B'z Beat Zone
1992.01.08
TOKYO FM系
DJ:松本 孝弘

松本:B’zのギターリスト松本孝弘です。
松本:92年、2度目の放送ですけどもね、みなさんお正月はいかがお過ごしだったでしょうか?
松本:まだね、お正月気分が抜けてないって人も沢山いると思いますけどもね、社会人の方々はもうとっくにね、
松本:仕事始めとか…新年の挨拶があったりだとか、もう今日あたりはね、通常通りの仕事に戻ってらっしゃると
松本:思いますけどもね、学生の方々はですねもうそろそろ新学期が始まったりとか、受験の方なんかはもうすぐ、
松本:大きな試験があるわけですよね。

松本:僕達B'zもですね、1月9日がツアーが始まりなので、お互い大事な時期、今年も頑張りましょう。
松本:…ということでですね、今週はですね、受験に合格したなんてお便りも来ているんでね。
松本:…これ、早いですね、お便り来ているのね。受験に合格したという…、例えば、去年のうちに内定している方
松本:なんかもいらっしゃるわけですね。なんてね、心から縁起がいい、ということでですね、お便りが来ている
松本:みたいなんでね、紹介しつつリクエスト、質問なんかにもね、お答えしたいと思います。
松本:30分間、よろしくお願いします。


−CM


松本:はい。それではですね、リクエスト沢山頂いてます。Wonderful Oppurtunityをまず聴いて下さい。


♪〜Wonderful Oppurtunity


松本:はい、それではですね、92年第2回目もですね、この方が…いらっしゃってます!

稲葉:………パテです    [ くら〜い声。出ました、パテ(爆) ]

松本:パテ?!(笑)
松本:君は、パテじゃないよ!!りっぱなゲストだよ!!!
松本:決して僕は、君の紹介を忘れてもう一回取り直したりなんかしないよ!!!! [ …取り直したんですね、まっちゃん(^^;;;]

稲葉:そうかなぁ…(笑)

松本:まぁ、あのー。パテこと、稲葉浩志君がですね…(笑)

稲葉:あははは(笑)

松本:ゲストに来てくれてますけどもね、先ほどねWonderful Oppurtunityを紹介する時にリクエストが
松本:沢山来ていると言ったんですけどね、あのー、このリクエストの中に受験がらみのね、話しが
松本:やっぱり多くてね。で、これから受験の人もいるし…

稲葉:そっちの方が多いでしょうね。

松本:うん。で、こちらにはですね、これは富山県のおかだよしえちゃんかな?受験番号3188648番。
    『私は、Wonderful Oppurtunityを聞いて、某短大に合格することができました。これもみな、松本さん、
    稲葉さん、サポータのメンバーのみなさんのおかげです。私は、初めての面接の練習の時、面接官役の先生に
    対して自分の思ってることを思うように口に出せず、そんな自分のふがいなさに自信をなくしてしまいました。
    おまけに、試験に対する緊張感と疲労感でどうしようもありませんでした。家に帰って、何気なく
    Wonderful Oppurtunityを聞いてみて涙がポロポロ出てきてしばらくとまりませんでした。
    私はなんか、これを聞いてふっきれた感じになり一発勝負の試験にのぞみました。
    おかげで、めでたく合格することができました。』

松本:すばらしいじゃないですか、おかださん!!

稲葉:よかったですねー。

松本:よかったね〜。他にはね、なんかこれから受験だって人がね結構いるんでね、でもね、そういう人って、
松本:受験を控えてる人達ってWonderful Oppurtunityのリクエストが多いんですけどね。

稲葉:本当ですか?シングルにしてみたら?

松本:いいかもしれないですね〜。

稲葉:(笑)

松本:受験シングル!

稲葉:珍しいですね(笑)

松本:今まではほら、バレンタインとかクリスマスにみんなシングルね…
松本:なぜこんな大事な受験の時にシングルがないのか?!

