1992.1.1
TOKYO FM系
DJ:松本 孝弘
松本:新年明けましておめでとうございます。
松本:B’zのギターリスト松本孝弘です。92年初めての今週はですね、B’zの今年、わたくし松本孝弘個人の今年の…
松本:そしてですね、今年やっぱり一発目のゲストはこの人しかいないだろうということでですね。えー、「この人」を
松本:ですね今年92年のゲスト第一弾としてね、お迎えしておりますのでね後ほどご紹介したいと思いますけどもね、
松本:今年のですね、抱負めいたことなどなんかもね、いろいろと話していきたいと思います。
松本:まぁ、番組を聞いてる皆さんへの年賀状かねがねの新年のごあいさつということでね、30分間よろしくお願いしますっ。
−CM
松本:それでは、まず一曲。アルバムIN THE LIFEの中からですね、僕達B'zで、それでも君には戻れない
♪〜それでも君にはもどれない
松本:それでも君には戻れない、これはですね、富山県のM・Hちゃん、それからペンネーム受験生の私に励ましの言葉を
松本:石川県の方ですね、それから江戸川のきょうこちゃん、それからペンネーム自称パチプロ浪人生の妹、横浜の方から
松本:リクエスト頂きました。……それではですね、改めて紹介したいと思いますけども、この方です。
松本:明けましておめでとうございます!
稲葉:おめでとうございます。B’zのボーカリスト稲葉浩志です。
松本:すばらしいじゃないですか!新年早々、稲葉さんがゲストに来ていただけるなんて。
稲葉:そうですか?…あんまり、気を持たせるような紹介の仕方しないでくださいよ(笑)
松本:後ろで、誰だろう、誰だろう、昌夫さんかな?誰かなって、みんな思ってるんじゃないですか?
松本:そうですか?
松本:いやぁ〜、リスナーの方は「やっぱり稲葉さん、新年早々来てくれたのね」って喜んでると思いますよ。
稲葉:そうですかね。それって、隙間を埋めてく パテ のような存在ですか……、もしかして………。
松本:(爆笑)。いやぁ〜、かましますね、新年早々。
稲葉:そうですか?
松本:まぁ、昨年もほんとお世話になっちゃって、ほんとにB'zのポーカリストとして、B'zの顔として
松本:1年間僕を引っ張っていってくれたと思います。今年もね、ほんとよろしくお願いします。
稲葉:はい、よろしくお願いします(苦笑)
松本:マネージャーの鶴田、岩津共々ね、稲葉さんについて行こうと今年1年決めておりますのでね、よろしくお願いします。
松本:えー。今年92年のですね、僕達のまず仕事始めというのはですねもちろん、コンサート。
松本:昨年から続いてるね、IN THE LIFEツアーの後半まで…行ってないな。
稲葉:全然ですね、まだ。
松本:まあ、本当、再スタートといった感じかな。
松本:う〜ん。91年は、12月20日から23日の北海道地区のコンサートで終わったわけですけど
稲葉:ああ、そうですね。
松本:今年92年は1月9日の静岡市市民文化会館からね4月29日の沖縄コンベンションセンターまで、
松本:まさに92年もライブで始まるといった感じですけどね。4月のね、沖縄コンベンションセンターに
松本:行く頃にはきっと、暖かくなってますね。
稲葉:ツアー中に季節が変わっていくというのは、すごいですね。
松本:今も変わってるし、季節も変わるしね・・・・・。
稲葉:学生さんなんかね、あのー、高学年の方は卒業してますよね。もうね。
松本:そうだね。新学期とか就職ね、それから進学まぁいろいろあると思いますけどもね、まぁ、昨年ねアルバム
松本:IN THE LIFEが11月に発売されましてですね、ほんとみなさんのおかげでオリコンでも1位になることができて。
松本:IN THE LIFEで昨年のB’zの作品というのがね終了したわけですけどね、今年もですねもう本当にコンサートに、
松本:レコード制作に、ですねもう音楽一色の1年をですね送りたいなと、……なんか嫌そうな顔してない!?ちょっと?
稲葉:ぜんっぜんしてないですよ。
松本:なんか、仕事すんの嫌だな〜って感じしてない?
