Come on JTB B'z WAVE-GYM
第15回(1990.04.12)
…すみません、また頭ちょっと欠けです。
松本 : …B'zのギタリスト松本孝弘です。
稲葉 : 最近一皮むけたと言われている、稲葉です。
松本 : げほ、げほっ
稲葉 : あっ、大丈夫ですか、まつもとさん。
松本 : そうなんです、もう鼻がずるずる…
稲葉 : (笑)
松本 : 風邪をひいたみたいです。こんな状態なんで、稲葉君がんばってください
稲葉 : おっけー♪ じゃあ、今日の一枚目の葉書ですけども、これはMのちょびさんからですね。
『まっちゃん、稲葉さんハローです。突然ですがうちの父の話を聞いて下さい。うちの父は初めてB'zの曲を
見た時に「こいつら誰?」と私に聞いたのです。「え、まっちゃんと稲葉さんだよというと「まっちゃんと
稲ちゃん?」と言ったのです。 それからというもの、稲葉さんのことをずっと稲ちゃんといううちの父は長渕剛
の大ファン。長渕剛以外は認めないのです。だから私がB'zの曲を聞いていると「なんだこの歌、バカはしょうが
ないな」と私に言うのです。すっかり頭に来た私は「2人とも頭いいし、 長渕剛なんかよりよっぽど格好いいんだから」
と言いました。次の日私が帰ってくると CDにはB'zのバカと落書きがあり…』
松本 : あはははは
稲葉 : 2人の顔が真っ黒に塗りつぶされていました
松本 : あははははは…、…げほっ、げほっ
稲葉 : 大丈夫ですか(笑)。まぁ、しょうがないですね。
松本 : と言うわけで、今日も30分間よろしくおねがいします。
稲葉 : よろしくっ
−CM
稲葉 : はい、先日合歓の里にね、みなさん来ていただきまして本当にありがとうございました。
先週と先々週はみなさんの葉書を読めなかったので、今週はお便りを中心に読んでいこうと思います。
では、その前に、この曲から聞いて下さい。B'zでLady-Go-Round
♪Lady-Go-Round
稲葉 : …
松本 : はいっ、Lady-Go-Roundを聞いていただきましたけど
稲葉 : はい(笑)。
松本 : 今日は稲葉君中心でっていったじゃない(笑) [稲葉さんが進行を忘れていた模様(笑)]
稲葉 : あれっ、そうだっけ? じゃあ、合歓の里に行った方からの感想を…この人はですね、岐阜県の****さん。
『まっちゃん、稲葉さんこんばんは。行ってきました、合歓の里。もう超最高。 今思い出すだけでも、
涙うるうるで感激しました。初日から企画盛りだくさんの内容で 記念品までもらって』
…あったんですか?
松本 : …でしょうね。
稲葉 : 『本当山本さんに感謝しました。WAVE-GYMの公録ではまっちゃんの意外なイメージ を発見したり。
まっちゃんっていつもへらへらしているイメージがあったんですけど。 ちゃんとお仕事なさってるんですね。
気にさわったらごめんなさい』
松本 : 大変なんだよ、仕事って言うのはね
稲葉 : (笑) 『2日目のライブでは稲葉さんの目を見張る成長ぶりを見させていただきました』
…ですって
松本 : うん。
稲葉 : 『歌もうまくなったけれど、なによりも見せ方がうまくなっていた。ラストのF.O.Dとのイベントでは会場は
狂乱のディスコと化していました。私、このイベントに参加できて本当にうれしかったです。一人だから
どうしようかと思っていたけれど思い切って行ってみてよかったです。本当にどうもありがとう ございました。
お体に気をつけてがんばってください。 P.S 6月のコンサート楽しみにしています』
松本 : でもさぁ、僕たち実際に演奏していた側もさぁ本当に貴重な体験でしたね。
稲葉 : めちゃくちゃ楽しかった。
松本 : だって、あれ前日に曲決めたんだよね。
稲葉 : そう、クロスロードなんて本番いれて2回しか練習してないし。
松本 : ちょうどね、WAVE-GYMの公録やってた時にね、フェンスのクロスロードののビデオ見てね。
稲葉 : ああ、そうだよね。
松本 : それで、クロスロードやろうなんて話になって、それでその日の夜にリハーサルやって 結局、1回しか
リハーサルやってないんだよね。
稲葉 : 僕も、リハーサル見て格好いいなって思って
松本 : でもさ、ああいうのってあんまりやっちゃうと自分達が新鮮みがなくなっちゃうから。
それから稲葉もね、Rock'n Rollやりたいなんて言い出してね。
稲葉 : (笑) [これは、稲葉君が甲高い声で歌っていたあの曲でしょうか…(苦笑)]
松本 : 以外にもRock'n Rollがあれ、すごく時間がかかったんだよね。
稲葉 : 北島健二氏の異常なこだわりにより…(笑)
松本 : やっぱ健ちゃんのツェッペリンに対するこだわりっていうのはね、強力でしたからね。
稲葉 : 僕はあんまりこだわっていなかったんですけど。
松本 : ここはあと4小節で、2回目は6小節なんだよねっていう
稲葉 : ああ、そう(笑)
松本 : こだわりゆえにね、時間がかかってしまったんですけど 僕ら自信も非常に貴重な体験をですね、
…また来年やりたいですね。
稲葉 : だからこういう葉書をもらえるとですねすごくうれしいですね。去年やったでしょ、1回。
あの時は僕ってほとんどみんなと初対面だから
松本 : ああ、そうだよね。
稲葉 : 一人でいたでしょ(苦笑)
松本 : ただでさえ、口数少ないのに一段と口数少なくなってたからね。
稲葉 : (笑)。今年はね、みんな知ってる人だったから。すごくやりやすかったというか いやすかったですね。あの場に。
松本 : うちなんてすごくシンプルに、コンピューターとか使ってやってるじゃない。
だからまったくつかわずに、ああいうアナログだけっていうのもすごい新鮮だったよね。
稲葉 : せーのだったからね。
松本 : 今僕らもツアー中で、実際に同期を使わないでやってる曲なんかもあるんだけれど
稲葉 : ありますよね。
松本 : やっぱりああいう生の勢いってのもあるよね。
稲葉 : シンセなんかの曲と混ざってると余計新鮮に感じるからいいかなと思いますけど。 じゃあ次の葉書は?
