石田@モーツァルト工房 さん 2001年 11月 14日 02時 57分 47秒

>久元さん

こちらでは始めまして! お久しぶりです! 書き込みどうもあり
がとうございます。

「弁明」とおっしゃるからには、僕の書き方が久元さんへの批判を
含んでいるとお感じになったのですね。すみませんでした。自分では、そんなつも
りはなかったのですが・・・

僕は久元さんのあの本が大好きですし、久元さんの本に勇気づけられて、
自分の「トルコマーチ」の演奏方針を固めました。そして、自分なりに
納得の行く演奏ができました。

そのように、久元さんのご著書にはいつも教えられています。

僕が「モーツァルトが実際にどう弾いたかには、あまりこだわっても
しようがない気がしている」という意味を書いたのは、いわば、古ピアノ
の構造や特質と、それに既定された当時の演奏スタイルを最大の(さらには
唯一の)手がかりとしてモーツァルト演奏の正しい演奏スタイルを決定しよう
とするような方法論(久元さんがそんな方法論の持ち主でないことは十分に
承知しています)が、もしもあるとすれば、それは僕とは違う立場だ、という
ほどの気持ちでした。

でも、あの文脈では、久元さんのご著書について(あるいはそれを
書かれた久元さんに対して)批判的視点を僕が持っているかのように
誤解される余地があったと思います。まことに申し訳ありませんでした。

僕自身、モーツァルトはどう弾いたのだろう、ということに、自分なりに、
やはり興味がありますし、そういうアプローチも加味して、演奏について
考えていくことは、必要だと思います。だから久元さんのご本もとても
面白く読んだのです。

これからも久元さんのご研究やご活動に、僕は声援を送りますし、期待も
しております。


「自分の感性だけを頼りにすること」に対する久元さんの警鐘、ことに「それが
過去に聴いた演奏を追想しているだけになる危険がある」というご指摘は、
耳の痛いところで、そういう危険を僕もうすうす感じていました。
これからも一層心しなければならないと思います。

ただ、一方では「だけど、結局出てきた音楽は他の誰とも違う僕の演奏になって
いるような気がする」という呑気極まる実感があるのも事実なんですが・・・
むろん、久元さんの演奏を聴かせていただいても、いつも、絶対に他では
聴いたことのない久元さんだけの個性を、僕は強烈に感じます。

過去の演奏から僕はたくさん学んできたと思いますし、また、その影響
からきっと僕が自由になることはないと思います。ある意味では、
過去のいろんな人から学んだ「良さ」を集成するような、芸術の世界においては
「人まねスタイルの混在」と指弾されそうな演奏をやってしまいすら
するかも知れません。

もちろん、ある演奏を意識的にまねするというのではないけれども、
「ここをこういうふうに弾いていたハスキル(あるいはギーゼキング、ある
いはバックハウス・・・など)は、すばらしかったなぁ」という記憶
があっても、そうした天才的ピアニストたちの「コピーをしよう」と
いうアプローチでやるのでさえなければ、やっぱり、出てくる音楽は、
僕というフィルターを通して、僕の演奏になってくるしかないのでは
ないかなぁ・・・と。

そうそう、以前、あるミュージシャンのかたが「先生が弟子に伝える音楽
演奏の伝統」について口にさたことがあります。僕が「ある曲の最初の
数音をどう弾くか、というだけで演奏者が判断しなければならないこと
は膨大な量がある」と言ったのに対して、「プロの音楽家なら、ほとんど何
も考えない」と冷笑され、「君は、(先生から弟子へと受け継がれる)
音楽演奏の伝統というのをどう考えるのか」と問われたのです。

それに対する僕の答えは、「音楽演奏の伝統は、尊重すべき、また学ぶべき
大切なものをたくさん含んでいると思う」ということであり、また、
「プロ演奏家が、(石田は四苦八苦する)モーツァルトのソナタの最初の1小節
を弾くのに、ほとんど何も考えない」のだとすれば、それは、彼が、石田が
四苦八苦して決定していくような膨大な判断内容を、瞬時に判断して、指で
実現できるからであり、それは、ピアニストという人たちの能力が
すばらしいものであることを示すことだと自分には思われる、ということでした。

ここにある、「音楽演奏の伝統」なり、「先輩から学んだ演奏スタイル」
というものは、久元さんがおっしゃる「過去の演奏の追憶」と共通する
ものを持っているように思うのです。

何を書いているのかわけがわからなくなりましたが、要するに僕は、
「自分の感性だと思っていても、それは人真似である場合が往々にしてあり、
また、人まねが芸術において無価値なものだから、気をつけないといけ
ないぞ」と、自分に、もっとしっかり言いきかせないといけないな、と思う、
その一方で、「しかし、そうなんだろうか? 演奏という行為において、
過去の人から学んだもの、人の影響などが、出てしまっていては、
そんなに困るものなんだろうか?」
という気もして・・・いや、あまり自信はないんですけどね・・・

もっとよく考えないと駄目ですね。

まだまだ呑気すぎるんでしょうね、僕なんかは。



>たか・たかさん

いつもありがとうございます!

いやー、どうもお疲れ様でした。遠いところお越しくださって、本当に
ありがとうございました。

僕の方こそ、素敵な女性奏者と共演させていただいて、とても嬉しくて、
下手なりに楽しく演奏できました。

どうぞこれからも、リコーダーを楽しんでくださいますように。僕もまた
新しい曲、新しい曲集を出したりもしていきたいと思っていますので。

そう、リコーダー奏者には、音楽が好きな人なら、誰でもなれますよ。
すでに他の楽器をなさる人も、リコーダーをセカンド楽器として
たしなんでくださればと思います。

フリードリヒ・グルダもリコーダーが大好きだったのだ、とアーノンクール
という人(古楽演奏家ですね)が言っているそうです。

アーノンクールの娘さんも音楽家で、たしか、何か弦楽器をされるので
すけれど、同時に、リコーダーもされる。バッハのブランデンブルグを
演奏しているビデオで、ある曲までは弦楽器を弾いていたのに、
4番が始まるときになると、スッと立って、リコーダーを吹くんですよねー。


