石田@モーツァルト工房 さん 2002年 10月 14日 19時 45分 12秒

1年ぶりの新曲です。以前、提示部だけ公開していたK189h
(旧番号 K283)の第1楽章です。まだアルファ版。

ここからいろいろと細かいところの手直しというか、全体の
バランスを整えるような微調整と、あと提示部または提示部・
展開部+再現部のリピートを行い、そのうち完成します

最終版はCDで発表ということになると思います。

いつになるかはわかりませんが


ゆーま さん (ast_music@hotmail.com) 2002年 09月 03日 13時 54分 55秒

みなさんこんにちは!
名古屋で活動しているモーツアルト200合唱団のゆーまと申します。
今日は私の演奏会のお知らせで恐縮なのですがここにいらっしゃるみなさまに
こういう事があるんだな〜という事をお知らせしたくてやってまいりました!

1年前の平成13年9月11日にNYで悲惨なテロが起きました。
多くの尊い命が犠牲になりました。
私たちに出来る事、それは『歌う事』です!!!
テロの起きた9月11日、午前8時46分世界中が
モーツアルトの『レクィエム』を奏でます♪
これが『ローリング・レクィエム』です。
日本(名古屋)では金城教会(名古屋市東区代官町22-12)で演奏します。
詳しくはゆーまのHP(http://users.hoops.ne.jp/ast_music/)でお知らせしています
興味のある方は是非聴きにきてくださいね!!
完全無料です、朝早く平日なので難しいかも知れませんがソリストの先生も有名な方をお招きしております。無料はかなりお得です!お時間のある方、ぜひ足をお運びくださいますようお願い致します。
また、16日にはモーツァルト200合唱団の第14回演奏会もありますの是非おこしください!!

石田@モーツァルト工房 さん 2002年 07月 08日 18時 51分 25秒

About Me を一部書きなおしました。

石田@モーツァルト工房 さん 2002年 06月 26日 12時 05分 04秒

>杉本さん

わわわ、ごめんなさい!
ら・みゅーずのご案内いただいてたのに、「あぁちょっと
無理だなぁ残念だなぁ」と思っていて、お返事が取り紛れ
てしまいました(汗

申しわけありません。メールさせていただきます m(__;)m



SUGIMOTO さん (t.sugimoto@yokogawa-bridge.co.jp) 2002年 06月 25日 16時 58分 40秒

石田さん、メールしたの届いてます?
最近御無沙汰ですね。

鳥羽さんが石田さん所で大活躍ですね。
鳥羽さんも7月の行事で大忙しの模様です。

私は相変わらずです。
奈良のら・みゅーずの合同演奏会は大勢で
まさに「リコーダーオーケストラ」でした。
次回は尼崎アルカイックホールでのコンクールです。

では連絡待ってます!

石田@モーツァルト工房 さん 2002年 06月 23日 22時 44分 23秒

>Takahiroさん

いつもありがとうございます!

そうですよね、2種類の指使い。これが、僕なんかだとたわいもなく
混乱するんです。でも杉本さんという大ベテランの奏者でも、やっぱり
一瞬間違うことがあるとおっしゃってました・・・


ちなみに昨日、最近ちょっと参加させてもらっているアマチュア
オーケストラに弾きに行ったのです。ふだんはビオラを弾くのですが、
ちょっと事情で僕のビオラが弾けなかったので、アルトリコーダーで
第二フルートのアシストを吹きました(笑

ほんとは第二クラリネットが空席だったんですが・・・
移調読みがもっと達者だったら、第二クラリネットを吹いて
みたかったなー。アルトリコーダーで。

「そうか、ベルサイユピッチの笛を手に入れておけば、クラリネット
の譜面が吹けるんだなー」なんて妙なことを思っておりました(笑

リコーダーJPの講座が少しでもお役に立っているようなら
ほんとうに嬉しい限りです。

だけど、今回、「音楽の祭日」関係で5つほどのステージを
やってきたのですが、他のいろんなグループの演奏も聴いていて、
やっぱ、「知ってる曲・馴染みのあるレパートリー」を用意しないと、
演奏していただくにせよ聴いていただくにせよ、辛いのかも知れな
いなぁ・・・と感じて、タメ息をついています。