稲葉:ジャケットに『合格祈願』みたいに書いたりとか(笑)

松本:ねー。これは新たな企画ですね。2月あたりにWonderful Oppurtunityを受験スペシャルバージョンとかで…

稲葉:どんなんだよ、それは(笑)

松本:シングルカットしてみたら、みなさん元気付いてくれるんじゃないかと思いますけどね。

稲葉:でも、ほんとにね、あのー、そうゆうところで役立ってというか、元気になってくれるって
松本:うれしいですよね。

松本:そうですね。はい、それでですね、まぁ受験生の方々に限らずですね…
松本:そうだなどれいこうかな…、ん〜と(葉書選び中)…あ、これが面白いかもしれないな。
松本:例えばさ、年の始めってゆうのはさ、あのー、いろんなことを今年はこれやるぞとかあれやるぞとか
松本:あるでしょ、この人はですね多分、去年の話しだと思うんだけども東京都の私の彼は左利き…だったさん
    『突然ですが私、先月車の免許を取ったんです。まぁ、8月から通い始めて3ヶ月でやっと。』
松本:じゃあ、11月には取れてたんですね。

稲葉:うん

松本『今まで、車のことなんて興味ないって感じだった私ですがなぜ取ろうと思ったのか。訳は簡単!
    B゜zのお二人が車、車ってあまり言うもんだから…というのと、もう一つ。実は、こっちが本命なんですけど、
    彼のおかげ。すっごく車が好きで、いろんなとこ行って、隣に座ったりすると免許欲しくなっちゃった。
    始めは、怖くて不安だったけども、彼も励ましてくれたからどんなに怒られても、私が疲れて眠くても平気だった。
    今年の秋のドライブにも行けるし、クリスマスにはベイブリッジへ行けるし』


稲葉:なにぃ!

松本:行ったんですかねぇ。
    『今年の冬は決まりだわーなんて、内心ニヤニヤしてたんですけど、その秋のドライブもイロハ坂を一気に下って、
    冬が来て振られて…、そう、しまったんです。』

稲葉:おぉー

松本『まるで、心の中は、涙のイロハ坂・涙の落ち葉・日本海の荒波にもみくちゃになって。
    おかげで仮免は2回落ちるは、路上で歩行者をひき殺しそうになるは、だったり大パニック!!』


稲葉:(苦笑)

松本『そもそも、通い始めた理由があまりにもいいかげんな私だけど、あいつもあいつよ。免許取れたら、
    二人でどっか行けるねー、なんて言ってたくせにどーゆうこと?!友達には振られちゃって辞めたくなった
    なんて言えないし、自分がほんとに情けないしの毎日で嫌になっちゃったけど、なるべくいい方へって
    考えるようにして、やっと免許証を手にした時、ああ、ここまで頑張ってやってきてよかったなと一人で
    免許証に何回もキスしちゃった。』

って免許証にキスしたんですね

稲葉:なるほどね〜

松本『今度あいつの部屋の前に真っ赤なポルシェで、ちなみにあいつの車は黒のポルシェだったのです。
    乗り付けてやろう。なんて私はしつこい女なのかしら』

ってありますけどね。

稲葉:じゃあ、免許証とともに彼の思い出がずっとあるわけですね(苦笑)

松本:そうですね〜。まあ、この彼女はね、去年の話しなんだけどもなんかこうね、例えば今年は免許とるぞ
松本:とかさ、なんかさこうスポーツでもいいや、なんかやるぞとかねいろいろあるといいよね。

稲葉:免許証ってでもね、合格して、免許が来てってわかりやすくて感動もひとしおですよね。

松本:そうだよね。一人で部屋で何回もキスしちゃったって、よくわかるような気がしますよね。
松本:それだけに、やっぱり大変だからね…

稲葉:………なにが?(笑)

松本:いやいや、大変ですよ!特に、…例えば大人になって社会に出てからね、免許取ったりする人なんてね、
松本:学生時代みたいにテストというか人に採点されるっていうことがないじゃん、あれに対しての
松本:抵抗感というのがものすごくあるよね。

稲葉:「なんであなたに!」みたいな?