たか・たか さん (takane@mua.biglobe.ne.jp) 2001年 11月 13日 22時 49分 11秒

石田さん、本日はありがとうございました。
とても緊張しましたが、楽しかったです。

これが、何を意味するかわかりますか?
ふっふっふ、石田さんとのデュオ曲演奏が実現したの。やったー。
「サマルティーニいつか一緒にやりましょう。」って前から
ここで言ってましたものね。

しかも、石田さんの曲初演しちゃった!
堀内さんの「まどろみ」もソロ演奏したの。
そう、阿倍野区の演奏会に行ったのよ、私。

もともと、私ではなくて、Nさんという年輩の方が石田さんと
デュオ曲するはずだったんですよね。Nさんが腰痛がひどくて
出演が危うくなってしまって、私はピンチヒッター。
ここでアピールしていたのも少しは役立ったわけ。
しかし、もう一つ初演があったし、楽譜送ってもらって必死で練習したのよ。
あんまり期間に余裕が無かったので、正直大変だった!
なんせ人前でリコーダー演奏するのほとんど初めてだもん。
アマチュアリコーダー奏者になっちゃった、あはは。

久元祐子「 さん (pianoyuko@luna.email.ne.jp) 2001年 11月 13日 00時 40分 11秒
URL: http://www.asahi-net.or.jp/~ch5y-hsmt/

ピアノの久元祐子です。
初めて書き込みをさせていただきます。
掲示板で、ピーターさんの「音楽大誤解」のページを知り、さっそく読ませていただきました。
とても興味深い内容でした。
私が日頃考えていたことが、とても理論的に、また実証的に書かれており、とても勉強になりました。
また、私の知らないこともありました。
このようなページを教えていただいたことに感謝しております。

工房日誌を読ませていただきました。
「ピアニストの 久元祐子さんに「モーツァルトはどう弾いたか」という本があって、 とても楽しく読み、勉強にもなったのだけれど、 実際にモーツァルトがどう弾いたか」ということは、 ある意味では、あまりこだわり過ぎてもしょうがないような気がしてきている。」
とありました。
お読みいただき、ありがとうございます。
著者としての若干弁明させてください。
私は、クラヴィコードなどの古楽器も弾きますが、ふだんは現代のピアノでモーツァルトを弾いております。
したがって私の演奏の目的は、モーツァルトの演奏を再現することではありません。
そしてそんなことはできるはずはありません。

そもそも演奏とは、・・・という大上段の議論をするつもりはありませんが、演奏とは、スコアという記号を現実の音にすることで、そのアプローチは奏者によってさまざまです。
しかし、自分でこれが自分の感性だ、自分の個性だと思っていても、それは単に、いつか自分が聴いた演奏を知らず知らずに追想しているということはあり得るのではないかと思っています。
「想像力はただこれを放置すれば記憶によりかかるばかりである」
という一文を昔読んだことがありますが、まさにそのとおりだろうと思うのです。
この呪縛から逃れるためには、自分なりに明晰な意識を持って、作品の内容を分析し、推論を少しでも根拠付けることが必要だと思います。
いろいろな資料を駆使し、想像をめぐらしながら、モーツァルトがどのように弾いたのかを探ることは、ひいてはモーツァルトの感性や美学に思いを馳せることにほかなりません。
そしてそのことは「私の演奏」をつくりあげる背景のひとつとなります。
もちろん、作品イメージの明晰化へのアプローチはほかにもいろいろな方法があるに違いありません。
私ももっと違う方法を模索していきたいと思います。
ただ、私は、自分の感性や自分の好みだけに頼るというアプローチには大きな限界を感じています。
もちろん芸術は資料を読み、スコアを分析するだけで成立するとは思いません。
直感やひらめきは重要な要素でしょう。
しかし私はそれだけに頼っていてはいけないと考えています。

また、時折、「工房日誌」を訪問させていただきますね。

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 11月 10日 00時 32分 15秒

>たか・たかさん

いつもありがとうございます!

えー、他にも某○○○の○○とか、いろいろ肩書き
があります、ははは

作曲家でもあるしリコーダー奏者(アルト限定)でも
あるし・・・なんてね

えーと、準備は、楽譜とCDと笛さえ忘れなければ大丈夫
だろ・・・たぶん(汗


たか・たか さん (takane@mua.biglobe.ne.jp) 2001年 11月 09日 23時 03分 35秒

明日の演奏会頑張って下さい。

モーツァルト工房 MIDIピアニスト
伴奏CD制作工房 オブリガート主宰
サロンdeリコルダ チーフディレクター
の石田さん。

忘れ物しないでね。「用意周到の反対」
の石田さん。

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 11月 08日 22時 58分 36秒

明後日の土曜は、阿倍野区で演奏会です。
今回初演の曲が1つあります。

また、13日火曜の演奏会でも、2曲の初演があります。
うち1曲は、不肖わたくしの作品です。

よろしければ、どうぞお越しください(トップページから
ご案内ページにいけます。)

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 11月 04日 16時 10分 32秒

>たか・たかさん

いつもありがとうございます!

リコーダーにはたくさんの楽しさがありますね。
僕も、指回りは下手だから、華麗な曲で自分の音楽性を発揮する
ことは難しいので、白ダマのキレイな曲が、演奏しがいがあります。

僕の曲も愛奏曲に数えていただいて、嬉しいです!
あ、3人とも公平に1曲ずつか(笑

たか・たか さん (takane@mua.biglobe.ne.jp) 2001年 11月 03日 21時 42分 15秒

ペトリの華麗なリコーダー、それはそれで素敵だけど
最近自分が演奏して好きなのは、白玉のロングトーン。
ゆったりと伸びる音。

「保続音の中で歌うことの出来る」リコーダーって楽器が好き。
タンギングで音色が変わるところも好き。

なので、最近のお気に入りは、「ロマンス」「まどろみ」「インテルメッツォ」。
まどろみは何たって第1号奏者だもん。これどうしても吹きたくて、
「今週の新曲」から耳コピしたんだったわ。
F音がきれいに出ると、ゾクゾクしちゃう!