リコーダーJPは、徹底的にクラシックとオリジナル曲にこだわると
ころから始まってますのでね。


takahiro さん 2002年 06月 21日 03時 03分 44秒

二種類の運指の事はよく分かります。
(分からないと演奏できませんね(^^;)
今回自分の曲を録音するさいに
http://users.hoops.ne.jp/taka6777/hitorivocchinouta.mp3
アルトとソプラノを試しました
同じドの音を出す方法で演奏したり
アルトの運指でソプラノを吹いてみたり
その逆を吹いてみたり。。。。
そこで思ったのが、リコ−ダ−の運指は
2種類を覚え、使い分けるのも大変ということ
アルトからソプラノに持ち帰ると
ちょっと頭が混乱する事があります。

それと、変調すると運指が分からなくなったり
2種類の音域しか使えない事ですね。。。

ギタ−ではネックのところにカポをつけて
2度、3度・・と上げていっても
指の押さえ方は変わりませんから
それにあわせて唄うのは音感さえあれば
簡単に出来る事ですが、
リコ−ダ−の場合はそうはいきません。
リコ−ダ−でギターに合わせるのは困難な運指を
要求されてしまい、結局リコ−ダ−あわせて
変調しなくてはならず、思った音域が使えない
事がちょっとネックですね。。。

もっともっとリコ−ダ−を吹き込んで
勉強しないといけないと思ってます。

楽譜の読み方ですが、リコ−ダ−JPの
説明はほんとに役に立ちます。
徐々にですが楽譜を読めるようになりたいです。




石田@モーツァルト工房 さん 2002年 06月 20日 22時 02分 47秒

>たかひろさん

お帰りなさい

ようこそお越しくださいました!

いえいえ、Takahiroさんのように楽譜は苦手でもすばらしい
音楽をやった人はたくさんいますよ。

日本の歌手には譜面が読めなかった人がたくさんいるらしいです


譜面を読む力と音として出てくる音楽のすばらしさが、その
まま連動しているものではないのはまったく明らかです。

その意味でも、「楽譜を読むのはちょっと苦手」な人でもどんどん演奏
で活躍してもらえるようにする方がいいに決まっている。

そのためには、リコーダーJPが出している現代曲みたいに、「演奏例」
がCDに入ってるというやりかたも役立つかも知れませんね。音のほうを
聴き覚えて(いわゆる耳コピで)演奏していただくことも、ある程度で
きそうですから。

で、さらに、楽譜の作りかたも、せめてもう少しわかりやすい方式に
できたらな、と・・・。しかも、これは、あとでも書かせていただき ます
ように、けっして特別なことではなくて、リコーダー以外の楽器
では、よく行われていることなんです。


そう、そもそもTakahiroさんが仮にもう少し楽譜がよく読めるように
なられたとしても、多分、いのうえさんが挙げていらっしゃったよう
な多様な場合に応ずる難しい複雑な譜読みテクニックがいつも自
由自在ということにはなかなか行かないと思いますからね。
かく言う僕もとっても苦手です。

だから、楽譜の記譜方式の方で奏者の都合(楽器の都合というべきか)
に合わせてやることで、この問題をうんと改善できるのでは
ないかという話なのです。

その場合、実を言うと、「アルト用の譜面」としては、いまリ
コーダーJPの「初心者講座」なんかでご紹介している譜面とは違
うものをつくることになります。



そもそも、ソプラノとアルトでは、同じ指使いをしたのでは鳴る音の
高さが当然違いますよね。
だから、リコーダー奏者は、たとえば「ドの音」を出すのに、アルトと
ソプラノとでは、違う指使いをしないといけない。