稲葉:ぜんぜん!
松本:年明けだよ!
稲葉:もう、ありがたいのかたまり!!
松本:だろっ!
稲葉:ですよ!
松本:そしたら、リスナーの人にはわかんないかもしれないけど、俺に表情でわかるように楽しそうな顔でやってくれよ。
稲葉:うっそ!すんげぇ〜うれしい!! [声ひっくりかえって、無理やりハイテンション(笑)]
松本:ほんと?
稲葉:うん
松本:昨年の年末から言ってたじゃない。ほら、キーボードの広本さんにも言われてたけど
松本:『稲葉君って何言ってもなんかリアクションがつまんなくて〜』 って
稲葉:(苦笑)俺、改心したじゃないっすか。
松本:自分から聞いたのにさ、「ふ〜ん」って話しが終わっちゃうんだよね。
稲葉:だから、比較的「ふ〜ん」とか「へ〜」とかやめてですね、今年から「うっそ!!」とかね。
松本:いいですね〜。
稲葉:「マジで!?」…これで、ちょっと対応します。
松本:どんな小さな事でも驚きをね……
稲葉:あのね、答える人に答えがえのあるリアクションを、…なるべくしようかなと思ってます。
松本:驚きと感激を持ってですね、リアクションしてもらいたいと思いますけどもね、そろそろじゃあ曲いきますか。
稲葉:うっそ!! […この辺、多分伝えきれないので機会があれば生で聞いてください。是非]
松本:(笑)おー。いいね、いいね。
稲葉:疲れますね…
松本:(笑) じゃあ、稲葉君からですね新年に相応しい曲紹介を。
稲葉:マジで!この曲いくんですか?!!
松本:(笑)
稲葉:ちょっと!どーしようかなぁ〜、B'zでWILD LIFE聴いて下さい。
松本:(笑)
♪ 〜 WILD LIFE
松本:はい。WILD LIFEをですね、新年にふさわしい稲葉君の曲紹介でね、聴いていただきましたけどもね
稲葉:はいっ。
松本:今年92年がスタートしたわけですけど、まぁ例えばさB’zの稲葉君としてまず、今年の抱負みたいなのを
松本:リスナーのみなさんに。
稲葉:そうですね。まぁ、なんと言ってもコンサートが終わってないわけですからぜんぜん。
松本:これはまぁ、たぶんいろいろねぇ、後のスケジュールのコンサートやっていく中で、B’zのボーカリストとして
松本:考えることが出てくると思うんですよね。で、きっといろんなことにぶつかると思うし、だからコンサートの中で
松本:いかにこう、体ごといろいろな問題とぶつかっていくかっていうのが「きっと」というのをステップに大きなカギに
松本:なると思いますね僕の中で。
松本:で、まぁ昨年はIN THE LIFEに限らずRISKYが一昨年からまたがってたり、Pleasureツアーがあったりしてたんですけどね、
松本:その数多くのコンサートとかね、レコード制作やってて、なんかレコード製作に限らずですねなんかをほんとに、
松本:僕と稲葉君の分担がはっきりしてきたような気がしますね、コンサートやってても。
稲葉:うーん。なるほどね……
松本:なんか、だから、今までってわりとレコーディングでさそーゆうこと言ってたじゃない。だから、コンサートでも
松本:すごい役割がはっきりしてきたような気もしますよね。今年まだまだ、あと50本・60本ぐらいかな?
松本:50本あまり続けていく上でなんかいい形になっていくんじゃないかと思いますけどね。
松本:えー、これ稲葉君にですけどね、葉書が1枚来ています。これはですね、神奈川県のさかてかずこさんからですね
松本:調布グリーンホールのコンサートにいらしたみたいなんですけどね、
『今回も終始エネルギッシュで、楽しいステージを本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
あのスクリーンのアイデアVery Good!女性ホルモンがピュッピュ出そう…』
稲葉:なに?!
松本:『思わず舌なめずりしちゃいそうですよ』
稲葉:マジかよ!
