とした空の下,開放感いっぱいでとっても美味しかったです.向こうには風力発電用の風車が二基見えます.

↑「 笹チョコ(5) 」↑

笹の中を歩いてみました.
チョコ:「今までに経験したことのない感触」.「このにおいは何かな?」.
時々埋もれて姿が見えなくなりました.頼りはリードのみ.ここでいなくなったらとっても探せません.

↑「芋チョコ」↑

「サツマイモの天ぷら」をねだるチョコ.
これが何とも言えず美味しいのです.ころもが「サクサク」していていい感じです.おねだりするときはとっても「凛々しい」お顔です.


石灰岩の上にて記念撮影.石灰岩は雨水に溶食されて奇妙な模様を描いていました.穴があったり,くねくねした溝があったり,自然の作ったオブジェです.この不思議な模様のことを「カレン」と呼ぶそうです.


途中でベクちゃんに会いました.チョコ姉ちゃん憧れのニューファンドランド犬です.比べて下さい,この大きさの違い!これでもまだ6ヶ月!まだまだ大きくなるんだって.遊びたい盛りです.いつかは大きなワンとも暮らしたいな.これからもよろしくね.

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草原には牛が放牧されています.「アルプスの少女ハイジ」を思い出しました.そしたらボクはさしずめ「ヨーゼフ」かな?

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こんなに近づいてみました.どちらも声も出さず,逃げもせず,見つめ合っていました.

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檮原町にある「雲の上温泉」にて.

みんなは温泉に行きました.その間ボクは一人で車の中でお留守番.みんなつるつる卵肌になってかえってきたよ.

今日も楽しかったなあ〜〜.

今度はどこへ出かけましょうか?

楽しみだな.

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近くには幕末の志士「坂本龍馬」が宇和島藩へ脱藩するときに通った道があります.今はちょっとした歴史散歩道になっています.


(1) スラブ語で礫(れき)を意味する「kras」というスロベニア北西部の地方名がカルストの語源です.これがドイツ語化し,この「kras」地方のような地形と言う意味で「karst(カルスト)」と言う言葉ができたそうです.

(2) 四国カルスト:高知県高岡郡東津野村・檮原町,愛媛県上浮穴群柳谷村・東宇和郡野村町にまたがる一連の高原の総称です.海抜約1400mの高地に東西約25Kmにわたり草原が広がっています.東から,天狗高原,五段高原,大野ヶ原と呼ばれています.このあたりの大地は石灰岩でできています.この草原では牛の放牧が盛んで,その牛乳を使った「四国カルストの・・・」と唱った菓子類が巷で売られています.

(3) 東津野村:幕末の志士「吉村虎太郎」生誕の地. 

(4) 石灰岩は雨によりたやすく溶食されます.雨水中に空気中の二酸化炭素がとけ込み炭酸水素イオンとなります.これを含んだ雨は最高pH=5.6の酸性の雨になります.石灰岩の主成分である炭酸カルシウムは雨水中の炭酸水素イオンと反応し,水に溶けだします.溶けたカルシウムは条件が変わると,また違う場所でもとの炭酸カルシウムに戻ります.このように石灰岩は「溶けたり・固まったり」しながら,大地にドリーネ(小規模の窪地),ウバーレ(不定形の窪地形),ポリエ(溶食盆地),鍾乳洞,地下水路などの特有の地形を形成します.

(5) 笹チョコ:「カフェ父」さん命名です.いいですね.「笹で包んだ美味しいチョコレート」の感じかな?すてきな名前ありがとうございます.