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 11月 02日 01時 50分 39秒

>匿名さん

「新ブランドを打ち立てる」! いいですねー。
まさに僕はそれをやりたいんですよ!
これからもひとつ、よろしくお願いいたします!

ヨシザワ先生のページは知っています。作品リスト作って
らっしゃるのも知ってるんですが、僕は登録を見合わせています。


山の作曲家 さん (R5656m@aol.com/R5656m/) 2001年 11月 02日 01時 16分 01秒
URL:http://members.aol.com/R5656m/

聴き応えのある多楽章形式の作品を、クラシックファンの場合、聴きなれていること、既知の曲であることがプラス要因として強くはたらくことなど、バロック曲に票が集まったというのも、なんとなくわかる気も。
われわれも、過去のブランドに対抗できる、新ブランドを打ちたてましょう。
もし近代・現代音楽も好きな人が多い場だと、堀内さんが、本格的な作品を書いたら強力だと予想。

ところで、吉沢実さんのサイトに現代日本のリコーダー作品の充実したリストがありますね。
「山小屋」も大家達の作品と並べて載せてもらいました。
http://www1.ocn.ne.jp/~mino/menu.html

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 11月 02日 00時 21分 36秒

>山の作曲家さん

いつもありがとうございます!

受け取り方というか・・・うーん、つまり、ブランドに
弱いんだろうと思うんです。票がバロック曲に集中したんです。

10日は山小屋1と4を続けてさせていただこうかと
思っています。こないだ2と3でしたのでね。

さて、どれぐらいお客さんが来てくれるかなぁ・・・

山の作曲家 さん (R5656m@aol.com) 2001年 10月 31日 21時 38分 50秒
URL:http://members.aol.com/R5656m/

>普通の人でない(既存クラシックファンのかた)
どういう受け取りだったのか興味津々です。
10日は、山小屋は第何曲をやりますか?
4曲続けて吹くと、空気が薄い高山に登ったような心身状態になる「山小屋の4つの窓」。




石田@モーツァルト工房 さん 2001年 10月 31日 04時 55分 34秒

>山の作曲家・匿名さん

えーと、11月10日は、作曲家Aさんのデュオ曲で、初演
曲が1曲あり、あと、サマルティーニのソナタが入る予定です。

リコーダー奏者として、淀川区にお住まいの若い女性奏者のかた
をゲストにお迎えします。

そのへんの関係で、プログラムは多少変わります。どうぞお楽しみに!

石田(せい)@モーツァルト工房 さん 2001年 10月 31日 00時 15分 43秒

>匿名さん

どうもどうも、わざわざの演奏会へのお運び、本当にありがとうございました!
僕の拙い演奏での初演となってしまいまして、恐縮しております。

ですがまぁ、これはアマチュアの皆さんが楽しんで演奏するために
書いていただいたわけですので、ある意味では、それにふさわしい
初演のあり方だったかも知れない・・・と思って、自分をなぐさめています。

夜の演奏会は、むしろお客さんが少なくて、多かったのは午後の回でした。
しかも夜は、ちょっとお客様に普通の人でない(既存クラシックファンのかた)
が多かったもので、ちょっと「票」の出方がちがっていました。

詳しいことは、アンケート集計が出ましたら、またお知らせいたします。

ご実家での小演奏会も、もちろん、ぜひいずれさせていただきたい
と思います!

どうもありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします。


>きう

いいだろー、ビオラは!
ビオラの人は、いつも脇役なので、根が暗いヒトが多いんだよ(嘘度30%)

ビオラはヒトの声にいちばん近い音域の音がするのだ。
だから、コレが好きな人はけっこういる。
モーツァルトも、ビオラが大好きだったんだよ!

ちゃりにビオラ積むと、振動でマズいんだがなぁ(汗
あんまりいい楽器使ってないと見た(爆


kiu さん 2001年 10月 30日 23時 34分 38秒

せい>ヴィオラって音ちょっと低めでいいじゃん。
子供の頃は(今もだけど・・)バイオリンとの区別つかなくて
同じものだとおもってたんだけどねぇ(笑)
演奏してくれたヴィオラさんは実はうちのすぐそばに
住んでいる事判明。
ちゃりにヴィオラつんでうろうろしてたら私ですって(^-^;)
んな怪しいやつ見た事ないんだが・・・(^-^;)

山の作曲家 さん (R5656m@aol.com) 2001年 10月 29日 22時 28分 38秒
URL:http://members.aol.com/R5656m/

追伸 11月10日も聴きに行きますね。
今度は、どんなプログラムビルディングでされるのかな。

山の作曲家、匿名浩平 さん (R5656m@aol.com) 2001年 10月 29日 21時 46分 33秒
URL:http://members.aol.com/R5656m/

土曜日の演奏会、お疲れさまでした。
午前の部から盛況で、夜の部は、大盛況だったのでは。
初演、ありがとうございました。
午後の部、夜の部。聴きに来られたみなさんの反応は、
いかがでしたか?
各作曲家、あるていどまとめて演奏したほうが、
それぞれの個性・世界がよく伝わったのではないかと想像。
石田さんのドレミの曲、やさしくていい曲ですね。
今度、ハッセルハウスhttp://www29.freeweb.ne.jp/art/r5656m/index.htm
にぜひ来演ください。
招聘時期、また相談させていただきます。
ヘンデルが似合う部屋です。
・・・・・山の作曲家の実家が、ヘンデルの似合う部屋というのも奇妙かな。

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 10月 28日 16時 36分 32秒

>たか・たかさん

ははは、相変わらずチェック厳しいっすねー。
いろいろね、思いついたときにやってるわけです。

そう、ピーターさんの呼びかけに応じて、工房のトップに
メッセージ貼りました。堀内さんの写真は見たことないけど、
ピーターさんは写真見たことありますよ。僕よかちょっと
若いだけのはずなのに、びっくりするぐらい若く見えるん
だなぁ、これが・・・

えーと、そうですね、モーツァルトが遅れてるので、今回、
都島でやった演奏会の実況からでも、僕のリコーダー演奏を
ご紹介しましょうかね。伴奏とリコーダーと、僕の「一人
アンサンブルの実況録音だっ!