ソプラノとテナーの間ならば同じでいいんですけどね・・・同じ指使いで
どちらも「ド」が鳴る。1オクターブ違うだけで、「ド」の音がする
ことに変わりはないわけです。

ところが、ソプラノでやテナーでならば「ド」の音がする指使いを、
アルトでやりますと、「ファ」の音が鳴ってしまいます。

アルトで「ド」を出すためには、ソプラノやテナーでなら「ソ」が鳴る
指使いをしなければなりません。左手を全部押さえる指使いですね。

ならば、指使いはソプラノ用だけを覚えておくことにして、アルトを
持って演奏するときには、譜面のほうを書き換えて、たとえば「ド」
を鳴らすところには「ソ」を書いておくようにすれば、奏者は、
いつも「ソプラノリコーダーのつもり」で吹いたらいいことになります。

しかし、今のところ、そういう記譜は行われていませんので、奏者は、
「アルト・ソプラニーノ(あとバスも)用」の指使い体系と、
「テナー・ソプラノ用」の指使い体系の、最低でも2種類を頭に
入れておいて、持った楽器によって指使い体系を使いわけないと
いけない、というのが、リコーダー奏者の置かれた状況です。
それは「譜面のつくりかたが不親切であること」が原因なのです。

そこでこれを、譜面のほうを「書き換えちゃう」ことによって、

「どのリコーダーを演奏するときも通用する1種類の指使
い体系」 だけを覚えればいい、ということにしたらどうか?

というのが、三浦さんというフルートの先生でリコーダーも演奏
されるかたのご意見だったのです。


というのも、たいがいの他の管楽器では、楽譜のほうをつくりかえる
(「移調譜をつくる」といいますが・・・)ことによって、
奏者が別な音階の楽器に持ち替えたときにも、とにかく指使い体
系はひとつ覚えていればすむようにしているんですよね・・・

リコーダーだけは、まぁ昔からのいろんな経緯で、「移調譜をつく
らず、楽器奏者が器用に頭のスイッチを切りかえることで対処する
という伝統があるわけです。しかし、それを本当にいつでもできる
ようにしようと思ったら、スイッチは「ふたつ」ですむのでなく、
いのうえさんが挙げてくださったような、とっても複雑ないろんな
場合があり得る・・・比較的レアであるにしてもね。

それって、大変すぎるんじゃないかしら・・・楽譜のほうを書き
かえるのが、今はとても簡単になったことだし・・・

というようなお話でした。まずい説明でごめんなさい・・・
やっぱりおわかりいただきにくいかも知れませんね(^^;


takahiro さん (taka6777@mail.goo.ne.jp) 2002年 06月 20日 03時 15分 27秒
URL:http://users.hoops.ne.jp/taka6777/

お久しぶりです。
新しい仕事の準備で考える事もたくさんあり
リコ−ダ−はおろか、ほとんど音楽してません(^^;

なにやら難しい事を話してますね〜〜〜。。
僕には理解不可能ですが、
リコ−ダ−奏者として覚えなければいない事って
たくさんあるみたいですね。。。
僕の場合G管が。。とかC管の・・・
とかほとんど考えた事が無い(^^;

まあ、楽譜読めませんし、好きな曲を耳コピで吹くか
自分の曲を吹くことしかしてませんし。。。
自分の曲を書く時だって、頭でメロディが浮かんできたら
まず吹いてみて、曲が出来たらそれぞれの管で吹いてみて
曲にあった管を選ぶ事くらいしかしてませんし。。。

こんなリコ−ダ−吹きでは皆さんには理解してもらえな
いのかな?と思ってしまいましたが。。。

まあ、僕にはそれしか出来ないですしね〜〜(^^;
まあ、もともと唄うたいですし、
難しい事は考えた事ないし(^^;

まあ、意識レベルの違いですかね。。。

石田@モーツァルト工房 さん 2002年 06月 19日 19時 09分 32秒

>いのうえさん

こちらこそ、貴重なお考えをどうもありがとうございます!

