夏色

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ゆず
作詞北川 悠仁
作曲北川 悠仁
編曲
時間3:21
使用コミックス34巻
所収SCD「夏色」
評価

【解説】コミックスから登場の第2弾。ま、こちらは歌詞も登場したのでいいでせう。あくまで私が気に入ったからであって、もう他の曲は追加されませぬ。このCDは、34巻発売と同時に速攻で買いに走った。まあ、中古で手に入れたが。 なぞめいたラストと共に、この歌の意義についてもいろいろと論議を呼んだが、私個人の見解は控えさせていただく。ただ一ついえるのは、私はそれほどすっきりとあのラストを受け入れられたわけではない、ということである。


駐車場のネコはアクビをしながら
今日も一日を過ごしてゆく
何も変わらない 穏やかな街並

みんな夏が来たって浮かれ気分なのに
君は一人さえない顔してるネ
そうだ君に見せたい物があるんだ

大きな五時半の夕焼け
子供の頃と同じように
海も空も雲も僕等でさえも
染めてゆくから・・・

この長い長い下り坂を
君を自転車の後ろに乗せて
ブレーキいっぱい握りしめて
ゆっくりゆっくり下ってく
風鈴の音でウトウトしながら
夢見ごこちでヨダレをたらしてる
いつもと同じ網戸ごしの風の匂い

休日でみんなもゴロゴロしてるのに
君はずいぶん忙しい顔をしてるネ
そうだいつかのあの場所へ行こう

真夏の夜の波の音は
不思議な程心静かになる
少しだけ全て忘れて波の音の中
包み込まれてく

この細い細いうら道を抜けて
誰もいない大きな夜の海見ながら
線香花火に二人で
ゆっくりゆっくり火をつける


いつか君の泪が
こぼれおちそうになったら
何もしてあげられないけど
少しでもそばにいるよ・・・

この長い長い下り坂を
君を自転車の後ろに乗せて
ブレーキいっぱい握りしめて
ゆっくりゆっくり下ってく

ゆっくりゆっくり下ってく
ゆっくりゆっくり下ってく