松本 : じゃあね、さっきLady-Go-Roundを聞いてもらったので えー、ベンネーム…ペンネーム。
稲葉 : ベンネーム?(笑)
松本 : すみません、鼻がね、ちょっとやませまみ状態になってるんですけど…
稲葉 : はぁい
松本 : 『はじめまして松本さん稲葉さん。
私はLady-Go-Roundの詞のなかで1番の「火照るからだいつも夢中だった」とありますが』
稲葉 : それ2番。
松本 : ああ、2番なんだ…これ「番」っていう字違うよ。
稲葉 : そう言うこというとまた、嫌いって言われるよ(笑)
松本 : ああ、すげー、怒ってる人がいるんだよな。これ、…後で読もう。
『「火照るからだいつも夢中だった」とありますが、「ホテルからが、いつも夢中だった」
と聞き間違えて、稲葉さんはすごくエッチだと思いました』
稲葉 : それはね、聞く人の気持ち。
松本 : そうかな。
稲葉 : そう
松本 : 最近ね稲葉さんえっちだとか松本孝弘は女たらしだとか、…これすごいのあるんだよ。
稲葉 : ひどいなぁ、これは(笑)
松本 : これ2週に分けて読もうか、えーみゆきちゃん。
『B'z様方、稲葉君へ 最近松本さんは女たらしといううわさが広がり、めっきり女性とエッチができなくなり、
自分を押さえきれない余り、男の人にも手を出し始めたようです』
稲葉 : ははっ(笑)
松本 : 『ということで、稲葉さん気をつけて下さい。まっちゃんも無理しないで私の所に来ればいいのに
いくらでも頑張るから』
稲葉 : 好きなんじゃないですか、この人も(笑)
松本 : 『嫌らしいの好きだって言ったでしょ』
稲葉 : 女ったらしって言うところまではうわさ聞いてたけど…
松本 : なにが?俺が?!
稲葉 : 男に手を出したってのはまだ聞いてないなぁ。
松本 : 最近多いんだよなぁ、こういうの。男同士がどうのこうのとかさぁ…… こういうの読まなきゃいいんだよな(笑)
稲葉 : そうだよ(笑) そこまで計算しているのかもしれない、この人は。
松本 : みゆきちゃんは賢いよ。
稲葉 : 何言ってるんですか?(笑)
松本 : もう一枚あるんだ。えー
『Fuck off、ばっきゃろう、てめぇ、地に足つけろってんだ、ふざけんなちきしょう』
…いいんですか、これ全部読んで?
稲葉 : 読んでんじゃん(笑)
松本 : 『3月16日12時半からラジオを聴いていたら確かその男はもう29歳』
稲葉 : その男?(笑)
松本 : 『私の出した葉書はその男に読まれた、ペンネームはプラトーン。確かにその話はその男の価値を下げる物
だったかもしれない。でもはっきりペンネームと匿名希望と書いてあったのに、本名を読むなんてさすが
29歳 になるとオヤジだけあって、やることがひねくれてますね。それから稲葉さん、『おねがいします』
の後に何がなんて聞かないで下さい』
稲葉 : そんなこと言ったっけ?(笑)
松本 : わかんない。『でもオヤジって好きです。いやらしくて』
稲葉 : 結局好きなんじゃないすか。両方とも
松本 : この三重県のみゆきちゃんっていうのは、彼女自身がすごくエッチなんだよね。きっと。
稲葉 : うん、そうかもしれない。
松本 : そんなみゆきちゃんにね、B'zの曲を…
稲葉 : B'zじゃないじゃん(笑)
松本 : B'zじゃないじゃんねぇ。
稲葉 : これ、山本さんが悪いんだよ。
松本 : じゃあB'zの曲を聞いて下さいって書いてあるのに、実はこれ違うんですよ。 ハートです。ハートの新曲で
稲葉 : All I wanna do is make a love to you
♪All I wanna do is make a love to you byハート
稲葉 : えー、実はですね、僕たちB'zはですね、今レコーディングの真っ最中ですね
松本 : そうなんです、ツアーも行いながらのレコードも制作するというですね、非常にこのヘヴィな過程ゆえの、風邪の状態。
稲葉 : ほんと?