「リコーダーソロイスト」どう思っていただけたかなぁと心配して
いたのですが、過分なお褒めをいただいて舞い上がっています。
でも、そうですね、「あのあと、どうしたらいいのか」が、あの
本ではぜんぜん示せていませんでした・・・
漠然と、「これでバロックソナタにも挑戦できるはず」という思い
で作ったんですけどね・・・

おっしゃることはとてもよくわかります。

中国で、文化大革命で文字が簡略化され、あれで識字率が上がったとか
どうとか、でも、よくできる大学生なんかでも、本来の漢字がさっぱり
読めなくて、大変だという話を聞いたことがあります。

そんなことになってはいけませんからね・・・
実際、リコーダーJPの楽譜以外はほとんどみんな実音記譜になって
いるのだから、それが読めなくて困るのでは、マズいですよね・・・

なるほど。

いのうえ さん 2002年 06月 19日 00時 54分 31秒

石田さん、どうもわたしの保守的な意見に応対して
くださってありがとうございます。
わたしのは、ある意味、単に現状説明に過ぎない
わけで、現在の楽譜では読まざるを得ない、という
ことになります。
石田さんが現在やってらっしゃる活動を見ていると
石田さんのおっしゃる問題提起は大きいことだと
思えます。わたしはどうやら、最初の「超絶技巧」
との関連に目を奪われすぎていたようですね。
では、ここからはリコーダーにより多くの人に
なじんでもらうためには、という石田さんの活動を
ベースにわたしの考えを書きます。

現在のコンピュータ上で楽譜を作成できる手軽さ
からいけば、石田さんのおっしゃるように移調譜の
作成はあっという間です。そして、その方がソプラノ
リコーダーを学校教育で習ったことのある人がF管の
アルト(さらにはG管だろうがD管だろうが)の
演奏を容易にするのも間違いないですし、あきらかに
敷居を下げる効果があると思います。

わたしはもし、この方法をとるにしても、ぜひ次の
ステップへの配慮を忘れないでほしいと思います。
すべてが石田さんの世界だけですめばよいですが、
きっと他の楽譜も見るようになったときへの橋渡しの
手段を考えてほしいのです。もちろん世の中に出て
いる楽譜もすべて移調譜になるように運動する、と
いうのもありでしょうが、それがそう短期間に実現
するものではないとした場合、それをどのように
ケアできるかも考えてほしいのです。(実は、こっそり
(ってここで書いてはこっそりではないですが)
言いますが、わたしが唯一「リコーダー・ソロイスト」
に持っている不満もそこにあります。あれはすばらしい
本だと思いますが、あの本以外へのステップアップや
その他の情報に対するケアがないことだけが不満です)

C管の楽器以外に慣れたあと、どうすればよいのか。
また、アンサンブルのパート譜も移調譜を入り口に
したとしても、石田さんは弦楽四重奏をやってらした
から御理解いただけると思いますが、最終的には
ほかのパートがどう動いているかを自分でも確認
するようにならなければ、よいアンサンブルを作る
ステップにはあがりません。そうなると、四重奏なら
四重奏全体を見られるようになっていく必要が
あります。結局はそういうステップアップをどうやって
サポートするか、もっと理想をいえば、今だって
練習曲の難易度をレベル表記してらっしゃいますが、
ある一定レベル以上では移調譜でなくすのか、ある
レベルを移行期とするのか、または全く別の解決方法
があるのか、というシステムを整備していくところ
にもつながると思うのです。

現在のわたしの保守的思想では、印刷代がかからない
オンラインの世界では移調譜と原音譜の両方がある
ことを意味があると思っていますが、最終的には
原音でも読めないと困るかな、と思っています。

