トランペット界最高の親睦会!?

20041020日(水)京都シンフォニーホールで、ハンスガンシュさん率いるウィーンブラスアンサンブルと、日本トランペット協会会長で元NHK交響楽団主席の北村源三先生をゲストに迎えた京都シティブラスアンサンブルの競演コンサートがあるという事で、わにさん、おっちゃんさん、ひろひろ大王さんと連絡を取り合って、拝聴しようと企てました。

 しかし当日は台風23号が直撃し、ウィーンブラスの皆さんが新幹線移動が出来ず、止む無く中止となってしまいました。中止が決まったのは夕方4時ぐらい。SHUNも既にホテルにチェックインしていましたので途方に暮れたのですが、折角京都に来たのだから、メシでも食べましょうと4人で四条河原町の居酒屋で落ち合いました。しかし台風が丁度その時間関西を通過していましたので、バケツをひっくり返したような暴風雨で、信号を渡るだけでも濡鼠になるぐらいでしたが、関西のおっちゃんラッパ吹きは逞しい!大いに食べて飲んで騒いでいました。

そうこうするうちに、京都シティブラスアンサンブルのメンバーで、わにさんおっちゃんさんの師匠にあたる野間先生から連絡があり、もうちょっとしたら合流可能という事で、河岸をヒロ野口さんもお気に入りの二条のBAR K6に移動して飲み直していたら、何と北村源三先生もご一緒にお越しになりました。一同直立不動でお迎えしましたが、大変気さくなご人格で親しく懇談させていただきました。先生のお飲み物はスコッチモルトのストレート!それも島モノ(アイラ)の芳醇なものをとアードベックをご所望でした。皆で乾杯をした後、更にご機嫌になられた北村先生は「ラッパを吹きましょうか?」と言い出され、一同手分けして周りのお客様に「実は高名な日本トランペット界重鎮の大先生がお越しですので1曲吹いていただいて宜しいですか?」とお断りを入れ、先生はおもむろにスーツケースからラッパを取り出そうとなさいました。そこで見たのは信じられない光景!燕尾服と下着の間にエアークションでごろりと包んだ全く磨いていない銀メッキのラッパが無造作に!!ケースに入っていないんですよ!スーツケースの下着の間にですよ!・・。

どれは!先生が東京芸術大学3年生の時代から使われていた「マウントバーノン」のバックでした。

それにしてもお世辞にも綺麗と云えないラッパでしたが、貫禄や年季という意味では凄いものでした。(勿論外観以外のお手入れはバッチリですよ)そしてリクエストに答え(ハッピーバースデイを)演奏された事に感激された若い女性のグループが記念写真を所望される場面もあり、先生は二つ返事でOK!本当に楽しそうでしたね。

SHUNナターシャにも興味を示され吹いていただきました。そして何と極めつけは「SHUNとの二重奏」でした。これも信じられない絵でしょ!?

 

 そうこうして23時に近づいた頃、北村先生の携帯電話にガンシュさんからご連絡。「今京都のホテルに着いた」との事。何やらドイツ語で話しておられましたが、電話を置かれると「今から都ホテルのラウンジへ行って彼らと合流しましょう。」と言われ一同ビックリ!早速お店の支払いを終え、いそいそとタクシー2台に分乗して出向きました。この頃には完全に台風は通り過ぎ、雨も風もおさまって好天になっていました。

ロビーへ着くとガンシュさん直々のお出迎え。流石にウィーンフィルにも留学されておられた北村先生は堂々の貫禄でご返礼でした。しかしドイツ語が本当にご堪能なので驚きました。(ロレツが相当怪しかったのでホンマに通じていたのかは不明ですが。)

 そうこうしてワクワクしてラウンジに降りていくと、あのウィーンブラスの皆さんが寛いでビールを飲まれていました。DVDCDの表紙で御馴染みのあの皆様方です。全員の方がわざわざ席を立たれて握手して下さいました。皆さんは最初我々の一団を京都ブラスのメンバーと勘違いされていたのですが、アマチュアのトランペッターと判明してからも、態度を変えずににこやかに懇談して下さいました。ドイツ語が話せない私達は、片言の英語とボディランゲージで何とか会話を試み、にこやかに1時間強過ごさせていただきました。

ガンシュさんにナターシャをお渡ししたところ、他のメンバーも興味深そうにご覧になりました。曰く「こんなラッパ見たこと無い!どこの国で作ってるの!いくらするの?」と質問が矢継ぎ早でしたが、ロータリーにしか興味が無いようで、吹きたいとはおっしゃりませんでした。(爆笑)

極め付けは、ガンシュさんと北村源三先生とSHUNとの3ショット!時刻は25時頃。大分お疲れですが、けど楽しい雰囲気であっという間に時間が過ぎました。

 

 さあそろそろ宿に帰ろうかと大王さんとわにさんと顔を見合わせていたら、おっちゃんさんが「もう帰れないから朝まで飲もう!」と言い出しました。なにやら脅し文句と懇願に負けて仕方なく(?)お付き合いする事にしましたが、ホテルの近くには飲み屋さんが有りません。酔った勢いでホテルの前で止まっていたタクシーに「すみませんが5人乗せてください!」とお願いしたところ「分からんように乗りや!今日はポリさんもおらんやろ?!」と気持ちよく〔爆)乗せて下さいました。可愛そうなのはノマ先生です。(ホンマに御免なさい!)しかしお付き合い宜しく、ご案内までしていただいて四条河原町へ逆戻り。大きな水槽があるアクアバーで飲み直ししました。

しかしこんな時間までマティーニやジンライム飲むか?!アル中になりますよ!SHUNはおとなしくテコニック(テキーラトニック)とカンパリソーダで締めましたよ。そうこうしてる間に27時も近づき体力の限界が来ました。(おっちゃんさんと野間先生はこれから200円均一の深夜バー(こんなん儲けないやん!?)に出向かれ、二日酔いへの道を一気に駆け上ったそうです。)(爆笑)

 

 SHUNは大人しく帰路に向かう大王さんに同乗させていただいて、タクシーで深草(ホテルのある場所)まで送っていただきました。大王さんはそれから生駒のご自宅(?)にお帰りになりましたが「大王さんタクシーの運転手さんに料金交渉出来ましたか?!」

 

 そのような楽しい一夜を過ごし、翌日も翌々日も感激余韻が覚めやらないです!本当に今から考えたら稀有で信じられない夜でした。ラッパ吹きの幸福ここに有り!楽しかったぁ!!ねえ。

ガンシュさんはじめウィンブラスの皆々様、北村源三先生、野間先生、ひろひろ大王さん、おっちゃんさん、わにさん、そして酔客を暖かく見守って下さったお店のスタッフの皆様、お客様、最後にご無理を申し上げたタクシーの運転手さん、本当にありがとうございました!又ね!!(爆笑!!)