>きう

日記読んだよ。いいねぇ、そういう演奏会は実にいい。
モーツァルトにはバイオリンとビオラの二重奏もあって、
アレがまたいい曲だよなぁ。僕は西田と遊んだことがある。

きうも大阪だったら僕の笛の演奏会に来てくれたらいいんだが
なぁ、ははは

ビオラ好きなんだって! 僕は下手糞だけどビオラも持ってて、
最近、アマチュアオーケストラでちょっと弾かせてもらったり
してるんだよー


kiu さん (kiu-2@est.hi-ho.ne.jp) 2001年 10月 27日 17時 30分 23秒
URL:http://www.est.hi-ho.ne.jp/kiu-2/

日記にも書いたんだけどさ。
小さなコンサートにいってきました。
新日本フィルハーモニー交響楽団の現役の方・ヴィオラとチェロの二重奏を聞く事ができました。
一時間くらいのほんの短いものだったけど久しぶりだったのですごくよかった。
一人暮らししてからめったにクラシックは聞かなくなってしまっていたのですっごい新鮮だった。
バッハ・スターミッツ・ヒンデミン・モーツアルトの曲でした。
四季「秋」だったのですが。四季ってーとビバルディが浮かんでしまうkiuとしてはとても新鮮。
聞いた事ある曲でも曲名や作曲者なんて気にして聞く事なんてないからなぁ・・・。
個人的にヴィオラの音が好きなんだけど楽器の説明などもしてくれて初めて知る事も多かったです。
12月にもあるらしいのでいけたら良いなぁ♪

たか・たか さん (takane@mua.biglobe.ne.jp) 2001年 10月 26日 22時 58分 29秒

ここも1ヶ月ぐらいの間に、ずいぶん変わったわねぇ。
石田さんの顔写真が入ったし(イメージぴったり?)、
CDがトップに来てるし、「戦争反対」メッセージが付いたし。
これ、ピーターさんのアイディアでしょ。リンクたどって
たまに見に行くの。(ちょっとお顔はわからない)
うさきさんと共著の本、買っちゃった。まだ、届いてないけど。

堀内さんとこも時々行っててね、あるところでお顔(写真で)
拝見しちゃった。(男前ねぇ)

山の作曲家匿名さんとこも行ってね、「山小屋の4つの窓」発見。(頂上に立つ姿がカッコいいわ)
私ね、昔ワンダーフォーゲル部だったの。

前は、「今週の新曲」でリコーダー曲たくさん聴けたけど
最近聴けないわねぇ。

「ソロイスト」楽しんでますよ。ロマンス・エレジーは
3音だけど、たしかに奥が深い!

明日のコンサート頑張って下さい。(ホントは聴きに行きたいけど、ちょっと遠いので・・・)
いつか石田さんとデュオ曲したいです。

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 10月 24日 23時 35分 38秒

>そしがやさん

いつもありがとうございます!

ある程度、お気に召したみたいで、よかったです!
僕は、「モーツァルト弾きの一人」として認めていただけるなら、
それ以上のことは望みません。

「俺の演奏がいちばんいいぞ・・・」というのは内緒で自分だけで
思っておきますので、ははは(どがばき)

ノイズは・・・すみません、おそらく、楽器に固有のものです。
音源モジュールに、プラグインボードを差し込むという仕様の楽器
ですので・・・きっとそのせいです・・・

ああ、もっといい楽器欲しいです。



そしがや さん (BZT03325@nifty.ne.jp) 2001年 10月 21日 20時 02分 58秒

 今、届いたばかりの(といっても3日前ですが)
モーツァルトのCDを聴いております。
(そうだ、代金払わなくては......)
 聴いた中では、どの曲も良いのですが、特に
K300iとK576が気に入りました。

 K300iは、制作中の様子が毎週届いていましたので、
改めて聴いてみると興味深く感じます。
 トルコ行進曲は、随分洗練されてきたように見えて、
良い感じでした(パーカッション有り、無しいずれも)。

 ひとつだけ気になったのは、K300iの録音分に
ヒスノイズの様な音が、若干ですが目立っていた
ことです。
 普通に聴く分には問題はありませんが。

 話は変わりますが、バックハウスのトルコ行進曲
のCDがあるとは。まあ、録音はしているとは思っ
ていましたが、1枚1000円ですか。
 CDもつくづく安くなったものです。

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 10月 20日 15時 39分 05秒

>たか・たかさん

へぇぇぇ、そうなんですか!

バックハウスのモーツァルトというと、K332とか、あと
ハ短調(何番だったっけ)、それから、若いころのソナタも
何曲かありましたね。たしかK283もあったハズ。

けっこうたくさん残ってるんですねぇ。

バックハウスのモーツァルトでは、K511ロンドが非常にすばらしい
演奏ですね。アレがあるから、なかなか弾く気になれない。

たか・たか さん (takane@mua.biglobe.ne.jp) 2001年 10月 19日 22時 29分 19秒

違ってませんてば!
確かにバックハウスのK300iだもん。

1955年5月、6月の録音だよ。DECCA BEST 100の中に
入ってます。K330(300h)も入ってるの。あと2曲にロンドも
1つ加わって、これで1000円CDよ。

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 10月 19日 10時 34分 41秒

>たか・たかさん

いつもありがとうございます!

えっ、バックハウスのK300iがあるんですか???

違ってません?

