1998/10/1
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柿 生 中 学 校 同 窓 会 報 |
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![]() 改修された校舎への坂道(125KB) |
![]() 校庭から見た現在の校舎と体育館(83KB) |
![]() 同窓会会長 小清水貞夫 「そろそろ、五十周年記念事業の話が出て来るのではないかな」と気になっていたところへ学校から連絡があり「同窓会はどうなっているのか」との事。三十、四十周年記念事業に関わり、その都度、事業を終える度にほっとして、何時の間にやら十年が経ち「記念事業のための同窓会」の思いを抱いていたから余計進歩なしの感を禁じ得ない。 今回は、新しい人達に任せたいと考え、辞退したものの、同窓会再建委員会の面々に口説き落とされ、中継ぎとして会長を引き受けた次第です。中継ぎはあくまでも中継ぎであり、「他例はともかく、四十代の方が会長に就き、五十代は応援に廻った方が同窓会活動が活き活きとしてくるのでは」と今でも考えています。 何はともあれ、同窓会組織は建て直され、五十周年事業への参画も無事終了致しました。そして「三度目の正直」、記念事業の為の同窓会ではなく、携わる人達に大きな負担をかけずに活動が継続される同窓会に生まれ変わるにはどうすればよいかが次のテーマ。少子化が進むのは確実であり「将来、学校を地域の文化センターとすること」等が考えられている事を念頭に将来に向けて、学校との関わり、同窓生との関わりを密にすることが最も重要と考え、 |
・定期的な学校との関わりを設ける
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さて、昨今の中学校は、情報化、国際化、少子化等々の複雑な時代の変化によって、難解な多くの課題を抱えることとなりました。いよいよ学校週五日制の完全実施が目前に迫り、指導要領の改訂が急ピッチに進められています。その中で期待されていることは、初めて家庭や地域社会の教育力の向上が強調されたことです。「うちの子」から「地域の子」と考えを改め、強い連携を図り、健全な青少年の育成に努めたいと思います。同窓生の皆様のご活躍とご理解とご支援を重ねてお願いします。 |
同窓会再生の道 長い間休眠状態にあった同窓会が一昨年から動き始めました。 三十周年時の本部役員に名前が残っていた関係で同窓会立直しの一翼を担うこととなり、中学校へもたびたび足を運ぶことになりました。 組織の建直しには、手順、筋、人的な支援や協力が無くては機能せず野島委員長を中心に再生への一歩を歩み始めることになりました。 新たな組織の役員構成や人事、旧会則の見直しや新会則の作成、入会式、名簿整理、中学校への支援のあり方、広報活動や同窓生への啓発事業、未来ビジョン等立直し委員会のメンバーで様々な観点から検討を行ない再生への下準備に汗を流しました。 同窓会総会を開き、新会則、新役員が承認され、小清水会長を中心に後述のメンバーで再スタートし、今後の同窓会の方向性の検討、五十周年記念式典への支援、同窓生名簿の整理、各期の理事への連絡調整、入会式への対応等を進めるところまできましたが、まだまだ課題も多く、皆さんのご意見やご要望を反映させて進めていきたいと思います。 ところで、同窓会会員は延べ一万人を超える状況となりました。 |
毎年、中学三年生が卒業と同時に数百名入会してきます。入会式ではここ数年、三十九期の昭和音楽大学福本氏に心温まる音楽演奏をお願いしています。 各分野で活躍の同窓生も数多く、入会式での新会員への対応もいろいろな同窓生の方にお願いしていきたいと考えています。自薦、他薦で適任の方がいらっしゃれば、ご一報下さい。 再出発したばかりの同窓会ですので、みなさんのご協力ご支援をよろしくお願いいたします。
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「親は教育の原点」 |
とされるきっかけなっていきました。それはそれで、見つけ出した方向のひとつ。が、今でも似たように子供が引き起こす事件が多発し、しかも神戸事件のように過激になっていくのは何故だろうか。前記の教育荒廃以来いまだに新聞も取り上げない問題に、親の教育責任があります。学費を払って学校へ預ければ、後の問題は制度や社会の問題だとする子供への教育責任意識は、親が取るべき責任の大半を放棄していると言えます。親がすべき家庭での人間教育の欠如は、益々、情緒不安定の青少年を量産する事を問題にする時に来ています。 |
「すばらしき柿生中学校」 佐々木光政 (23期) 今思うと我々二十三期生が生まれ育った昭和三十年から四十年代は、なんと伸びやかで美しい時代であったか。まして、緑豊かな柿生の大地に根をはって暮らすことは、今や得難い貴重な瞬間の積み重ねだった。田んぼのあぜ道を走り回り、とんび池や鶴見川上流に釣りに出かけ友人と語らった日々は、年を経るごとにさらに大切な心の宝物となっていく。 柿生中学は、地域の人々からも大切にされた。創立当初には校地整備のため、草刈りから土盛 |