石田@モーツァルト工房 さん 2002年 06月 18日 10時 47分 16秒

>いのうえさん

詳しいお説、ご説明を、ありがとうございました。

そもそも僕が最初にもっとはっきりと書いておかなければ
ならなかったのは、超絶技巧がどうの移調譜がどうのという
話についての、僕の問題意識がどのへんにあるかということ
でしたね・・・

いえ、いのうえさんからお教えいただいたことは、いずれにせよ
とても面白かったしこれからも参考にさせていただきたいと思う
んですが・・・

えー、つまり、僕がもう少しちゃんとお話ししておくべきだ
ったと思ったのは、次のようなことです。

僕は、自分(石田)がリコーダー演奏の超絶技巧を身につけたい
と思っているのではなくて、リコーダーという楽器の将来にとって
どうするのが良いのか、というのが問題意識にあったのです。

すなわち、現在のように、実音記譜で押し通すのは正しいことなの
だろうか? 三浦さんが示唆されているがごとく「奏者に余計な
負担がない方がすぐれた奏者が(いろんな意味で)出現しやすい」
のであれば、移調譜作るのなんて今や簡単(PC上でボタン一発で
すから)なのだから、リコーダーJPも移調譜を作る方式を主張
するの方が正しいのだろうか?

といったことです。

あと、「移調読みを奏者に強いることは技巧に影響する」というのは、
たぶんとても高度な次元のことで、譜面が読めるとか読めないの次元
とはかなりかけ離れた話なんじゃないのかなと僕は想像してるんですけどね・・・
でもこの点は僕もよくわからないし、三浦さんの論拠やご趣旨も
詳しいことはわからないので、これ以上は・・・

ただ、せっかくなので一つ二つ

えーと、各種移調楽器がスコア上で普通の楽器混在するのは
ごく普通のことでしょう・・・。少なくとも古典管弦楽曲のスコア
の多くでは、実音記譜の弦楽器群・フルート・オーボエ・ファゴ
ット等に加えて、移調楽器のクラリネット・各種金管楽器が混在
していますよね。

それこそ「読むだけでいい」指揮者は、移調譜を頭の中で処理して
読めばいいんですよ。それはできて当然。だけど実際に音にしなけ
ればならない演奏者には、余計な負担をかけず、常にC管として楽
譜を読んでればいいように・・・いつも同じ譜読みでいい仕組みに
してある。

僕はこの方が理にかなっているような気もします。


リコーダー奏者が、どんなに器用に譜面を移調読みしてこられた
か、その能力が発達しているか、ということはよくわかりました
けれど、「それはこれからリコーダーを始めようという人にとっても
将来身につける必要があることなのか? いや、現状では身につける
必要があるのだけれど、そういう仕組み(つまり今の仕組み)を踏襲
しておく方が、音楽的な意味ですぐれているのか? それとも移調譜を
常に用意することにする仕組みの方がすぐれているのか?」
ということです。

僕は僭越ながら「リコーダー演奏の新しい文化」を創造したいと
(主観的には)思っているわけなので、この点、どうしておくべき
なのかなぁと、気になるわけなんです。


いのうえ さん 2002年 06月 16日 13時 34分 11秒

さらに補足。(まとめろよ>わたし)
前に楽譜の読み方で対応すべきシチュエーションを
8種類あげましたが、これは極端なことで、即座に
これをすべて読める人はほとんどいないでしょう。
ただ、それに相当する作業は練習して対応することは
ありえます。
シチュエーションとして考えると、
1,2,6,7は一般的。
3,5はフレンチの曲をオリジナル譜で読む場合。
4はトラベルソ用の曲をD管で実音通り演奏する場合。
8は初期バロックまたはルネッサンス期の曲を
オリジナル譜で読む場合。
にあたります。