バックハウスのトルコ行進曲があるなら聴いてみたいなぁ。

たか・たか さん (takane@mua.biglobe.ne.jp) 2001年 10月 18日 23時 41分 57秒

ええ、バックハウスのモーツァルトは、K300iと
K283(189h)をおさめた、これ一枚ですけどね。
あとは、ベートーヴェンのピアノソナタとか。

しかし、「ヤマモリの釜めし」とK300iの1楽章はどんな関係が
あるのかなぁ。

そいえば、ウチの近くで全国的に有名な会社といえば、
「金印わさび」だね。歩いて行けるところに本社があるの。

あとね、今名古屋球場壊してるの。ドームじゃないほう。
かつてはね、ホームラン打つと「わーっ」て歓声が聞こえたのにね。「チューブ」のコンサートも今年限りかな。
「サザン」も来たことがあったのになぁ。

私はとりたててドラゴンズファンじゃないけど、なんか
寂しさを感じる。

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 10月 14日 02時 55分 01秒

>たか・たかさん

おおっ、バックハウスのCDお持ちですか。
いいですねぇ。僕のは友達から借りたLPから録音したカセット
テープでして・・・30年も前のことだからもう時効かなぁ、
今も持ってるんじゃ駄目か?(汗

えー、演奏の出来としては、今回のがアルファ版、次に、たぶん
第1楽章を全部ご紹介できるときは、ベータ版ぐらいにはして
おきたいです。

MIDIピアニストの「メイキング」もお楽しみいただければ幸いです。


>そしがやさん

お久しぶりですね! お元気でご活躍のようで、何よりです。

おおー、現代作品をおさめたCDですか。レーベルから出すなん
てすごいですね。僕らもリコーダーの曲なら現代作品をいま次々に
ご紹介しようとしているところなんですが・・・

サイトのほうも拝見したいと思います。

いろんな形で、電子楽器は音楽演奏の世界に入り込んでくるとは
思います。だけど、人間が体を使って演奏するという楽しさは、どこ
まで行っても音楽の根幹と深く結びついていますから、けっしてなく
なることはないでしょう。僕もリコーダーを吹いていて、ますます
そう思う今日このごろです。

あと、戦争ですねぇ・・・たしかに日本人犠牲者もたくさんいらっしゃ
ったのですけれど、だからって日本も仕返しの戦争に加わったり協力した
りしなきゃいけないということにはならないと僕は思うんですよ・・・
むしろアメリカを止める側にならないといけない。今も戦争が継続中で
すけれども、生物兵器の使用予告とおぼしき事件も起こっていますし、
はやく和平の道をさぐるべきだと僕は思います。アメリカは引っ込みが
つかないだろうから、周囲の西欧や日本が「これはやばいよ、深入りしない
方がいい。和平の道をさぐるべきだ」と言い立ててやるべきだと僕は
思いますねぇ・・・このままでは、ますます凄いことになってきそうで、
気が気ではないです。


そしがや さん (BZT03325@nifty.ne.jp) 2001年 10月 13日 14時 33分 24秒

 石田さん、どうもご無沙汰しております。
 自分のところの演奏会(メトロポリタン・マンドリン・
オーケストラ)も一段落し、ほっとしています。
 いわゆる現代の作曲家による音楽ばかりを集めた演奏会でありましたが、作り手の意志を感じさせる曲目が集まったのではないか、と奏者としては感じています。 
 CDもビクターエンターテインメントから12月を目途に販売の予定です。詳しくはこちらです。

http://www.d1.dion.ne.jp/~met
 

久々に出た新作紹介、なかなか良い感じで聞こえてきますね。ダウンロードしたのをいい加減なパソコン付きのスピーカーで聞いていますが、悪くないです。
 どのような形で仕上がるのか、楽しみです。

 先日(10/7)、アマチュアのとあるコンサートに行ってきましたが、そこではエレクトーンでフルートや鐘の音を作って演奏していました。
 百数万円の機種だとのことでしたが、「ここまで再現できるのか」と驚きました。フルートの息づかいなど、細かいニュアンスが結構よく表現されていて、さすがにまだ電子音っぽいノイズなどはありましたが、良い出来でした。
 これからは、エレクトーンなどのこうした利用が多くなってくるのかも知れないな、と思ったわけです。
 なお、この演奏会の様子を記したレビューもあります。詳しくはこちらです。
(何だか自分の活動紹介になってしまった......)

 http://www.musefan.net/


 そして、あのテロ事件と戦争。
 私も、戦争には反対です。
 ただ問題なのは、1ヶ月前の同時多発テロ事件の際に、日本人の犠牲者も20数名出ていることです(まだ大多数が行方不明ですが、残念ながら望みはないでしょう)。その犠牲者のために何もしなくて良いのか、という議論も出るでしょう。

 日本人の犠牲者が出た時点で、日本も(好むと好まざると関わらず)当事者となってしまったのです。何らかの形で関わらざるを得なくなったということでしょう。

 戦争になってしまった以上、日本のするべきことはその解決の糸口探しと、難民への対応、などいかにこれ以上の犠牲者、被害者を出さないようにするかを模索することだと思います。

 しかし、アメリカもごっつい国ですね。この戦争で、報復というはけ口を見いだしたわけで、新兵器の実戦使用で実戦データが得られれば、軍事的に更に優位に立てますし。そもそもテロの原因を作ったのは、実質この市場経済社会を牛耳り、イスラム世界に対してはいい顔をせずイスラエル寄りの姿勢ばかりとるアメリカにあると思うのですが...... 
 なんだか政治論議になってしもーた。長くなってすみません。

たか・たか さん (takane@mua.biglobe.ne.jp) 2001年 10月 13日 06時 32分 35秒

バックハウスのk283、昨日聴いたとこなのよ。
1966年の録音。CDでね。

ここへ来ると、石田さんのアルファ版だとか0.9バージョン
が聴けるから楽しみなの。「データは作りかけも必ず残しておく」
っておっしゃってた石田さんだけど、どんな風に演奏イメージが
出来上がってきて、どんな風に仕上がっていくかの舞台裏が
ちょこっとだけ見えてくるような気がして。
掲示板の占有率、一人で上げては申し訳ないので今日は手短に
するわね。来ると何か書きたくなっちゃうのよ。

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 10月 12日 00時 50分 21秒

>たか・たかさん

いつもありがとうございます!

ほんとにそうですよね・・・

アメリカなどの新聞に意見広告を出すだめの募金という
のがあるらしくて、それがどこでやってるのか、探そう
と僕は思っています。


たか・たか さん (takane@mua.biglobe.ne.jp) 2001年 10月 11日 08時 48分 58秒

>戦争をやるんですね? 僕は嫌だけれど、皆さん、
>やるんですね?

