*****センチメンタル*****
久しぶりの雨で気持も潤っていたはずなのに、

夕方の散歩の時にはすっかり意気消沈してしまってる 

特に何があったわけでもないのに気持が落ち込んでるのは

バイオリズムのせいかしら?

そんな時は空気の抜けた風船みたいに気持がしょぼくれて

楽しいはずのこまとの散歩で心が浮立つこともない

どんどん寂しい気持ちに陥って行くのです 

その寂しさが何なのか何処から来ているのか。。。自分では分かっているのです

そんな思いが両親を亡くしてからより強くなったことも、自分では分かっているのです

上手くは言えないけれど

ウン十年間生きて残してきた自分の軌跡が薄すぎて悲しくなるのです

そこにたたずめば昔の自分に戻れる街。。。そんな街や人との繋がりに縁薄いことが

たまらなく心細く寂しく思えるのです

まるで根無し草になったような頼りない気持ちになるのです


小学校6年の時をかわきりに父親の転勤であちこちに移り住んで、

でもそこには新しい出会いがあって、精一杯頑張れる場所もあって

寂しいと思ったことなんてなかったはずなのに。。。 

前向きに受け止めてたはずなのに。。。 むしろ自慢だったはずなのに。。

それが今に至っては、自分と言う人間の根っこが浅いようで不安になるのです

「生まれてからず〜〜と岐阜です」と言う方には、到底かなわない気持ちになるのです

広く浅くと言うのは。。。やっぱ頼りないもんですよ


そういう意味では、岐阜で生まれ育った我が息子達は幸せです

ここに帰れば幼馴染がいて、幼稚園も小学校も中学もみんなそばにあって

幼い頃の自分を知っていてくれる人がいて。。。そういうのってきっと生きてく力になると思う

たとえカントリーボーイと言わようともねっ(^_-)-☆

あぁぁぁ自分の気持と向き合ってたら ちょっと元気が出てきました

今日梅雨入りしました                      
2002年6月11日 記