石田さん、だからレアなことは考えなくていいでしょ。
石田さんには少々いろいろいっても(多くはちゃちゃ
に過ぎませんが)だいじょうぶ、と思って、それを
公開の場で書いているわたしが悪いんやけどね・・・

いのうえ さん 2002年 06月 16日 13時 24分 18秒
URL:前々回発言について

前の「甘くみてるんちゃう」発言は不穏当でしたね。
不快に思われた方、すみません。

でも、一応発言先は不特定多数ではなく、
三浦さんの発言を石田さんが代弁できている場合には、
「三浦さんの見識」に対して、石田さん個人の感覚で
ある場合には「石田さんの意見」に対してであることを
おことわりしておきます。

いのうえ さん 2002年 06月 16日 13時 19分 56秒

思ったより議論になってうれしいけれど、(単に
議論好き)わたしの物言いが悪くてそれについては
申し訳ないです。
いくつか言い訳じみた(またはわたしが最初から想定
していた部分としての)ことをまず書いておきます。

一応「超絶技巧」という話が最初にあったので、
そのくらいはこなせると思われる人が前提にして
いました。で、わたしが最初からとっても単純に
思っていることは、そのレベルの技術を身につける
労力にくらべれば、F管の楽譜を読むのを身につける
方がずっと楽に思える、ということです。
わたしは自分の頭の中で同じレベルだと思いこんでいて
実はまったく違ったことだといまさら理解した(間抜け
なことで)のは、演奏の技術練習は純粋に音楽に影響
するけれど、読みにくい(F管で楽譜を読むくだす)のを
読めるようになることと、演奏技術とはリンクして
いないってことですね。

でも、たとえば小さいころヴァイオリンをやっていた
子供がそこそこ大きくなってチェロに転向しようと
したときに、ヘ音記号ぢゃ読めないから、ト音記号の
楽譜にずらして(移調じゃないけど)書いてということ
にはならないと思うのだけれど。
すみません、わたしは今すでに全然不自由せずに変換
できているから、ヘ音記号を読んで、弦のどこを
押さえることに対応させるのと、ト音記号を読んで
F管のアルトのどの指使いか、考えるのと差がわから
ないのが正直なところです。

少し話をそらすようであれかもしれませんが、現在
出版されている楽譜のごく一部では移調されたアルト
リコーダー用のパート譜が入っているものがあります。
で、わたしは逆の疑問があって、移調譜って、その人が
自分のパートだけを見る分にはよいのですが、
アンサンブル(特にリコーダーでは多いですよね)で、
スコア上は実音にすべきなのかしら?そうしないと
和音とかわからにくいですよね。でもパート譜が
移調譜でスコアが実音だったら、それはそれで
読みにくい、ってやっぱり文句が出るのでは。
スコア側が移調されていたら、それはそれでいやに
思えます。

ただ、今回石田さんが提起してくださっていることや
ミールさんが突っ込んでくれた部分が出るという
ところがリコーダーの特色で利点で、石田さんが
リコーダーJPのようなものを立ち上げられるだけの
要素を持つ楽器だということを示しています。

さっきの弦楽器とのアナロジーの弱いところは、弦楽器
だと、きっとぎーぎー騒音を出さなくなるまでには、
楽譜が読めるようになっていることです。
リコーダーはすぐに音が出せるし、ふけるようになる
からこその問題点ではありますね。

わたしの回りでアンサンブルを楽しむ、最近になって
リコーダーをはじめた方でも同様の苦情(?)または
苦労を抱えているかたはいっぱいいらっしゃいますが、
最終的にはそれをクリアした方(つまり記譜システム
として現状維持の方)が、愉しみも多く、世界も
広がると思います。

石田@モーツァルト工房 さん 2002年 06月 16日 11時 57分 41秒

>いのうえさん

なるほど、すごいもんですねー。

おっしゃる通り、リコーダーの奏者は、そういういろんな
難しい読み替えに対応できなきゃならないわけで・・・僕なんかは
「自分にできるようになるのかしらん・・・」という不安が
ますます増大しました(^^;