ワタシハ イヤダ。イッパンカテイニモ スデニ エイキョウハ
オヨンデイル。

スデニ タニンゴトデハナイ。マッピラゴメンダ。

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 10月 10日 19時 00分 05秒

>匿名さん

ははは、まったくですねぇ!

それで思い出したんですが、最近、僕は「ひょっとすると
モーツァルトはあんまりピアノがうまくなかったのじゃない
か」というとんでもない妄想を抱いています。

いや、もちろん、よく弾けたに違いなくて、ことに即興演奏は
ものすごくうまかったのは確かなんですけれど、たとえば、
クレメンティーというピアニスト・作曲家は、三度の音階なんかが
とてもうまかったらしいんですね。それに、とても快速に弾くことが
できた。

モーツァルトは、「クレメンティーは三度がうまいけどそれを取ったら
何もない」と言ったり、「速いだけで味も素っ気もない演奏は
嫌いだ」と言ったりしていたわけですけれど、これはもしかしたら
額面通りに受け取るべきではなくて、モーツァルトは、あんまり
ピアノが鮮やかに速く弾けなかったのじゃないか。

実際、たとえば若いころのベートーヴェンの曲に比べて、モーツァル
トの曲は、いったいに易しいと思うんです。ピアノって楽器は、
どんなに才能のある人でも、かなり頑張って練習しないと上手に
弾けない楽器だと思うのに、どうもモーツァルトは、幼少のころを
含めて、あんまりピアノの練習をしゃかりきにやっていたという形跡がない。
むしろ旅行ばっかりしていて、そりゃまぁ携帯用のクラビコードだとか
旅先にあるピアノだとか何かを弾いていたにせよ、とても大切な
少年時代に、あんまりちゃんと練習していない。

それやこれや考えると、実は、モーツァルトは、現代の僕らが考える
ような意味で、「すぐれたピアニスト」であったのかどうか、
ちょっと疑わしいと僕は思っているんです。

そこへ行くと、ベートーヴェンは、少年時代に、親父さんをはじめと
するいろんな先生について、非常に熱心にピアノを練習していたこと
が伝えられています。だからベートーヴェンは本当にピアノがうまかっ
たんだろうと思います。

と、まぁ、これは仮説というほどでもない、何となくそんな気がする
という程度の思いつきなんですけどね。

匿名 さん 2001年 10月 10日 13時 45分 51秒

>MIDIピアニストは手がちっちゃくても平気だからいいですね(笑

私の場合、指が動かなくても平気だから、もっといいと思います。爆

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 10月 10日 01時 27分 52秒

>たか・たかさん

いつもありがとうございます!

そうですか、幻想曲弾いてらっしゃったんですか!
僕は指では弾いたことないです(爆

手が小さいと鍵盤楽器は不自由ですよねぇ。

その点、古ピアノはいいですよ、きっとたか・たかさん
でもオクターブが楽に弾けます。僕も、図体のわりに手は
小さくて、オクターブしかとどきません(白鍵で9度は弾け
ない)

MIDIピアニストは手がちっちゃくても平気だからいいですね(笑


たか・たか さん (takane@mua.biglobe.ne.jp) 2001年 10月 10日 00時 05分 18秒

幻想曲ニ短調ね、5年ぐらい前に弾いてた曲なの。
いえ、MIDIじゃなくて私のちっさい指で。

5'00''なんて書き込んであるし、もうちょっとAdagioの
部分あっさり弾いていたような気がする。これは、CDで
人の演奏あんまり聴いたことがなくて、自分の弾きたい
ように弾いてたの。1つの曲の中でテンポ変化するのが
おもしろくってね。

でも、Allegrettoになってからの分散和音がちっとも
弾けなくって、「私の左手は何て重々しい動きしかできないの」なんて・・・。なつかしいなぁ。ある決心をした年だし。

私ね、手の幅もなくて1オクターブ弾くのやっとなの。
なので、アルトリコーダーも結構大変。どのぐらい幅が
ないかっていうとね、長形4号の封筒(細長いやつ)に
手がスッポリ入るの。まあ、私は小学校5−6年生の
体格しかないから、相応の手だけどね。

書き込み長くてゴメンね。なんかしゃべりたい気分だったの。

せい@モーツァルト工房 さん 2001年 10月 08日 23時 26分 22秒

>きう

ははは、ここは「チャット系」の掲示板じゃないからさ。
いったいに僕の文章は長いしねぇ、みんなつられるんじゃないのかな(笑

そか、きうはエレクトーン弾くのか!
じゃ、僕と同じ「電子楽器弾き」だね(笑

僕が作るのは、原則としてピアノしか鳴らないんだけどね、
「トルコ行進曲」では、ちょっと打楽器鳴らしてみたんだよ。
モーツァルトの時代に、打楽器がついたピアノがあったらしく
て、普通のピアニストでも打楽器を入れて弾いた人もいるんだよ。


kiu さん (kiu-2@est.hi-ho.ne.jp) 2001年 10月 08日 15時 01分 01秒
URL:http://www.est.hi-ho.ne.jp/kiu-2/

ここはコメント長いなぁ・・・。
せいのMIDIを聞いて感想を書く場でもあるのか。
なんかすごいねぇ・・・・・。
父がクラシック好きだから曲は良く聴いていたけど、
子供の頃ピアノじゃなくてエレクトーン習っちゃったから
クラッシック系の曲は何も弾けないんだよね・・(^−^;)
うちの先生かわってたから好きな曲弾かせてくれたしさ。
流行ってる曲とかねぇ(笑)
エレクトーンだとピアノと違って結構簡単に何でも弾けちゃうからね。
せいの作ってる曲・・色んな楽器の音はいってるんだな・・。
どんなだろう・・。

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 10月 05日 01時 54分 41秒

>たか・たかさん

いつもありがとうございます!

まずはCDが無事に届いて何よりでした。割れたりしてませんでしたか。

たいへん詳しいご感想をどうもありがとうございました!

