神饌は神様に捧げるお供え物です。四季おりおりの新鮮な物を選ぶことが大切です。
お祭りの規模によっても量が変わりますが三方(供える台)5台から7台程度準備することが必要です。
(1台は大皿一盛程度)尚野菜の中には、ニオイの強い物(ニンニク・ネギ等)は除くようにします。

 お米は1升ほど準備して下さい。
 そのままお供えすることもありますが、よく洗って供えることもあります。

 酒は1升ほど準備して下さい。祭典後の直会(なおらい)にも用います。

 タイがよろしいが、その他の魚(頭付)でも結構です。
 小さい場合は2匹準備して下さい。

海 菜

 こんぶ・寒天・のり・ひじき・わかめ等、5種類程度。

野 菜

 大根・人参・ナス・キュウリ・ホウレン草等
 色どりを考えて季節のものを5種又は7種類程度。

果 物

 りんご・みかん・ぶどう・なし・バナナ等季節の物を5種類程度。

塩・水

 塩1合、水1合 程度


用語説明
直 会(なおらい)
お祭りの後で参列者が一同に会し、お神酒(みき)をはじめ御馳走を戴きお祝いを行うことを直会という。
ナオライは、神と人とが『直(なお)り合(あ)う』という意味で、神様の御霊(みたま)を身に受けようとすることです。祭典後簡単に盃でお神酒を戴くだけの場合もあります。

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