プロを甘く見ているつもりはなくて・・・何というのかなぁ、
「そういう読み替えができないとリコーダー奏者として
一人前でないということ」があるとしたら、「そういうことは
苦手だけれど、他の面ではすばらしいという奏者が、読み替えが
苦手だというだけのせいでリコーダー奏者として挫折しちゃう、
というもったいないことが起こりやすくなってしまうの
ではないか」というふうには思いますけど、そんなことありま
せんかねぇ・・・

三浦さんの代理で僕が論議するわけには行かないので、
その点、よくご承知いただきたいんですけど、

三浦さんは、フルート奏者として「超絶技巧」でならした
プロ奏者だったんです。ご病気でフルートの演奏ができなくな
ってしまったんですけどね。

その三浦さんが今はリコーダーを演奏していらっしゃって、
リコーダー奏者が置かれた状況を経験されて、いろいろお感じ
になることがあったのではないかな・・・と思います。


>ミールさん

えーと、いのうえさんは、「甘く見てるんちゃうん?」って、
僕に対しておっしゃったんだと思います(^^;


ミール さん 2002年 06月 16日 04時 39分 36秒

>それが最終的に技巧の障害になるっていうのは、
障害とは思いませんけど・・・
できればすぐにそれでいけたら書き換え楽譜も必要ないし・・
>逆にプロの質を低く見ているのではないかしら??
だからプロじゃないんだから、それをこなすには
訓練が足りないって話なのにだれも甘くみてるなんて
言ってないはずなんだけど・・・ではどうやったら
すぐに対応できるようになるんですか?

いのうえ さん 2002年 06月 16日 02時 38分 29秒

その混乱が起きることを「修行不足」等で片付けるのもいかがか、という感じです。
一般的にありそうなシチュエーションを考えると、
1.C管(ソプラノ、テナー)でト音記号楽譜を読む
2.F管(アルト、バス)でト音記号楽譜を読む
3.F管アルトでフレンチバイオリン記号を読む(通常のト音記号の3度下)
4.D管テナーでト音記号を読む
5.D管テナーでフレンチバイオリン記号を読む
6.F管バスでヘ音記号を読む
7.C管バスでヘ音記号を読む
8.F管またはG管アルトでハ音記号(それも現在の表記の3度下または5度下表記)を読む
くらいのシチュエーションに対応しなくてはいけない
ですが、プロの方ならそれを平気でやってますし、
それが最終的に技巧の障害になるっていうのは、
逆にプロの質を低く見ているのではないかしら??

ミール さん 2002年 06月 15日 14時 48分 05秒

カープが実にふがいない試合するので
家族みんなでサッカー見てます(笑
わかりもしないのに見てると結構
自分で主審をしたりします そのうち
勝手な評論家にもなるかもです(それはないか)

一番ややこしいと思うのがGBやBを持って
へ音譜やト音譜を吹くときや、ソプラニーノと
2小節くらいの間に持ち替えとかするときですかね〜
頭切り替えないと、いきなり違う音だします(笑
修行が足りないってことですかねぇー

石田@モーツァルト工房 さん 2002年 06月 15日 08時 36分 37秒

>いのうえさん

いつもありがとうございます!