松本:そう、そう、そう。
松本:例えば点数として、僕達は仕事の評価いろんな形ででるじゃない。もちろん、オリコンで数字で出たりするし、
松本:だけどさ、100点満点であなたは何点ねってこうさ、ポンと置かれる感じって学生の時からあまりないじゃん、
松本:大人って。あれがね、やっぱたまんなくつらいと思うんだよね。

稲葉:なるほどねー

松本:学生時代っていうのは、こうゆうことに慣れてるでしょ。試験だって、いつも定期的にあるしさ。

稲葉:あ、そっか。俺なんか、学生時代に取りましたけどね。

松本:俺も18に取ったんだけどね

稲葉:そっか、そうだよね(笑)。よくわかりますよね、そーゆう気持ちが。

松本:なんとなくね、そういう気持ちはわかりますよね。

稲葉:もう、わかりやすくて。そういう気持ちはありませんでしたけどね…。

松本:まあね、今年はもう車の免許に限らずにね、みんなもね、いろんなことにチャレンジしてね、
松本:僕達もいろいろチャレンジしたいと思いますけどもね。
松本:では、アルバムIN THE LIFEの中から『快楽の部屋』を聴いて下さい。

♪ 〜『快楽の部屋』
♪ 〜もう一度キスしたかった


松本:はい、もう一度キスしたかったを聴いていただいてますけどね、この曲にはですね、沢山の方からリクエストを
松本:いただいてますけどね、昨年もですね、恋愛相談みたいなのありまして、やったりしてたんですけどね、今年もね、
松本:またみなさんのいろんな悩みをお葉書で下されば、僕らでよければねなんかアドバイス……、アドバイスってそんな
松本:たいそうなもんじゃないですよね。まぁ、こうした方がいいかなぁとかね相談にのることぐらいはできると思うんでね。

稲葉:そうですね、悩みっていうと、言っちゃって少し気が楽になってきたりとかありますよね。

松本:そうだな、結局決めるのは自分なんだけどね。
松本:それでね、あのー。ペンネームたかこさん山口県からですね、昨年だと思うんですけどね…
    『松本さんが読まれた葉書で、たかやまみなこさんと同じく私も先生に恋してる者です。みなこさんは7歳違いだ
    と言っていましたけど私の場合12歳違いです。私も17歳ですから、先生は29歳です。松本さんマイナス1歳と。
    だから、私の目の前には超えることの不可能な大きな壁があります。でも、みなこさんはきっと頑張れば、
    超えられるはずです。7歳違いという壁を今まで沢山の人がきっと、乗り越えていると思いますし、同じように
    先生に恋してる者として是非、みなこさんの恋に花を咲かせてほしいと思います。応援してます。
    このラジオを通して、みなこさん頑張れと松本さんの言葉で伝えていただければうれしいです。』

松本:と、ペンネームたかこさんからね、来てるわけですけど、こうやってリスナーの方同士のですね、橋渡しもできる
松本:というね、横のね、横のこーゆう繋がりが番組として持てるというのは非常にね、ありがたいですよね。

稲葉:すばらしいですよね。

松本:たかこさんみたいにね、番組で取り上げた問題に対してですね、なんか頑張ってとか、激励のお葉書なんかを
松本:いただければ、番組を通して僕のほうからね、言いたいと思いますのでね、是非みなさん今年も、こういった
松本:お葉書を沢山お待ちしております。…稲葉君は、悩み事とかないですか?