バリエーションね、モーツァルトにはたくさんありますが、「きらきら」も
いいですねぇ。いつか弾きますのでまた。生きてれば(笑

シンバルは、見つけられた限りでいちばんいい音だと思うんですけど
ねぇ。トライアングルかわいいでしょ? 「新曲」で発表したとき
のバージョンでは入ってませんからね。

>あえてMIDI作品として、感想を言うなら「職人技」ですね。
>ゲートタイム、ベロシティ、テンポ管理、いずれをとっても抜
>群、こんなに煮詰めてモーツァルト作ってるのは日本で、いや
>世界中捜したって石田さんしかいませんよ。

ありがとうございます。・・・まぁそうでしょうね(爆

ていうか、「MIDIシーケンス作者」でとどまってれば、僕はお山の大将で、
いい気分でいられたのかも知れないなぁ。

「これが音楽と思えるなんて信じられない」だなんて言われることも
きっとなかったんだろうな(笑

僕が、「CDを出して音楽演奏として評価されたい」と言い出したとき、
MIDIで永年クラシックやってきていた人たちが、いちばん冷たか
ったですからね。で、そのときも、こないだ「これが音楽と思えると
は」とかって
真っ向から否定されたときも、相手について「なんて音楽がわからない
人なんだろう」としか思わないというところが、まぁ僕っって人間は
幸福な奴というか何とういか、あははは

>2楽章のメヌエットとトリオを行きつ戻りつするところですね。
>そこにさしかかったとたん、もう胸がいっぱいになってしまった
>んです。もー、石田さん何を仕込んでくれたの。

えーと、催涙ガスを少々・・・(爆

なんて馬鹿言っちゃいけませんね。いやぁ、ほんとに嬉しいですよ、
それだけわかっていただけると。

今回のK300iの密かな目玉がこの第二楽章かも知れません。
この楽章を、ほんとに正面から弾いた演奏あんまりないですね。
第一楽章の長大な変奏曲と、第三楽章のトルコ行進曲にはさまれていて、
一種の「インテルメッツォ」化している感がある。つまり、ちょっと軽い
気分転換みたいに扱われてしまう。

ですが、それはとんでもない間違った扱いですね。実は、この楽章が、
ある意味ではモーツァルトの秘術を尽くした、非常に音楽的内容の豊
かなものだということが、今回弾いてみてよくわかったんです。

もちろん、最初の「脅かし一発」に始まって、ふんだんにユーモアを盛
り込んだものですけれども、メヌエット後半の、僕がいろろに変えて
弾いてみた部分など、かなり胸をつく哀切な響きがある。
トリオの後半、テーマが戻る前の部分の、短い引っ掛けアウフタクト
をともなう高いフォルテの音も、非常に訴えかけが強い音ですよね。

そういうところを、全部、存分に出してみたかった。だから、「作曲者
が面白がっているところはいっしょに面白がり、自分でうっとりして
いるところはいっしょにうっとりし・・・」などと書きましたけれど、
つまりは、この曲の持つ多様な面、感情の起伏の激しさを、ストレート
に出してみたかったんです。

もし、僕のそういう演奏が、たか・たかさんの胸に響いたのだとしたら、
こんなに嬉しいことはありません。

そして、それがモーツァルトがこのメヌエットに盛り込んだ音楽的
内容だと僕は思うので、モーツァルトからも誉めてもらえそうな気
がします。「君は変な楽器使ってるけど、なかなかよくやってくれ
たね」って。

たか・たか さん (takane@mua.biglobe.ne.jp) 2001年 10月 05日 00時 45分 56秒

K300iの2楽章についてです。外で聴いたときは、何ともなかったんですが、家に帰ってからもう1どK300i聴いたんです。2楽章のメヌエットとトリオを行きつ戻りつするところですね。そこにさしかかったとたん、もう胸がいっぱいになってしまったんです。もー、石田さん何を仕込んでくれたの。私にとっては、語り口が強かったのかなぁ。この曲は今までさんざん聴いてきたけど、こんなことが起こったのは、石田さんのCDだけなの。一人家で聴いている時で良かった。だって、涙と鼻水たらしてモーツァルト聴いている姿なんて見られたくないもん。私が今までモーツァルト聴いている時は、ほんとに嬉しそうな顔だったらしいから。たかもちょっとは大人になったのかな?(いくつだ!)

ほんとは、2つともメールでこっそり送ろうと思った内容なの。特別公開だからね。

たか・たか さん (takane@mua.biglobe.ne.jp) 2001年 10月 05日 00時 23分 38秒

モーツァルトソナタの第2弾CD今日届きました。お昼ごはんを食べに家へ戻ったら届いていたんです。午後からも出掛けなければならなかったので、ポータブルCDプレイヤーと共に持って出ました。30分ほど時間が空いたので、K300iとK300dの1楽章だけ、まず聴きました。

これは、元がMIDIシーケンスだってことは十分承知ですけれども、いつも私は特にそれを意識せず、演奏作品の1つとして楽しむことが出来ます。

私、「変奏」って好きなのよ。小さい頃ね「きらきら星変奏曲」を聴いて、「これが弾けるようになるまではピアノ続けるぞ」って思ってたぐらいだもん。だから、K300iの1楽章は大好きなの!石田さんのCDでは、バリエーションのバリエーションって感じで繰り返し部分がオリジナルで変えられているじゃない、だから14分もあって長いけど飽きずにたっぷり楽しめました。2楽章については、後述。

3楽章は、超有名だものね。みーんな知っている曲だけど石田流お祭り騒ぎを十分に堪能しました。シンバルいい音だったよ。トライアングルも適度だったし。MU2000の音でもモーツァルト怒らないと思うけどねぇ、私は。

K300dの冒頭でSC-88に切り替わったときは、やはり驚きました。15000ヒットのCD頂いたときに、この曲入ってたじゃないですか。その時は全部SCの音だったから気にならなかったのですが。聴き比べると、SCのほうがひなびてちょっとぼやけた音ですね。私は、SCシリーズの音源をいずれも使ったことがないので、石田さんのCDでしか聴いてませんけど。

