じゅんくんは車が大好きで、車種が一瞬でわかってしまいます。
じゅんくんには弟がいることや、みんなの中ではなかなか落ち着いて書けないということで、家で書いています。
金曜日の四時になると「習字やります」と言ってくれるそうです。

じゅんくんの字はかすれ具合がとてもよく、漢字で大きく書いた作品はどこかの道場の看板になりそうな程迫力があります。

じゅんくんは以前から読む事はすごくて、難しい字もすらすら読んでしまっていたのですが、書く事は苦手でした。
最近小さな字も書けるようになりましたが、それを見ているとその時のじゅんくんの気持ちがわかるようで、思わず笑ってしまいます。

子供と2人だけで毎週続けるのはとても大変な事だと思います。
その上、それを教室まで見せに来てくれます。
いつもアドバイスらしきこともしてあげられなくてごめんなさい。


じゅんくんが得意のおしゃべりをしながら字を書いている姿を想像しながら、出来上がる作品を楽しみに待っています。

                                     2001年10月
2002年・・・その後

中学三年になりました。

なずなの教室がそろそろ終わる頃、
おかあさんがじゅんくんの作品を持ってきてくれます。

「今日はなんだか落ち着かなくて・・・」と言いながら見せてくれることもあります。
そんな時の線は確かに少し乱暴かなって思うこともあります。
でも、それがまたいいのです。

勢いよく書く字もじゅんくんらしいし、
細い字も、ちょっとお疲れなのかな・・・と思うとじゅんくんの様子が目に浮かぶようで
なんかかわいいです。

いろいろなじゅんくん、待ってます。

                                     2002年6月

2003年・・・その後

高校生になりました。

じゅんくんの作品は、ますます芸術っぽく?なってきました。
とても迫力があるのです。

この迫力・・・うらやましがる書道家の人 、いるだろうなって思ってます。

      2003年5月


2004年・・・その後

じゅん君の作品は、ほんとに色々で、同じ人の作品と思えないときがあります。
でも、やっぱりよく見るとじゅん君らしいのです。

じゅん君の作品の中には、動く空気があるようです
こちらまで、元気が伝わって来るようです。


2005年・・・その後

「純らしくない作品です」といって持ってきてくれるようになりました。

細かく、細い線です。

もう、今年は高校3年生です。
大人へ一歩近づいてきたんですね。


2006年・・・その後

高校卒業しました。

おめでとうございます!

今度は成人の教室「ひの」に参加してくれると思います

      





 
書:jじゅんくん  詩:いはらだれいこ





















2005年春から2006年冬













2004年春から2005年冬

















2003年春から冬





2002年冬から2003年春



2002年夏から冬










2001年秋から2002年春







2001年春から夏



2000年 夏






2000年10月 新横浜ラ・ポール 芸術市場出品作品



 

 



2000年 秋から2001年春


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