松本 : うん
稲葉 : …僕は? [不満そうな声]
松本 : なにがよ。それ、歳が違うもん、だって!!! [……まっちゃん(苦笑)]
稲葉 : そうか、そうか。そうですね。 [君も納得しないように(笑)]
松本 : ということで今話に出ましたけれど、5月の25日に発売を予定していますが。 シングルが一枚だそうかなと
稲葉 : そうですね。
松本 : きっと聞くとびっくりすると思うんですけど
稲葉 : そうね
松本 : それは、後々のお楽しみと言うことで。 今日も、なぜか、広報担当の鶴田君がですね僕の横にいます
稲葉 : ほんとだ
松本 : どうぞ
鶴田:こんばんは…
松&稲:(笑)
鶴田:…鶴田です。また、お知らせを聞いていただきたいんですけど。 …大したお知らせじゃないんですけれども
松本 : じゃあ、やめておきなさい
稲葉 : あはははっ(笑)
鶴田:いやっ、大事なお知らせなんです。
松本 : ああ、ほんと?(笑)
鶴田:今、B'zはツアー中なんですけれども……
松本 : だから僕の顔見てないで、マイクに向かってしゃべりなさいよっ
稲葉 : はははっ
鶴田:チケットがとれなかったというお便りとかをいただきまして。 B'zのね、ファンクラブというのがありまして
稲葉 : B'z Partyですね
鶴田:それに入るとチケットが優先的にとれると言うことで。入会の方法をここでお知らせします
<ファンクラブ入会手続きについて:略>
松本 : …以上ですか?
鶴田:以上です。……あっ
松本 : まだあんのっ?!
鶴田:それからですね… 岡山県の****さん。あのーおさるさんの、あめを送っていただきまして
松本 : (笑)
稲葉 : モンキーあめですね。
鶴田:みんなでいただきました。
松本 : さきほど、机の上にあったやつですね。
鶴田:そうです。ありがとうございました。
松本 : そう言うわけで、鶴田君のコーナーは…
稲葉 : 「コーナー」(笑)
松本 : 打ち止めにしたいと思いますが、次、曲にいってみたいと思います。Jane ChildでDon't wanna fall in love
♪Don't wanna fall in love by Jane Child
松本 : はいっ、Jane ChildのDon't wanna fall in loveに乗せてですね 久々の読みまくりいってみたいと思います。
稲葉 : はぁい。
松本 : じゃあ、稲葉君から
稲葉 : 「ようこ、数学がんばれ」
松本 : 「けいこ…」 [ちょっとマジな声]
稲葉 : あははは(笑)
松本 : …なんだよ 「コンサートで一緒に盛り上がろうよ」
稲葉 : 「ひろえ遅れたけど17歳のバースディおめでとう」
松本 : てんこっ、ならちゃん、すぎちゃんボディコンの服をありがとう、 B'zのコンサートに着ていくね」
稲葉 : 「ゆきちゃん17歳ののバースディおめでとう。6月2日のコンサートで待ってるよ」
松本 : 「さとえちゃん4月から社会人ですね。お仕事頑張って下さい 28日は大阪のB'zのライブで会いましょう」
稲葉 : 「くみこ、そろそろ忘れた方がいいよ。」
松本 : 「**たけゆき君、きょうこは今でも君が大好きだよ。と言っております」
稲葉 : 「まみ落ち込むな。星の数ほどのボーイフレンド、すぐに見つかるよ。」
松本 : 「がんばってギター続けろよ。弾かないとギターが泣いてるぞ」
というわけでこれはですね、**じゅんこちゃんですね。がんばってギターは続けて下さい。
稲葉 : うん
松本 : はい、ひさびさの読みまくりでした〜 −CM
稲葉 : はい、今夜のB'z WAVE-GYMいかがでしたでしょうか。 松本さん、早く風邪治して下さいね。
松本 : …わがりまじだ [鼻声]
稲葉 : (笑)。この番組ではみなさんからのお便りをお待ちしております。じゃあ、松本さんの方から宛先をどうぞ
松本 : うぉっほん(咳払い)……なぐぉやし……ひがしぐ…
稲葉 : はいっ、もういいですっ、僕がいいます(笑)。 郵便番号461−03、東海ラジオ放送、
Come on JTB B'z WAVE-GYMの係り まで、お便りをください。早く治して下さいね。
松本 : 最後ね、これ…
稲葉 : (笑)
松本 : 僕はね、好きでこうしゃべってるんじゃないんです。山本さんがね、Qシートにもう最初っからこうやって
書いてあるんです。来週までには風邪を治したいと思います。
稲葉 : 是非、治して下さい