松本:『2人のライフをほんのちょっぴり覗くことが出来ました。昨年の12月11日発売のビデオに入っていたらいいなと
思いますがどーなのかしら。大満足です。が、一つ思ったことがあります。♪シンパイナイモンダイナイの所、フリが
新しいですよね?一緒にやりたいのですが、早くて「あー、わからない」と叫んでしまいました。歌に入る前にみんな
楽しく稲葉さんのご指導のもと練習して「さぁ、じゃあいくよ」と言って下さるとうれしいなぁ〜なんて、思いますけども。
これから寒くなって大変でしょうけどよいお正月を迎えてください。』
稲葉:あー、そうですね。あれはね、一曲目にやってるんですけども、あの曲の間ではなかなか覚えられないですよね。
松本:そうですね
稲葉:かといってあれ一曲目ですから、その前に説明するとなるとMCじゃなくて前説が必要になるという
松本:ことなんであれはどっかでね…
松本:司会があればね。
稲葉:音楽雑誌に分解写真かなんかをですね・・・・・。
松本:いいかもしれないですね。
稲葉:失敗しましたね、アルバムに付けとけばよかったですね。 早めに振り付け決めておいて
松本:そうですね。これさかでかおるさんにね、稲葉君の方から新年スペシャルプレゼントということでですね
松本:「さぁ、じゃあいくよ!」と言ってあげて下さいよ。
稲葉:「いくよ」って言ってどーすればいいんですか?
松本:いいんじゃないすか、こう…
稲葉:「じゃあ、…いくよ。」 [低めの声で]
松本:(笑)。こんな感じでいかがですかね。これが、稲葉君からの新年そうそうのプレゼントですけどもね、
稲葉:なんなんですか、これは…
松本:いやねまぁ、やっぱり去年なんかはさ、コンサート4月に終わって91年終わるなんてことを言ってたんですけど、
松本:やっぱり街とか世間が正月気分になると非常になんかやっぱり年が変わったんだなって気になりますよね。
稲葉:うん。逆にそういうところで判断するしかないって感じですけどね。仕事で繋がっちゃったりしてると、一週間の
松本:曜日がまずわかんないですよね。あとは、その寒いだの暑いだのそーいうの、まぁ関係ありますけどでも、
松本:でも、いろんな街でそーゆう状況見れてねなんかいいですよね。
松本:今年は、それで、プライベートのほうはどうですか?
稲葉:今年ですか?
松本:まぁ、昨年よく言ってましたけど去年病気がちだったんで今年はあんまり怪我のないように健康にいきたいですね。
松本:そうだよね。本当に健康って、もう一番ですよね。病気するとものすごく気弱くなりますからね人間って。
稲葉:病は気からっていいますけどね、精神面まで影響されてきてこう、どんどんいろいろ広がっていくのがね
松本:すごい嫌ですねやっばり病気はね。
松本:とにかくまず、仕事に支障をきたすということが非常につらいよね。病気になるとね。
稲葉:迷惑かけることになっちゃいますからね。
松本:はい。というわけですね、もう一曲アルバムIN THE LIFEから聴いていただきたいと思いますけどね、
松本:この曲にはですね、広島県のきむらじゅんこさん他沢山のリクエストいただいてます。憂いのGypsy、聞いてください
♪ 〜 憂いのGypsy
♪ 〜 エンディング
松本:いかがでしたでしょうかね。1992年の第一回目ということでしてね、B’zのボーカリスト稲葉浩志さんを
松本:ゲストに新年早々本当にお忙しいところ来ていただいてですね。
稲葉:(松本さんとスケジュールが)同じじゃないですか(笑)
松本:いや、稲葉さんは、もっと忙しいんじゃないかと思いましてですね(笑)
松本:僕達B’zはですね、1月9日の静岡から今年のツアーが再開するわけですけどね、今年も一年頑張りますのでね
稲葉:がんばろう
松本:みなさんほんとに応援のもとに去年ね、91年気持ちよく音楽活動できましたので今年も何卒僕らにですねお力を下さい。
松本:はい。よろしくお願いします。ということで、今日のBEAT ZONEこのへんでね、お別れしたいと思いますけど
松本:お相手は、B’zのギターリスト松本孝弘と…
稲葉:ボーカルの稲葉浩志がお送りしました。
-------------------------------------------
2002.08.11up
この書き起こしは砂名さんに協力していただきました。
砂名さんのHPはこちらです。