稲葉:(笑)なんですか急に。私の悩み事ですか…、そうですね、まぁ、しょっちゅうポツポツいろんな悩みが
松本:でてくるんですけど。…なんでしょうかね。

松本:今は、そんな大きなこう考え込むような、悩みはそんなないか。

稲葉:うん。まぁー、ちっちゃな悩みと言えば、コンサート1個やれば出てきますけど…。

松本:そうだね。

稲葉:まぁ、そうだし。レコーディングもそうだし、やれば絶対こう…悩みと言うか問題みたいのが
松本:出てきますからね、自分の中で。

松本:うーん。やっぱり、そうだよな。僕ら一曲作っても、一回コンサートやってもほんとに
松本:悩みっていうか、でてくるよね。

稲葉:うん

松本:で、それによっていろんなことわかって、改善されていってると思うんだけどね。
松本:まぁ、改善されていかなきゃしょうがないよね。

稲葉:結局、それが次の課題みたいになって、どんどん次にいけるんですけどね。

松本:まぁ、今年もね、ほんとにあのー、いろいろ悩んでもっと大きくなると

稲葉:ほぉ

松本:そうゆうことでですね、まったく悩みのないような曲を聴いていただきたいと思いますけどね(笑)
松本:あいかわらずなボクらという曲を聴いてください。


♪〜あいかわらずなボクら


松本:はい。いかがでしたでしょうか?新春、第一弾・第二弾とですね…

稲葉:あっという間って感じでしたね。

松本:あっという間ですよ!稲葉君をゲストにお迎えしてやってきたわけですけどね。

稲葉:埋まりましたかね?   [パテとして(笑)]

松本:いやっ

稲葉:埋めて埋めてせっけんのようになってるんじゃないですか(笑)

松本:(笑)でも、稲葉君もあれでしょ。やっぱり今、愛知地区でラジオやってるじゃん、ソロDJとして、
松本:…どうですか?番組一人でやってて。

稲葉:そうですね。もう、とりあえず向いてないなって…、最初そこからスタートしましたからね(苦笑)
松本:でもね、今僕には、ゲストがいないんですよ、松本さんなんかテープっていうか、メッセージ多いじゃないですか。

松本:あー、なるほどね。

稲葉:だから、それはそのやり方で慣れてていうかそれしか知らないんですけどね。
松本:ゲストが来たら来たで、面白いんじゃないかな。

松本:そうだね。ゲストの方がいらっしゃるっていうとね、よく知ってる人だとさ、例えば世間話から膨らませたりだとか、

稲葉:前田君なんか割りとね。

松本:そう、去年の前田君なんかもほんと昔からすごく知ってるからね、あれだったんだけど。
松本:例えば、初対面の人とかね、そういう時なんかだと非常にこっちが緊張しますよね。
松本:あまり失礼なこと言っちゃいけないなとかさ思っちゃうしね。

稲葉:いいですよね、非常に。出てる人とか。

松本:でも、話しているうちに初対面なのに、この人面白いなって、話しててね、すごいいいなと思える人が
松本:昨年は、沢山出もらいましたからね、今年もやっぱり稲葉君をまず皮切りに…

稲葉:(苦笑)

稲葉:えー、いろんなゲストの方をねジャンル問わずですね。今年はね、こうなったら音楽に限らず…

稲葉:僕が2回出ている間に次の人のスケジュール押さえるのにみんな必死に動いているとかなんじゃないですか?

松本:いや、そんなことはないよ!!だって、稲葉君なんて昨年の6月から押さえてるし、
松本:そーしないとスケジュールとれないって言うんだもん…

稲葉:俺なんて、押さえなくても…

松本:そんなことないですよ!
松本:はい、というわけですね、2週間どうもありがとうございました。またね……

稲葉:…また、なに?(笑)

松本:ゲストに…。最多出場ゲストとして…、

稲葉:来ますよ!

松本:パテ役として…来ていただけると、非常にうれしいんですけどね。

稲葉:最高のパテになります!   [ やけっぱち?(笑) ]

松本:(笑)今年の稲葉君は、面白いですね。
松本:はい、というわけでお相手は、B’zのギターリスト松本孝弘と

稲葉:ボーカルの稲葉浩志でした。


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2002.08.11 up

この書き起こしは砂名さんに協力していただきました。
砂名さんのHPはこちらです。