*****時間が戻せたら。。。拉致*****
こまと散歩をしてる時、ふいに映画のワンシーンが頭に浮かんだ

新聞記者クラーク・ケントは仮の姿、

ことが起こると誰もいない部屋でネガネをはずし服を脱ぎ捨て大変身! 巨悪を倒す英雄、それはスーパーマン

地震だったかテロだったか記憶は定かじゃないけど、記者仲間の愛する彼女が瓦礫の下敷きになって亡くなるのだ

それを悲しみ地球の周りを何周も飛ぶスーパーマン

なんと地球を逆に回転させて、時間を戻し彼女を救いだすのだ

今朝思い浮かんだのは、そうスーパーマンが地球の周りを飛んでるシーン

出来っこないと解っていても、つい思ってしまう、時間を戻すことが出来たらどんなにいいだろう。。。


拉致家族の報道にふれるたんびに心が痛いよ

17日の日朝首脳会談で明かされたあまりにも無残な結末に言葉がないよ

「生きて再会」の大きな期待から一転、深い闇の中へつき落とされた被害者家族の心痛・怒りはいかばかりか。。。

一方的に示された紙切れ一枚の情報を簡単に受け入れられない気持。。。分かるよねっ

たとえ針の穴から漏れるほどのかすかな光でも諦めずに捜し求める、それが肉親の心情というもんでしょう

安倍官房副長官に「官僚的な判断だった」と指摘された外務省の方がた、

不完全な人間が完璧にことを運ぶのは至難の技、ああすればよかった、こうすればよかったはつきもの

だけど、だけど言わせていただきます

被害者家族の方がたは、血の涙が流れるほどの悲しみを背負って四半世紀近い歳月を生きてらっしゃるんですよ

だからこれまで以上に心情を推し量って対応に当たってください


20日付の朝日新聞「新聞天声人語」に思わず頷く個所がありましたので掲載します

思えば会談はギリシャ神話のパンドラの箱のようなものだった パンドラが箱を開けるとあらゆる災いが飛び出す

神話ではあわてて閉めて「希望」だけが中に残ってしまった

こんどの場合は、開けた以上はあわてて閉めないで、災いもすべて白日の下にさらすしかない 「希望」も一緒に