あえてMIDI作品として、感想を言うなら「職人技」ですね。ゲートタイム、ベロシティ、テンポ管理、いずれをとっても抜群、こんなに煮詰めてモーツァルト作ってるのは日本で、いや世界中捜したって石田さんしかいませんよ。でも、こんなほめ方されても嬉しくないでしょ。

だから、最初に書いたじゃない。「私は、モーツァルトのピアノ演奏作品として十分楽しませて頂きました。」

せい@モーツァルト工房 さん 2001年 10月 03日 20時 40分 00秒

>きう

ありがと、行ってみたよー。
ゲーム音楽とか作ってるんだね。
かっこよかったよ。


kiu さん 2001年 10月 02日 17時 57分 51秒

へぇ・・Lukaがたまに出没するんだぁ・・・。
やっぱり男の子にはまめなのね(笑)

せいがMIDIつくってるなんてぜんぜんしらなかったよ。
そうそう、うちのHPのりんくにある「うっちゃん」の
HPにもうっちゃんが作曲したのがおいてあるよ。
ちょこっとのぞいてみてはどうだい?

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 10月 01日 23時 56分 21秒

>きう

やー久しぶり、そりゃ覚えてるさ、ははは
へー、HIDEOがリンクしてくれてるの?
知らなかったなぁ。

そっか、まだみんな性懲りもなく行ってるか(爆

Lukaがときたま一言だけ書いてったりするんだけどねー。
本所とか行ってる間がないんだよ、なかなかね・・・
マシン変えたからブラウザ入ってないし(爆

また時間できたら行きます。ありがとね。


>たか・たかさん

いつもありがとうございます!

ええ、そりゃもう最優先でお送りしますとも。
やっと製品がいくつかできてますので、さっそくお送り
しますねー。

たか・たかさんも大変だと思いますが、ともがんばりましょう!



たか・たか さん (takane@mua.biglobe.ne.jp) 2001年 09月 30日 19時 34分 28秒

わーい、待ってたのよ。発送は、予約者優先にしてね。

私だって、実を言えば「器用貧乏」。本職の他に、2つ3つ
仕事かかえて大変な思いしてる。
時々石田さんには、メールでぐちってますよね。お忙しいのにすみません。

でも、音楽は好きだし、それに関われる仕事なら私も頑張るわ。今のところ、大してお金にならないし、本職じゃない
のがつらいけどね。

私、石田さんの曲のファンであると同時に、音楽活動そのものの
ファンでもあるのよ。石田さんの頑張っている姿をいつも
励みにしています。

あら、またファンレターになっちゃった。でも、今回のは
そんなに熱烈なのじゃないから、消さずに送っちゃおー。

kiu さん (kiu-2@est.hi-ho.ne.jp) 2001年 09月 30日 18時 57分 39秒
URL:http://www.est.hi-ho.ne.jp/kiu-2/

せい?
HIDEOのHP見てたらHPのアドレスあったから
来て見ました。
ってkiuの事覚えているかな?
本所は最近また週末のみ常連で賑わっております。
もし、時間があるならさぱりのHPで正式版をDLして
きてみてねぇ♪

石田@モーツァルト工房 さん 2001年 09月 28日 23時 33分 07秒

>Kenjyoさん

これはどうも、お久しぶりです! お元気でいらっしゃいましたか。

そうですか、やっぱりキースジャレットだったのかなぁ・・・
でも確かモノは20番ニ短調コンチェルトだったような記憶が
あるんですけどね。

むかしはベニーグッドマンがモーツァルト吹いたりとか
ありましたよねぇ。あのレコードはわりと好きだったなー。


Kenjyo さん 2001年 09月 26日 20時 45分 31秒

>へぇぇー、キース・ジャレットですか!
>すると、もしかしたらアレもそうかなぁ・・・まえに有線

モーツァルトのコンチェルト23番だったら、キースかもしれませんね。84年のtokyo music joyでキースジャレットとチックコリアにモーツァルトを弾かせるというのがありました。特に23番F#mの2楽章ではかなり自由に弾いてます。>キース
しかも、ただ自由にジャズよろしく好き勝手に弾くのではなく、伝統的なハーモニーに忠実で時代にも外すことなく、あくまでモーツファルトの音楽として「きちんと」アドリブしてるところが凄い。まったくこの人はホント器用だわ!芸術的な格調高き器用さという言う感じで、器用貧乏という言葉の対極にあるのかな(笑)




石田@モーツァルト工房 さん 2001年 09月 25日 23時 00分 41秒

>たか・たかさん

へぇぇー、キース・ジャレットですか!

すると、もしかしたらアレもそうかなぁ・・・まえに有線放送で
モーツァルトのピアノコンチェルトを、「明らかにジャズの人」
が弾いてるのを聴いたことがあるんです。そりゃもう、変える変える(笑

僕の演奏にそこまでのご期待をいただくなんて、身が引き締まる思い
です。頑張ります。

日誌のチェックありがとうございました。たしかに書いていました。
当人よりもよくご存知ってのは一体・・・(汗



たか・たか さん (takane@mua.biglobe.ne.jp) 2001年 09月 23日 22時 19分 06秒

追伸
アンサンブル・フロイントのことは今年の1月6日に
書いているじゃ、あーりませんか。
へへ、「日誌チェックのたか」ですから。まかしといて。

たか・たか さん (takane@mua.biglobe.ne.jp) 2001年 09月 23日 22時 06分 39秒

はい、私は元気ですよ。

今日は、ミカラ・ペトリのリコーダーCDを買ってきました。
ヘンデルのソナタです。
チェンバロはキース・ジャレット。私はこの方の美しい
ピアノ即興演奏が好きなんです。ジャズの方だと思っていましたが・・・。
通奏低音リアライゼーションもされるのですね。気にいっちゃった。

モーツアルトのk300iに関して言えば、グルダの演奏が好きなの。
私、ジャズっぽい人が好きなのかなぁ。
でも、石田さんのCDが出来たら、きっとグルダより好きになりそう。

ああ、早く聴きたーい。

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