りまで地元の人々の無償の汗がここに注がれたと聞く。私の在学時には、地域の廃品回収の資金でブラスバンドの楽器が贈呈され、運動会にはファンファーレと行進曲が鳴り響いた。思い出は尽きない。ギターを手にたくさんの仲間がフォークダンスを歌った。生徒会活動も盛んだった。秋の中学駅伝では、文科系サークルの応援を得て四十校近い参加校の中十三位を確保した。柿生中学校は、我々二十三期生の大切な巣立ちの拠点だった。 心から、我々の孫子の代まで柿生中学のすばらしさを伝えていきたいと切に思う。 (NHK報道局勤務) |
同窓生ミニレター@ 重田恵美子 (6期) 私達は昨年十一月同級会を開催しました。始めは三年に一度位という事で始めたのですが、最近は二年に一回行なっております。まず『ひさしぶり!』の挨拶、これが又格別です。それから亡き友の墓参り、そして会場へ。今までは仕事の事、趣味の事と弾んでいた話も還暦を控えてでしょうか、今回は、婿、嫁、孫の話のあげくのはてには老後の事と発展する始末。何しろ楽しい時を過ごしました。よく食べ、よく飲み、そして最後は『お互いボケない様にがんばろうね』の言葉で解散しました。 |
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同窓生ミニレターA 山内 忠章(28期) 昨年の十一月二十二日、偶然にも柿生中学校五十周年式典の夜に二十八期(六学級二三十名卒業)の同窓会は四十数名の参加者で行なわれました。クラス毎でなく二十八期生全体での同窓会は、女性有志により一昨年初めて行われ、今回で二回目とのことです。卒業以来二十年振りに会う旧友もおり、近況を報告しあい懐かしい時間を過ごしました。また、一次会宴たけなわの時には、卒業時の須藤先生がこられ、一層の盛り上がりとなり、思い出話に花を咲かせ、二次会まで続きました。 |
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母校通信@ 柿生中学同窓会担当 星野 信之 部活動の数も以前にくらべて少なくなってきましたが、活動の成果を市、県の大会で発揮しております。 昨年は、市の駅伝大会で男子が優勝、女子が九位の好成績を挙げました。男子は優勝旗を手に、県大会での上位入賞を目ざし、みごと六位入賞を果たしました。文化活動においても、新聞コンクールで市、県で最優秀賞を受け、市のコンクールでは出品作品総てが入賞、日常の各クラスの取り組みが高く評価されました。 |
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母校通信A PTA会長 山田 秀樹(20期) 昨年十一月二十日、優良PTAとして文部大臣賞を受賞しました。本校PTAに関わった方々のたゆまない活動と地域に根ざした活動が評価されたと聞いております。 今後とも本校PTA活動の伝統を守り、これからのあるべきPTA活動を模索しながら、柿生中学校の発展を支援していきたいと考えております。同窓生の一人として、会報の発行を聞いて大変うれしく感じております。今後の活動を期待しております。 |
同窓会役員について 平成八年六月十五日、柿生中学校会議室において同窓会総会を行ない、新規約等について審議を行ないました。新役員は次の方々です。 (議長は、杉本邦夫氏 6期) 役 員 会 長 小清水 貞夫(9期) 副 会 長 渡辺 辰夫(12期) 〃 梶 稔(23期) 事務局長 本多 秀吉(23期) 事務局員 尾作 均(24期) 〃 山内 忠章(28期) 常任理事 重田 恵美子(6期) 〃 野島 保 (10期) 〃 井上 正春(17期) 〃 高津原洋一郎(29期) 〃 松本 周三(39期) 会計監査 越畑 貞夫(12期) 〃 碓井 芳春(24期) 顧 問 関口 惟男 (2期) 〃 海老澤 芳夫(2期) |
規約の主な改訂内容 役員→「常任理事若干名」を置く 任期→「三年とする」 総会→「原則として三年に一回開催する」他
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事務局より ☆同窓生の消息につきましては、今年はじめに各期の理事の方に三十周年時に作成した名簿のコピーを郵送させていただき、訂正分についてご報告をいただきましたが、まだ、ご連絡をいただいていない期もありますのでよろしくお願い致します。 なお、同窓生の方で自分や友人の消息をお知らせいただける場合は葉書で事務局までご一報下さい。 *理事の方に変更がある場合も、あわせてご連絡下さい。 |
☆同窓会報の名称を募集しています。まだ、仮称ですので、良い名称がありましたらご一報下さい。 ▽編集後記→初めての会報作りでいろいろな方にご協力をいただきました。ありがとうございました。
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