うーん、根拠はまぁ僕の推測なので(^^;

ただ僕みたいなへたっぴは、C管とF管をとっさに間違えやすい
というか、「これはC管だぞー」「今度はF管だぞー」
とよーく肝に銘じていつも気をつけないと、すぐ間違
えるんですよ。

だから、これってやっぱりかなり気を取られるなぁと、
変に納得してたんですけどね・・・


いのうえ さん 2002年 06月 15日 02時 45分 33秒

もし、石田さんが書かれている程度の根拠だとしたら
ナンセンスに過ぎます。
最初からアルトリコーダーを習った人はその壁がない
ってことになりますがな。
それに、その程度が壁だとしたら、そもそも五線譜を
読むという作業が十分壁になるでしょうし、ピアノや
ギターのように五線譜から一瞬にして和音を弾く
なんてことの方がずっと難しいですよ。(多分)

くどいですが、なんだか昔の欧米人の偏見として、
日本人は漢字なんていう難しい文字を覚えるのに
時間を割かれるから、基本的知識レベルが低い、
と言っていたのと同じレベルに思えます。

石田@モーツァルト工房 さん 2002年 06月 14日 03時 24分 28秒

>いのうえさん

へぇー、やっぱりいのうえさんよくご存知ですねぇ・・

いや、移調譜と超絶技巧の関係は、僕も詳しく伺った
わけではないのですが、やっぱり「楽器を間違えない
ように」ということに神経のいくらかを奪われると、
感性というか「表現したいと感じること」と、体の動
きとの結びつきにどうしてもダイレクトさが弱くなる
ということなのじゃないか、と想像したんですけど


いのうえ さん 2002年 06月 14日 01時 31分 56秒

ひさしぶりに継続的に書いているわたしですが、
「移調譜をつくる」と「超絶技巧ができる」と
どのようにリンクしているのかが全然見当が
ついていないのですが・・・・(そもそもこれでは
議論に参加できない)
根拠だけ教えてください。

リコーダーは移調譜をつくらない楽器ですが、
バロック期には移調譜を造ろうとする試みが
あったわけですし、実際問題、アルトリコーダーの
つもりで読む楽譜(でも実音ではない)というのは
リコーダー協奏曲のオリジナル譜にはいくつも
あります。

石田@モーツァルト工房 さん 2002年 06月 13日 18時 37分 53秒

>いのうえさん

あははは、人間だと黒い服を着たほうがスマートに見える
と聞いたことがあるんですが、逆なんでしょうかねー。

>ソプラニーノ
なるほど、実際に3本吹き比べてみて、それぞれの違いが大き
かったわけですね・・・

僕はほとんどアルトしか吹かないのですけれど、そう言えば
ソプラノはアルトよか音程が難しいですね。一度だけ
「お鍋のワルツ」という曲をソプラノで吹いたことが
あるんです(演奏会で)

でも僕みたいな修行不足の人間は、ちょっとソプラノ持つと、
アガってたせいもあって、いつもなら間違わないアルトの
譜読みをいっぱい間違えてしまって、メロメロになって
しまいました・・・

「移調楽器」なのに、移調譜をつくるという伝統がリコーダー
にはないのですけれど、いのうえさんは、このへんについて
どう思われますか?

三浦美彦さんという元フルート奏者のかたは、「移調譜を
つくるようにしていかないと、超絶技巧なんかできるように
ならない」
とおっしゃっていました・・・


いのうえ さん 2002年 06月 13日 01時 58分 15秒

言わずもがなのことを言って、申し訳ないでした。
竹山さんのところが質の悪いのを出すことはない
のですが、昨年秋の初期の頃のソプラニーノを
3本ほど吹いたことがあるのですが、とっても
ばらつきがあったので、それがどうも気になって
いたもので。
ソプラニーノで最低音あたりがしっかり出る楽器
というのは稀ですし、あと息圧にたいしてピッチが
大きく変わってしまうのもいたしかたのないこと
なので、そればっかりは技術でクリアするしか
ないように思います。ずっと前にフォン・ヒューネの
デンナーコピーを吹いたときは、すごく鳴るので
驚きましたが・・・・

ソプラニーノはデンナーのオリジナルは総象牙の
楽器のコピーが多いですが、竹山さんの黒壇の
楽器はオリジナルに比べえらく太く見えます。
でもそれはどうやら錯覚で、白い方がスマートに
見えるだけみたいなんですよ。面白いものです・・・・

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