城崎温泉外湯ランキング

 

城崎温泉が好きで、年に何度も湯治に行くSHUNですが、この度7つの外湯を全て堪能して参りました。(平成1814日)

全てが約1km以内にありますので、欲張れば7つ全てを一泊二日で入浴する事は可能なのですが、湯当りや交通の便の関係で、普通は一晩で三箇所ぐらいが限度のように思います。

 

特に一泊二食付きの旅館の場合、チェックインから夕食までの間、夕食後から22時の間、翌朝は朝食までの間(ホテルで発行してくれる外湯券はチェックアウト以降と午前10時から午後2時までは使用出来ないので・・。)が外湯を楽しめる時間です。

 

独断と偏見でお勧め外湯をランキング付けしましたので、ご参考までに・・。

 

☆特Aランク(2軒)

通常600円の入湯料金がこの2軒は800円です。それだけに施設も立派ですし、ドライヤーも無料です。100人以上一緒に入浴出来ます。

1)御所の湯

昨年7月に改装されたお湯で、露天風呂では滝が流れており、非常にリッチな気持ちで入浴出来ます。多分外湯一番人気だと思います。

2)さとの湯

JR城崎温泉駅に隣接したお湯で、外湯最大の大きさを誇ります。メイン浴槽は最大で、ミストサウナ、ジャグジー、3階に展望露天風呂とサウナがあります。洋風と和風が男女で分かれており、日替わりで交代になりますので連日行っても違うお風呂が楽しめます。畳敷きの広い湯上り場が有るのでグループで来ても待ち合わせが出来ます。無料の足湯もあります。

     Aランク(2軒)

3) 一の湯

外湯の中心に位置し、洞窟風呂が良いです。二階には広々した湯上りどころが有り、ゆっくりと寛げます。

4)鴻の湯

唯一の専用駐車場を配置しています。1時間は無料、以後1時間毎に100円の駐車料金ですから、こちらを拠点に外湯巡りを楽しむのも良いと思います。但しいつも駐車場は混雑しています。自家用車で宿泊湯治の方にお勧めは、朝一番(7時〜8時くらい)に行く事。駐車場も空いていますし、寒い冬でも湯冷めせずに朝風呂が楽しめます。

 

Bランク(3軒)

地蔵湯

こちらも老舗のお湯ですが、俗にいうごく普通のお風 呂。出来の良い旅館の内風呂といった様相です。

柳湯

こちらは狭い外湯です。30人も入れば満員になります。但し熱いお湯と、檜の浴槽は好みの方には結構はまるかも知れません。朝湯無し15時から。

まんだら湯

最下位にランキングしましたが、こちらもなかなかの湯質で十分に満足出来ると思います。但し狭いのと施設の老巧化が感じられたのでこのように記載しました。朝湯無し15時から。

 

湯治、外湯という温泉三昧が楽しめる情緒ある城崎温泉。どの外湯もがっかりする事はありません。ランキングを付けるのが申し訳無いのですが、数件しか回れない駆け足旅行の皆様のお役に立てれば幸いです。

 

     総合アドバイス

城崎温泉の外湯はタオル、バスタオルは常備していません。石鹸、シャンプー&リンスも無いところも有ります。ドライヤーも基本有料です。まずは宿泊される旅館の内湯で身体や髪を洗って行く事が大切です。外湯は浸かるだけという感じにした方が良いと思います。それとホテルや旅館の下駄で長く歩くと下駄ずれをおこします。指が分かれたソックスを履いていくと重宝します。

お湯の綺麗なのは朝風呂。一番お気に入りの外湯は朝一番又は午前10時以降良いです。夕方のピークは15時から18時。この時間はピーク期間(お正月やお盆)の場合、入場制限が有り、お湯も汚れている事が多いです。大型団体旅行(例えばバスツアーや修学旅行、大きな会社の慰安旅行)の時には、芋の子を洗うような状態になる事も有ります。

 

 

それと城崎は素泊まりで4000円ぐらいから旅館が有るのですが、お勧めはかの名旅館、大西屋水翔苑の素泊まりです。全館畳敷きで中庭にはかがり火が炊かれているこの旅館のビジネスプランはなんと5,000円より(リピーターの場合)外湯券もいただけ、リムジンで送迎していただけます。最高のお金の使い方で楽しめます。この旅館のホームページには外湯の利用方法をアドバイスしているページがあります。

夕食は地蔵湯から温泉街方面で2筋入ったところにある居酒屋樹々で、タイガースのお話をしながら美味しい料理を楽しむのが通です・・。(爆笑)

 

どうぞゆっくり城崎のお湯をお楽しみ下さいね。